更新日:2022年3月15日
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出水市高尾野町下水流にある東干拓の水田地域において,平成20年度からシートパイプによる浅層暗渠排水工事を実施しました。
シート状の製品をパイプ状に丸めて地中(田んぼや畑の下)に埋設して,排水処理を行う工法です。
(1)施工箇所水準測量
施工する水田の高さ(地盤高)を測定し,基準となる標高を決定します。
(2)ピット掘削
パイパーを設置する箇所の掘削を行います。埋設する深さ(水田の地盤高から,丸めたパイプの底までの深さ)は50cmで,その高さになるように掘削していきます。
(3)シートパイプの引き込み
パイパーの先端部分をブルドーザの後ろに取り付けて,引っ張っていきます。パイパーにより,パイプ状に形成されながら引っ張られます。シートパイプは勾配をつけずにレベルで敷設します。
(4)通気口
シートパイプ1本につき1箇所設置します。高尾野町で実施している水田の区画は短辺50m×長辺100mです。パイプは3m間隔で設置していきますので,水田1枚につき,約15本程度のパイプを埋設することになります。よって,通気口も1枚の水田に15箇所程度設置することになります。
(5)排水口,管理口
シートパイプ4本を1本の排水パイプに集約して排水します。
(6)ピット部の埋戻
詳細については,北薩地域振興局農林水産部農村整備まで問い合わせください。
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