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更新日:2022年12月23日

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伝ポルトガル人初伝火縄銃

〔個人蔵〕種子島開発センター【複製】

「伝ポルトガル人初伝火縄銃(複製)」画像


天文12(1543)年に種子島時堯(たねがしまときたか)がポルトガル人から伝授されたとされる火縄銃。これは銃身長692ミリ,口径17ミリ,肉厚3ミリ,銃身は鍛造で火門が鉄製。銃身の上部に銀と真鍮の象嵌が5箇所に施され柑子は箍状となっている。これらの形状は後の国産銃と異なるものであり古渡り南蛮筒の特徴をよく示しているといわれる。
『種子島家譜』明治11(1878)年2月15日の条には「西村時彦,鉄砲一挺を献ず。初め天文十二年,南蛮人鳥銃を法性公に献ずる也,時彦の遠祖西村織部丞もまた一挺を獲たり。去歳の戦ひに公室の蔵する所は兵火のために焼かれる。時彦之を聞き,乃ち己が家に蔵する所を献ず(以下略)」と初伝銃の消息が綴られている。

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