更新日:2022年3月25日
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「学習・自己啓発・訓練」の行動者数は44万人で,行動者率は29.6%となっている。男女別に見ると行動者数は男性が29.8%,女性が29.5%で,男性が女性より0.3ポイント高くなっている。
行動者率は5年前に比べると,2.0ポイント低下している。これを男女別に見ると,男性が0.9ポイント,女性が2.8ポイント低下している。
年齢階級別に見ると,14歳以下,55歳以上で上昇しており,10~14歳,55~64歳で特に上昇している。一方15~54歳では低下している。(図1-1)
男女別にみると,15~44歳の年齢階級では女性が高く,14歳以下及び45~74歳の年齢階級では男性の方が高くなっている。(図1-2)
注)「学習・自己啓発・訓練」は,社会人の職場研修や,児童・生徒・学生が学業(授業,予習,復習)として行うものは除き,クラブ活動や部活は含む。
「学習・自己啓発・訓練」の行動者率を種類別にみると,「パソコンなどの情報処理」が10.3%と最も高く,次いで「家政・家事」が7.4%,「芸術・文化」が7.3%などとなっている。これを5年前と比べると,「英語」が1.7ポイント低下,「家政・家事」「芸術・文化」が1.4ポイント低下,「パソコンなどの情報処理」が1.5ポイント上昇,「英語以外の外国語」「介護関係」が0.2ポイント上昇となっている。(図1-3)
男女別にみると,男性は「パソコンなどの情報処理」が14.1%と最も高く,次いで「人文・社会・自然科学」が7.1%,「商業実務・ビジネス関係」が6.8%などとなっている。女性は「家政・家事」が10.2%と最も高く,次いで「芸術・文化」が8.6%,「パソコンなどの情報処理」が6.9%などとなっている。(図1-4)
「ボランティア活動」の行動者率を種類別にみると,「まちづくりのための活動」が19.3%と最も高く,次いで「子共を対象とした活動」が11.6%などとなっている。
これを5年前と比べると,「まちづくりのための活動」が1.5ポイント,「子共を対象とした活動」が5.5ポイント上昇している。(図2-3)
男女別にみると,男性は「まちづくりのための活動」が22.4%と最も高く,次いで「子共を対象とした活動」が10.7%などとなっている。女性も「まちづくりのための活動」が16.5%と最も高く,次いで「子共を対象とした活動」が12.4%などとなっている。(図2-4)
なお,種類別の行動者率では「高齢者を対象とした活動」,「子共を対象とした活動」,「まちづくりのための活動」,「自然や環境を守るための活動」が全国で最も高くなっている。
「ボランティア活動の」1年間の行動者数は,「まちづくりのための活動」が28万6千人と最も多く,次いで「子共を対象とした活動」が17万2千人,「自然や環境を守るための活動」が11万8千人などとなっている。
行動者について1年間の平均行動日数をみると,「スポーツ・文化・芸術・学術に関係した活動」が40.3日と最も多く,次いで「高齢者を対象とした活動」が26.6日,「障害者を対象とした活動が22.2日などとなっている。
「ボランティア活動」の行動者率を形態別にみると,団体等に加入して行っている活動が,加入しないで行っている活動よりも高くなっている。団体等に加入して行っている活動を形態別にみると,「地域社会とのつながりの強い町内会などの組織」に加入して行っている活動が最も高く,次いで「その他の団体」に加入して行っている活動などとなっている。(図2-5)
2-1ボランティア活動の種類別,男女別行動者率(EXCEL:16KB)
2-2ボランティア活動の種類別,年齢階級別行動者率(EXCEL:16KB)
2-3ボランティア活動の種類別,男女別行動者数と平均行動日数(EXCEL:17KB)
2-1ボランティア活動の種類別,男女別行動者率(PDF:15KB)
2-2ボランティア活動の種類別,年齢階級別行動者率(PDF:19KB)
2-3ボランティア活動の種類別,男女別行動者数と平均行動日数(PDF:27KB)
「スポーツ」の行動者率を種類別にみると,「ウォーキング・軽い体操」が35.5%と最も高く,次いで「つり」が12.7%などとなっている。これを5年前と比べると,「ウォーキング・軽い体操」が1.4ポイント低下,「ジョギング・マラソン」が0.2ポイント低下,「ボウリング」が9.7ポイント低下などとなっており,ほとんどの種類で低下している。(図3-3)
男女別にみると,男女共に「ウォーキング・軽い体操」が最も高く,男性は「つり」「ジョギング・マラソン」「ゴルフ」,女性は「ボウリング」「器具を使ったトレーニング」「バレーボール」の順となっている。(図3-4)
