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更新日:2020年12月24日

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年末年始における新型コロナウイルス感染防止対策の県民の皆さまへのお願い

新型コロナウイルス感染症につきまして、本県では、3月26日に初めての感染者が確認され、4月から5月にかけて、全国的に緊急事態宣言が発令され、本県でも外出自粛や休業等の協力要請を行いました。
その後、一旦感染が収まりましたが、7月には、最初のクラスターが発生し、接待を伴う飲食店について休業の協力要請を行いました。その後、高齢者施設や与論町、医療機関等でクラスターが相次いで発生し、7月から8月にかけて感染者が大幅に増加しました。
11月に入り、クラスターの発生等により、再び感染者が増加傾向にあります。この間、県では、ステッカーの発行など、感染防止対策を推進するとともに、診療・検査医療機関や宿泊療養施設の確保など、医療提供体制の整備を図ってきているところです。
最近の感染状況については、12月に入り、徳之島の会食の場等や、出水市の学校、鹿児島市の接待を伴う飲食店、鹿屋市の大学サークル活動でクラスターが発生し、一日の県内での最多感染者数を更新するなど、一時、感染が拡大いたしました。
医療機関における負担感は、強くなっておりますが、現時点では重症者が1人であり、感染者には軽症や無症状者が多く、医療機関に入院している感染者は43人で、最大確保病床に対する占有率は13%となっているなど、医療提供体制が逼迫している状況に至っていないことなどから、(専門家の御意見も踏まえると、)警戒基準によるステージについては、ステージⅡの段階にあると判断しております。
県としては、ステージⅡの判断に基づき、現時点では、県境を越えた移動の自粛や飲食店の営業時間短縮など、県民の皆さんの行動を制限する段階にはないと考えております。
ただし、今後の状況変化によっては、ステージを引き上げることもあり得ると考えており、感染状況や病床の占有状況などについて、しっかりと緊張感を持って注視してまいります。
全国的には、首都圏や関西圏、中部圏を中心に、連日多数の新規感染者が確認されており、県民の皆さまの中には、これらの地域との往来について、迷っておられたり、不安に思われる方もおられると思います。
感染拡大地域を含めて、県境を越えた移動の自粛を求めることは考えておりませんが、感染拡大地域からの帰省については、体調管理をしっかりと行った上で来県し、基本的な感染防止対策を徹底するとともに、休暇を分散して取得するなど、混雑する時期を避けていただくようお願いします。
感染拡大地域に行かれる方は、今一度、必要性についてしっかりとお考えください。
感染拡大地域から来県される方も感染拡大地域に行かれる方も、移動の際には十分注意して、旅のエチケットなど、基本的な感染予防を必ず守ってください。発熱症状など体調不良の場合は、移動を控えて、きちんと診察・検査を受けてくださるようお願いいたします。
重症化しやすい高齢者や妊婦、基礎疾患のある方と会う場合には、特に注意してください。GoToイートにつきまして、年末年始における食事券の発行・販売の一時停止や、食事券・ポイントの利用自粛の呼びかけを行うかどうか、政府から判断を求められておりますが、現時点では行わないこととしております。
一方で、全国的には会食する際に感染する例が多く、忘年会・新年会を含む会食については、なるべく普段から一緒にいる人と少人数、短時間で開催していただき、「大声で話をしない」、「食べるとき以外はマスクを着用する」、「体調が悪い人は参加しない」など感染リスクを下げるようお願いいたします。
また、業種別のガイドラインの遵守等、飲食店等における感染防止対策を促進し、県民の皆さんにそのことを見える化するため、ステッカーを発行しておりますので、ご活用いただくとともに、飲食店等が実施している感染防止対策には利用客の皆さんにもご協力をよろしくお願いいたします。
初詣につきましては、混雑する時期や境内での三密などをできるだけ避けるようお願いします。
成人式等の年末年始のイベントについて、各地で中止や延期がなされているところもありますが、もし、年末年始にイベントを実施される場合には、人数制限等を行い、人と人との距離を十分に確保するとともに、入場時の検温や手指消毒、イベント時のマスク着用や大声を出さないなど、感染防止対策を徹底していただくようお願いします。
年末年始にお仕事をされる方もいらっしゃるかと思います。
これまでも、発熱などの症状があるにもかかわらず、勤務を継続してクラスターの発生につながった事例があったとの報告もあります。少なくとも症状のある方はきちんと診察・検査を受けてくださいますようお願いいたします。
また、休憩所や喫煙所、更衣室など、居場所が切り替わった場面で感染リスクが高まると言われておりますので、気を緩めることなく、感染防止に取り組んでいただきたいと思います。
インフルエンザの感染の時期を迎えつつある中で、より慎重な感染予防対策が必要となります。
また、感染経路不明の感染者が増えており、新型コロナウイルスの感染が身近なことになっている気がしております。無症状の感染者が自分の近くにいる可能性が高くなっているということです。
県民の皆さまにおかれては、いつ、どこで自分が感染するかもしれない、あるいは無症状のまま、周りの人にうつすことがあるかもしれない、という状況にあることをしっかりと自覚していただき、うつされない、うつさない、そのための基本的な感染防止対策を行っていただく必要があります。
改めて、三密を避ける、マスクを着用する、しっかり手洗いをする、人と人との距離を確保する、発熱症状など体調不良の場合は休んで、かかりつけ医や受診相談センターに電話で相談の上、診察・検査を受けるなど、感染防止対策を徹底してくださいますようお願いいたします。
最後に、厳しい状況、環境の中で、人命を守るため、現場の最前線で献身的な努力をしていただいている医師・看護師をはじめ医療関係者の皆さまなど、感染症対応に御協力をいただいている全ての方々に対しまして、心から感謝申し上げます。
併せて、感染者やその家族、治療にあたっている医療機関とその関係者等に対する不当な差別や偏見、いじめ等がないよう、正確な情報に基づいた冷静な行動をお願いいたします。
県民一丸となって、感染防止対策にしっかりと取り組み、危機感をもって行動し、「静かな年末年始」にご協力くださいますようお願いしたいと思います。

令和2年12月24日
鹿児島県知事
塩田康一

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