更新日:2022年6月21日
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県では,平成21年7月に「かごしま茶」産地力向上プランを策定し,プランに基づき,茶業の振興を図ってきたところです。
このたび,茶業を取り巻く現状や課題,これまでの取組の成果等を踏まえ,本県茶業の強みや潜在力(ポテンシャル)を生かし,「儲かる茶業経営」を実現するための基本的な方向性を示す指針として,「かごしま茶」未来創造プランを新たに策定しました。
本プランに基づき,生産体制の強化やニーズに対応した茶づくり等による付加価値向上,かごしま茶のさらなる需要拡大に向けた取組を進めてまいります。
「かごしま茶」未来創造プランの概要(PDF:213KB)
「かごしま茶」未来創造プラン(PDF:994KB)
【計画期間】
2019年度~2028年度の10年間
「品質・量ともに日本一の茶産地」の実現を目指し,平成21年度に策定した「かごしま茶」産地力向上プランの目標達成状況を検証しました。
項目 |
計画策定時 |
評価年度 |
||
平成19年度 |
平成30年度 |
平成30年度 |
達成状況 |
|
茶栽培面積 |
8,530ha |
10,000ha |
8,410ha |
84% |
荒茶生産量 |
24,100t |
30,000t |
28,100t |
94% |
農業産出額(生葉,荒茶の合計) |
278億円 |
350億円 |
(注3)293億円 |
84% |
持続可能な自立経営体の割合(注1) |
16% |
35% |
(注4)25% |
71% |
仕上茶での流通割合 |
30% |
35% |
27% |
77% |
「かごしまの農林水産物認証」等取得状況(注2) |
- |
50% |
(注5)65% |
130% |
(注1)販売農家数に対する5ha以上の農家割合,基準年は平成17年農業センサス
(注2)かごしまの農林水産物認証やISO,J-GAP等の第三者認証取得の茶工場割合
(注3)農業産出額:平成29年
(注4)農産園芸課調べ(5ha以上農家戸数割合489戸/1,935戸):平成29年度
(注5)農産園芸課調べ:平成30年9月末時点
新たなプラン策定に向け,茶生産者や茶商,県議会等への意見聴取を行いました。
【主な意見等】
・生産現場においては,労働力確保が大きな課題となっている。
・単に面積・生産量を拡大する計画ではなく,ニーズに対応した茶づくり,コスト削減など,「儲かる茶業経営」に向けた取組が必要である。
・規模拡大や機械・施設の老朽化への対応が必要だが,設備投資への不安感が大きい。
・生産対策だけでなく,販売促進やブランド力向上等の取組を強化する必要がある。
・お茶の機能性を前面に出したPR活動の強化や若年層への消費喚起が必要である。
「かごしま茶」未来創造プラン(案)について,パブリック・コメントを実施し,県民の皆様から御意見をいただきました。
【募集期間】
平成30年12月19日(水曜日)~平成31年1月18日(金曜日)
【提出された意見の件数】
12件(意見提出者数:8人)
【意見の概要と県の考え方】
意見の概要と県の考え方(PDF:47KB)
有識者等からの意見及びパブリック・コメントで寄せられた意見を踏まえ,「かごしま茶」未来創造プランを策定しました。
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