更新日:2024年12月12日
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11月25日,鹿児島きんかん「いりき」の鋏入れ式が,薩摩川内市入来町のきんかん園で開催されました。鋏入れ式では神事や来賓祝辞,テープカットの後,園主や来賓等が果実を丁寧に収穫しました。薩摩川内市のきんかんは昭和58年に栽培が始まり,現在,生産者39名,ハウス面積8.3haで本年産では2億円を超える販売額を計画しています。本年産は猛暑や台風の襲来,カメムシの発生などがありましたが,生産農家の努力により例年以上の品質となっており,高値での販売が期待されます。
11月19日,県農村女性リーダーネットワーク先進地研修が薩摩川内市のホテルグリーンヒル鹿児島で開催されました。会の運営は川薩地区の女性農業経営士組織さつまファームレディ倶楽部が行い,県内女性農業経営士・県関係者ら75名が参加しました。室内研修では,さつまファームレディ倶楽部の取組を紹介し,各現地では閉校跡地活用や茶工場の視察,ワークショップでは,プリザーブドフラワーを制作しました。研修会終了後は,交流会を開催し,五つ太鼓の演奏や各地区の紹介,抽選会など盛上り,大変有意義な交流ができました。
県内シクラメン生産者6名で組織する「鉢花経営者クラブ」は,現地研修会を開催するなど,栽培技術の研鑽に努めています。暑さを嫌うシクラメンですが,ヒートポンプの利用などで今年の猛暑を乗り切り例年どおりの仕上がりとなりました。川薩のクラブ員である薩摩川内市,さつま町4名の生産者でも,11月下旬から丹精込めて栽培したシクラメンの出荷・販売が始まり,県内をはじめ九州,関西の市場に出荷されるとともに,直接農園で販売する農家ではリピーター等多くの来園者で賑っています。
11月19日,川薩地区指導農業士会主催のニューファーマー営農塾(露地野菜部門)を開催しました。新規就農者,青年農業者,関係機関12名が参加し,対象者ほ場での現地検討及び室内検討を行いました。室内検討では農政普及課より情報提供後,対象者ごとに取組状況や課題等を発表し,指導農業士が助言,指導を行うなど相互検討を実施しました。参加者からは,新しい繋がりができ有意義な研修であった等の感想が聞かれました。農政普及課では今後も関係者と共に新規就農者等の育成,支援を継続します。
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