更新日:2023年11月22日
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令和5年9月14日に開催された県茶品評会経営改善コンクールの部で,薩摩川内市が3年連続で産地賞を受賞し,農林水産大臣賞を含む5点の入賞を果たしました。薩摩川内市茶業振興会では,6年前から品評会への取組を強化し,更新技術を活用した樹勢のある茶園づくりと自工場での出品茶製造を通じた生産技術の高位平準化を目指しています。今回の連続受賞は,日頃の生産者の継続した取組が評価されたもので,今後も農政普及課は生産者の品質改善の取組みを支援します。
令和5年9月22日,薩摩川内市農作業事故防止研修会が川内畜産センターで開催されました。農業者45人など関係機関を含めて62人が参加しました。室内研修会では,農政普及課から農作業事故の現状,消防局から事故発生時の対応,農業大学校から事故事例で学ぶ農作業事故対策をパワーポイントでそれぞれ説明しました。室外では農業大学校の職員によるトラクタと刈払機の安全点検方法の実演があり,具体的に作業工程が分かり理解できたと参加者から好評でした。
令和5年9月27日,県茶市場にて,薩摩川内市茶業振興会主催で12人の生産者が参加し,茶商による荒茶求評会及び意見交換会が開催されました。出品された一番茶を評価後,1点ずつ生産者が生産概要を説明し,茶商と意見交換を行いました。その後の全体意見交換会で茶商から,基本的には現在の芽格重視で浅蒸の生産を維持しつつ,海外向け生産や有機JAS・国際GAP認証の取得を進めて欲しいとの意見を頂きました。農政普及課は,今後も産地の方向性に基づいて生産者を支援します。
令和5年10月2日,薩摩川内市祁答院町に設置したスーダングラス実証ほ2番草の収量調査を実施しました。10aあたりの総乾物収量はリッチスーダン2.5t,ロールスィートBMR2.2t,ネオうまかろーる2.0t,ヘイスーダン1.6tの順でした。実証農家はスーダングラスの収量性の高さを確認できたため,次年度以降もロール体系に適した品種を継続栽培する意向です。今後は,飼料成分分析を実施するとともに地域への普及を図り粗飼料自給率の向上を図っていきます。
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