環境学習
●環境学習の推進
今日の環境問題に適切に対応していくためには,これまでの大量生産・大量消費・大量廃棄型の社会経済活動や生活スタイルを見直し,県民・事業者・行政がそれぞれの立場と役割において,自主的・積極的な取組を進めるとともに県民一人ひとりが家庭で,学校で,地域で,職場で自ら進んで環境問題に取り組むことが必要になってきています。このようなことから,環境問題の本質や取組の方法を自ら考え,解決する能力を身につけ,自ら進んで取り組む人材を育成するための環境学習が重要であり,県では平成17年3月に策定した「県環境学習推進基本方針」に基づき取り組んでいます。
また,県教育委員会では,環境教育に関する研究校を指定し,実践的な取組を進めるとともに,指導者の育成にも努めています。各学校においても「総合的な学習の時間」等を活用して,すべての小・中学校で,地域の特色を生かした体験的な環境学習に取り組んだり,各教科等との関連を図った学習を推進するなど,全教育活動の中で環境教育を行っています。
1こどもエコクラブ
「こどもエコクラブ」は,子どもが誰でも参加できる環境活動のクラブです。
県では,かごしま県民交流センター6階「生命(いのち)と環境の学習館」内に事務局を置き,市町村とも連携しながら「こどもエコクラブ」の活動がより広く展開し,さらに充実するよう,毎年,交流会やサボーターの研修会を開催するなど支援を行っています。
・平成21年度の登録状況
クラブ数93会員数2,151
サポーター(指導者)数276

○こどもエコクラブ交流会
2環境学習アドバイザー派遣
県では,市町村や企業,各種団体が実施する「環境学習講座」や「自然観察会」などに,環境についての有識者である環境学習アドバイザーを講師として派遣する制度を設けています。
平成21年度は,39団体2,264人の方に利用していただきました。

環境学習アドバイザー派遣
3その他
「屋久島自然体験セミナー」や「環境教育授業」を実施しました。

○屋久島環境文化村研修センター主催環境学習会
屋久杉ランド

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