山本木遣り
旧根占町では、今から5・600年ぐらい前から、町内にある郷社(12社)の神社の鳥居が老朽化したり、台風で倒れたりした時、神社の鳥居を立て替える為の鳥居引きの行事が行われていました。その時の踊りが「木遣り踊り」です。
旧根占町は大きく3つの地区に分かれます。鳥居を立て替える神社の地元の地区は「鴨居」と言って、鳥居の上の横木の大きな木と「ぬき」を山から引きだし、他の二つの地区は両方の柱を競争で引き出します。神社に早く引きつけた方が価値のある左柱になるのです。
地元の鴨居は大きくて重たいのでなかなか引き出すのに苦労します。山から道路に引き出してから、鳥居引きをする男衆を元気づける為に、若い女の人たちがきれいに着飾って鳥居引きの前で踊りを踊って男衆を元気づけるのです。その踊りが木遣り踊りです。
公開日時
不定期
公開場所
開催風景
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