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ホーム > 産業・労働 > 林業・水産業 > 森林整備 > 森林保護 > 松くい虫被害の仕組みと対策 その1

更新日:2024年9月30日

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松くい虫被害の仕組みと対策 その1

1.松くい虫被害の仕組み

 

松くい虫被害は,「マツノザイセンチュウ」という体長1mmにも満たない線虫が松の木の中に侵入し,増えていくことで枯らします。

 

この線虫は自分自身では移動できないため,「マツノマダラカミキリ(以下「カミキリ」という。)」というカミキリムシにより,松から松へ移動します。

春から初夏にかけてカミキリが成虫になり松から飛び出しますが,このとき線虫がカミキリの体に乗り移ります。このカミキリが健全な松を飛び回り若い枝の皮を食べ,そのとき,線虫が噛み傷から松の中に侵入します。その後,線虫により弱った松にカミキリが卵を産みつけ,卵から孵化した幼虫は,夏の終わりから秋の間樹皮の下でやわらかい皮を食べながら成長し,蛹室を作り越冬します。

そして,また春から初夏にかけて成虫になり飛び出します。このようなサイクルにより松くい被害が広がります。

マツノマダラカミキリ

マツノザイセンチュウ

2.県内における被害状況

令和5年度における県内の松くい虫被害量は,約2千立方メートル。

R5松くい虫被害量の推移

 

松くい虫被害の仕組みと対策(印刷用)(PDF:315KB)

 

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