ホーム > 健康・福祉 > 医療人材 > 医師確保 > 鹿児島県の医師確保対策 > 鹿児島県の医師確保対策の概要
更新日:2023年2月22日
ここから本文です。
鹿児島県は,温暖な気候の下,南北約600キロメートルに及ぶ広大な県土の中に,世界自然遺産に登録されている屋久島や亜熱帯の奄美群島をはじめ特色ある島々,個性ある歴史・文化に加え,豊富な温泉,南国ならではの豊かな自然など,多彩な魅力にあふれています。
しかしながら,全国的に医師不足が深刻化する中,当県においても,離島・へき地等における医師の不足や,特定の診療科における医師の偏在が見られ,医師を安定的に確保することが大きな課題となっています。(詳しくは,「鹿児島県の医師の現状」をご参照ください。)
このため,県民の皆様が住み慣れた地域で必要な医療を受けられるように,医師修学資金の貸与や,ドクターバンクの運営,鹿児島県初期臨床研修連絡協議会との連携など,様々な医師確保対策に取り組んでいます。
鹿児島県の主要な医師確保対策について,以下のとおりご紹介します。
離島・へき地の医療機関に勤務する医師を確保するため,医師修学資金を貸与しています。また,鹿児島大学医学部で開催されるオープンキャンパスに参加し,高校生を対象に,鹿児島県医師修学資金制度等の説明・紹介を行っています。
地域枠医学生の離島・へき地医療に対する理解を深めるとともに,医学的知識や技術等の修得を支援するため,離島・へき地における医療実習を行っています。
県外在住医師の県内医療機関へのあっせんや女性医師の復職支援などを行うため,「ドクターバンクかごしま」を運営しています。
将来,鹿児島での勤務を希望する医師を対象に,県内の医療機関を案内する視察ツアーを実施しています。
復職を希望する女性医師を支援するため,復職のための研修を実施しています。
また,県内の医療機関の女性医師に対する復職支援の取組を紹介しています。
県内における臨床研修医の確保とレベルアップを支援するため,県では,鹿児島県初期臨床研修連絡協議会と一体となって,病院見学補助事業や臨床研修医合同研修会の開催など,様々な取り組みを行っています。
鹿児島県初期臨床研修連絡協議会の活動等については,以下の「鹿児島県初期臨床研修連絡協議会」のページをご覧ください。
研修環境の充実による医師等の確保・県内定着を図るため,鹿児島大学における研修医等の研修拠点となる総合臨床研修センター等の整備を行いました。
鹿児島大学病院C棟8階にオープン(平成25年10月完成)
2階建13室の研修医宿舎を鹿児島大学病院の敷地内に整備(平成23年3月完成)
医師不足が特に深刻な特定診療科(小児科・産科(産婦人科)・麻酔科・救急科及び総合診療科等)に従事する医師を確保するため,特定診療科の専門(後期)研修を受ける医師に対し,研修奨励金を支給しています。
医師派遣の総合的な相談窓口となる「地域医療支援センター」が鹿児島大学病院内に設置されています。
よくあるご質問
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください