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更新日:2021年3月8日

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消火器を設置しましょう

火器とは、本体容器内に充てんされた消⽕薬剤を圧⼒により放射し、消⽕を⾏う容器です。

較的初期段階の火災において、消火する人が安全かつ確実に消火することができるもので,設置義務のない一般住宅等に設置される住宅用消火器と消防法令等で防火対象物等に設置される業務用消火器があります。

また,消火器のほかに,エアゾール式簡易消火具という消火具もあります。住宅用の消火器と同等の能力ではありませんが,家庭内で発生する天ぷら鍋の油の過熱による発火、石油ストーブの注油中の引火による火災、火の不始末によるくずかごの火災などの火災に有効です。

 

住宅用消火器の使い方については,総務省消防庁のホームページをご確認ください。

住宅用消火器の使い方について(外部サイトへリンク)

エアゾール式簡易消火具については,日本消防検定協会のホームページをご確認ください。

エアゾール式簡易消火具について(外部サイトへリンク)

計画的に更新しましょう

火器には,材質や安全率等を基に使用期限が定められていることから,消火器ごとに本体に表示されている使用期限等を定期的に確認することが大切です。

宅用消火器の使用期限(期間)はおおむね5年,業務用消火器の使用期限はおおむね10年とされており,住宅用消火器は薬剤の詰め替えができない構造となっていますので,特に注意してください。

また,消防法令に基づいて消火器の設置が義務付けられている建物等で、平成23年1月1日の規格省令改正により既に型式が失効している消火器を継続的に設置できるのは令和3年12月31日までとなっており,令和4年1月1日以降は、型式が失効した消火器の設置は認められませんので注意してください。

 

新旧規格消火器の見分け方については,(一社)日本消火器工業会ホームページをご確認ください。

 

新旧規格消火器の見分け方について(外部サイトへリンク)

次のことにご注意ください

消火器が風雨にさらされる場所や湿潤な場所等に設置されていないかを確認すること。
消火器の状態を点検し,腐食が進んでいるものは,絶対に使用しないこと。
不用になった消火器については,放射,解体等の廃棄処理を自ら行うことなく,回収を行っている事業者に廃棄処理(有料)を依頼すること。
特に,腐食が進んでいる加圧式の消火器は,容器破裂の危険性が大きいので,速やかに廃棄処理を依頼することが望ましいこと。

 

老朽化消火器は危険です

平成21年に,腐食が進んだ消火器を操作したことにより,消火器が破裂し受傷したと見られる事故が全国で相次いで発生しました。
消火器は,消火薬剤の放射に必要な高圧力に耐えられるよう,国の定める規格(「消火器の技術上の規格を定める省令」(昭和39年自治省令第27号)など)により製造されています。
しかし,使用期限が過ぎたものや,期限内でも腐食したり,キズ,変形があるなどの老朽化した消火器は,その強い圧力に耐えきれず破裂する危険性があります。

老朽消火器

廃棄方法について

消火器の不法投棄をなくし,法律を遵守した円滑で効率的な廃消火器の回収・リサイクルを進めるため,社団法人日本消火器工業会が廃棄物処理法の特例である広域認定制度を取得(平成21年12月28日)し,その運用に際して必要な業務を行う為に株式会社消火器リサイクル推進センターが設立されました。
該リサイクル推進センターにおいて,平成22年1月から,消火器リサイクルシステムの運用が開始されています。
火器の廃棄については,お近くのリサイクル窓口にご相談ください。
 
 
(株)消火器リサイクル推進センターが作成した事業所及び一般家庭向けのパンフレットをご参照ください。
 
 

悪質な消火器の訪問販売や点検にご注意ください

消防署の方から来た」「一般家庭にも設置義務がある」などと偽ったり,出入り業者又は契約業者を装って不当な価格で消火器の訪問販売や点検(薬剤詰め替え)を行ったりする業者がいます。
質な訪問販売や点検の被害にあわないように注意しましょう。
検業者の手口やトラブル防止のポイントについてまとめてあるパンフレットについて,総務省消防庁のホームページに掲載されていますのでご参照ください。
 

よくあるご質問

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危機管理防災局消防保安課

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