大気環境1
●大気汚染とは
大気汚染とは,工場・事業場における事業活動に伴って発生するばい煙や自動車排出ガスなどに含まれる汚染物質及び光化学オキシダントなどの二次汚染物質によって空気が汚れる状態をいい,人の健康や生活環境に悪い影響を及ぼします。
●環境基準
大気汚染物質の中には,高濃度で呼吸器系へ影響を及ぼすものや,低濃度であっても長期間曝露することにより人の健康を損なうものがあります。そのため環境基本法に基づき,人の健康を保護するうえで維持することが望ましい基準として,二酸化硫黄,一酸化炭素,浮遊粒子状物質,光化学オキシダント,二酸化窒素,ベンゼン,トリクロロエチレン,テトラクロロエチレン,ジクロロメタン及びダイオキシン類の10物質について環境基準が定められています。
●大気汚染の監視体制
本県では,大気汚染の状況を把握するため,図のとおり大気汚染常時監視測定局を設置し,環境基準が定められている物質を中心に常時監視を行っています。また,有害大気汚染物質については県内5ヶ所(鹿児島市を含む)で,常時監視を行っています。さらに,大気測定車を活用し,県内各地の監視を行っています。
■県内における環境大気監視状況(平成22年3月31日)
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