横瀬古墳
埴輪を有する日本最南端の前方後円墳。国指定史跡。鹿児島県曽於郡大崎町横瀬字エサイに所在し,志布志湾の海岸線より約1km入りこんだ標高約6mの水田中にある。墳長137m後円部径80m高さ10.5m,くびれ部幅58m,前方部最大幅88m,高さ11.5mで周囲には濠がめぐっている。後円部は削られて,竪穴式石室の天井石が露出している。
大量の円筒埴輪片・形象埴輪片(人物・鳥・馬・盾・草摺(くさずりなど)が墳丘・周濠跡より出土している。また滑石製品・須恵器(5世紀後半~6世紀初頭)なども見られる。なお,かつては周辺にも小円墳があったとのことだが,現在は残っていない。
パネルと埴輪片で古墳の紹介を行っている。
<小テーマ:古墳文化>主な展示資料
展示に関する情報
現在展示してあります(パネル)
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