平成13年社会生活基本調査(生活行動に関する結果2)
学習・研究について
「学習・研究」の行動者率(10歳以上)は29.7%で,全国平均を6.5ポイント下回っている。項目別では「介護関係」が全国を上回っている。平均行動日数は全ての項目で60日以上であり,中でも「人文・社会・自然科学」は94.6日と最も多い。
平成8年との比較では,比較可能な全ての項目で行動者率が上がっており,特に「商業実務・ビジネス関係」では,総数で11.3ポイント,男性で12.7ポイント,女性で10.2ポイント上回っている。
スポーツについて
「スポーツ」の行動者率(10歳以上)は71.7%で,全国平均を0.5ポイント下回っている。種類別に見ると,「運動としての散歩・軽い体操」が42.0%で最も高く,ついで「ボウリング」,「つり」となっている。また,「バレーボール」は6.7ポイント,「ソフトボール」と「つり」が4.2ポイント全国を上回っている。前回調査と比較すると「つり」,「スキー・スノーボード」,「ジョギング・マラソン」の行動者率が延びている。
平均行動日数との関連を見ると,行動者率が最も高い「運動としての散歩・軽い体操」は91.6日で最も多い。「サッカー」,「テニス」,「ゲートボール」は行動者率はそれぞれ,5.9,5.6,4.4%と高くないが,平均行動日数は56.8,60.9,49.9日と比較的多い。逆に「ボウリング」は行動者率は21.6%と比較的高いが,平均行動日数は4.6日となっている。
また年齢階級別では「運動としての散歩・軽い体操」は全ての年代で25%以上であり,「つり」も15~64歳と広い年代で15%以上の行動者率となっている。
趣味・娯楽について
「趣味・娯楽」の行動者率(10歳以上)は79.5%で,全国平均を6.4ポイント下回っている。種類別に見ると「趣味としての読書」が36.7%と最も高く,ついで「カラオケ」,「園芸・庭いじり・ガーデニング」となっている。また「趣味としての料理・菓子作り」,「園芸・庭いじり・ガーデニング」,「パチンコ」が全国を上回っている。前回調査と比較すると「映画鑑賞」は11.2ポイント,「趣味としての読書」は7.9ポイント上がっている。
平均行動日数との関連を見ると,行動者率が最も高い「趣味としての読書」は76.2日で最も多い。「邦楽(日本古来の音楽)」は行動者率は1.4%と高くないものの,平均行動日数は68.6日と比較的多い。逆に「映画鑑賞」は行動者率は29.2%と比較的高いが,平均行動日数は6.0日となっている。
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