3-1「スポーツ」の種類別,男女別行動者率(EXCEL:20KB)
3-2「スポーツ」の種類別,年齢階級別行動者率(EXCEL:18KB)
3-3「スポーツ」の種類別,男女別行動者数及び平均行動日数(EXCEL:20KB)
3-1「スポーツ」の種類別,男女別行動者率(PDF:27KB)
3-2「スポーツ」の種類別,年齢階級別行動者率(PDF:23KB)
3-3「スポーツ」の種類別,男女別行動者数及び平均行動日数(PDF:29KB)
「趣味・娯楽」の行動者数は119万2千人で,行動者率は80.3%となっている。男女別にみると,行動者数は男性が55万8千人,女性が63万4千人となっており,行動者率は男性が80.6%,女性が80.0%で,男性が女性より0.6ポイント高くなっている。
行動者率は5年前と比べると,2.3ポイント低下している。これを男女別にみると,男性が2.7ポイント低下,女性が2.0ポイント低下している。
年齢階級別にみると,10~14歳が93.3%と最も高く,年齢が高くなるにつれておおむね低下している。5年前と比べると,35~44歳,65~74歳以外の年齢層においては低下している。(図4-1)
男女別にみると,25~74歳の年齢階級では女性の方が高く,それ以外の年齢階級では男性が高くなっている。(図4-2)
「趣味・娯楽」の行動者率を種類別にみると,「CDなどによる音楽鑑賞」が41.9%と最も高く,次いで「DVDなどによる映画鑑賞」が36.9%,「趣味としての読書」が32.9%などとなっている。これを5年前と比べると「CDなどによる音楽鑑賞」が6.6ポイント低下,「DVDなどによる映画鑑賞」が3.1ポイント低下などとなっており,ほとんどの種類で低下している。一方,「映画鑑賞」は0.2ポイントと僅かに上昇している。(図4-3)
男女別にみると,男性は「CDなどによる音楽鑑賞」が38.7%最も高く,次いで「DVDなどによる映画鑑賞」が37.1%,「テレビゲーム・パソコンゲーム」が30.9%などとなっている。女性は「CDなどによる音楽鑑賞」が44.7%と最も高く,次いで「趣味としての読書」が37.8%,「DVDなどによる映画鑑賞」が36.8%などとなっている。(図4-4)
注)行動者率が上位20の「趣味・娯楽」の種類を表章
注)行動者率が上位20の「趣味・娯楽」の種類を表章
4-1「趣味・娯楽」の種類別,男女別行動者率(EXCEL:24KB)
4-2「趣味・娯楽」の種類別,年齢階級別行動者率(EXCEL:21KB)
4-3「趣味・娯楽」の種類別,男女別行動者数及び平均行動日数(EXCEL:24KB)
4-1「趣味・娯楽」の種類別,男女別行動者率(PDF:35KB)
4-2「趣味・娯楽」の種類別,年齢階級別行動者率(PDF:42KB)
4-3「趣味・娯楽」の種類別,男女別行動者数及び平均行動日数(PDF:34KB)
「旅行・行楽」の行動者数は99万5千人で,行動者率67.0%となっている。男女別にみると,男性が44万4千人,女性が55万1千人となっており,行動者率は男性が64.2%,女性が69.5%で,女性が男性より5.3ポイント高くなっている。
行動者率は5年前と比べると,3.0ポイント低下している。これを男女別にみると,男性が4.7ポイント低下,女性が1.5ポイント低下している。
年齢階級別にみると,10~14歳が84.1%と最も高く,15~24歳で67.7%と大きく低下するが,25~34歳で79.2%と上昇し,35歳以降は年齢が高くなるにつれて低下している。(図5-1)
男女別にみると,65~74歳を除く全ての年齢階級で女性の方が高くなっている。(図5-2)
「旅行・行楽」の行動者率を種類別にみると,「行楽(日帰り)」が52.3%,観光旅行では国内が36.2%,海外が2.4%となっている。これを平成18年と比べると,「観光旅行(国内)」が1.8ポイント低下,「行楽(日帰り)」が2.9ポイント低下などとなっており,全ての種類で低下している(図5-3)
男女別にみると,国内及び海外の「業務出張・研修・その他」を除き,全ての種類で女性の方が高くなっている。(図5-4)
5-1旅行・行楽の種類別,男女別行動者率(EXCEL:18KB)
5-2旅行・行楽の年齢階級別行動者率(EXCEL:18KB)
5-3旅行・行楽の種類別,男女別行動者数(EXCEL:18KB)
5-1旅行・行楽の種類別,男女別行動者率(PDF:22KB)
5-2旅行・行楽の年齢階級別行動者率(PDF:17KB)
5-3旅行・行楽の種類別,男女別行動者数(PDF:16KB)
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