北薩管内における地籍調査事業について
1地籍調査事業とは
地籍調査事業は土地の基礎調査で一筆毎の土地について,地番,地目,境界の調査と登記簿に記載された所有者により,お互いの筆界を確定させたものを基に境界の測量及び面積の測定を行います。調査の成果は地籍図及び地籍簿として作成され,その写しが登記所へ送付され,登記所はこの成果を基に記載内容を改めることになっています。
また,地籍調査を行うことにより,土地境界をめぐるトラブルの防止,土地の有効利用の促進,災害復旧の迅速化,課税の適正化・公平化が図られるなどの効果があります。
2地籍調査事業の流れ
地籍調査事業は下図のような流れで行われ,登記完了までに3~4年位かかります。
一筆地調査:土地所有者の立会により一筆毎の境界確認等を行います。
地籍測量:一筆地調査を基に地球上の座標値と結びつけた測量を行います。
地籍図等の作成:一筆地調査や地籍測量の結果を基に地籍図や地籍簿を作成します。
成果の閲覧・確認:作成した地籍図や地籍簿の写しを閲覧に供し,誤り等を訂正する機会を設けます。
登記所への送付:閲覧の済んだ地籍簿や地籍図は登記所へ送付され,登記所で登記簿の書き改め,地籍図の備え付けが行われます。
3管内における地籍調査事業の状況
北薩地域振興局管内の地籍調査は平成27年度をもって完了しました。
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