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更新日:2023年2月22日

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海・海辺

 

犬之門蓋(いんのじょうぶた)(天城町)

徳之島の天城町の海岸にある。長い年月にわたって季節風と波浪に浸食された断崖や奇岩が屹立し雄大な景観を見せている。
その昔、島に大飢饉(ききん)があったおり人畜に危害を与えた野犬を捕らえ、ここから海中に投じたことからこの名がついたといわれる。

犬の門蓋

 

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大島海峡(おおしまかいきょう)(瀬戸内町)

奄美大島の南部海岸と加計呂麻島の北部海岸に挟まれた、長さ約20km、幅2~6kmの細長い海峡。水深は50~70mと、深く、岸は岬角や湾入の多い典型的なリアス式海岸。奄美大島の古仁屋周辺には海中公園がある。
海峡内には、奄美大島側に曾津高崎・ネオン崎・皆津(かいつ)崎、加計呂麻側に待網(まちあみ)崎の4か所の灯台がある。この大島海峡は、戦時中は陸海軍の要塞や軍港として重要な役割を果たした。

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鹿児島湾(かごしまわん)

通称錦江湾(きんこうわん)。300万年前から100万年前にかけて陥没してできた鹿児島地溝に海水が浸入してできたといわれ、南北約80km、東西約20kmの細長い湾。湾中央部と湾奥部に水深200mを越す深みがある。湾奥部の最深点付近では、海底から火山性ガスが噴出し小気泡となって海面に出ており、たぎりと呼ばれる。鹿児島市と桜島の間の最も狭い所は幅約2.5kmしかなく、湾奥部は水の出入りのしにくい閉鎖性水域となっている。

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黒之瀬戸海峡(くろのせとかいきょう)

阿久根市の北西部黒之浜と長島の瀬戸との間、八代海と東シナ海を結ぶ約350mの海峡。潮の干満によって時速8ノットの急流となり渦潮が発生する。流れの早さから、古来「一に玄海、二に鳴門、三に薩摩の黒之瀬戸」といわれてきた。1974(昭和49)年、黒之瀬戸大橋が建設され、本土と長島が陸続きになった。周辺は阿久根県立自然公園に指定されている。

 

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佐多岬(さたみさき)(南大隅町)

北緯31度線から約1kmほど南に突き出した佐多岬は、九州最南端の地。岬近くの海上には、枇榔島(びろうじま)、大輪島(おおわじま)や岩礁が散在。ソテツ、ビロウ、アコウなどの植物群落があり、展望台からは、屋久島、種子島などを望むことができる。大輪島にある佐多岬灯台は、1871(明治4年)にイギリス人の設計で完成した日本最古の洋式灯台である。

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サンゴ礁(さんごしょう)

造礁サンゴを主体に、石灰藻、貝殻、有孔虫の殻などが集まってできた岩礁。水深40m以浅、水温25~30度などがサンゴ礁の成立する条件。鹿児島県では、奄美諸島に多く見られるが、甑島や宇治群島、佐多岬などでも見ることができる。

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志布志湾(しぶしわん)

大隅半島の南東部に位置し、宮崎県の都井岬と内之浦町火崎間を湾口とする大きな湾で、有明湾とも呼ぶ。南西岸の波見~高崎は肝属山地の断層崖である。志布志の沖、約5kmには亜熱帯植物群落のある枇榔島(びろうじま)が浮かび、日南海岸国定公園の一部になっている。志布志・柏原・内之浦の漁港を中心に、アジ・イカ・エビなどの漁業も盛ん。

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昇竜洞(しょうりゅうどう)(知名町)

沖永良部島・知名町にある昇竜洞は、上洞・主洞・中洞・下洞の4つの洞窟がほぼ一直線に連なる、全長3.5kmの大規模な鍾乳洞で鹿児島県文化財として天然記念物に指定されている。鍾乳洞は、石灰岩地域に見られる地下の洞窟で、地下水の溶食作用によって長い年月をかけてつくられる。沖永良部島をはじめ奄美諸島に多く見られる。

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田皆岬(たみなみさき)(知名町)

知名町の西北にある地上に大きく露出したカルスト地形の岬。アダンの林を抜けると、眼前に紺碧の海を望む40~50mの断崖絶壁となっている。岩に白く砕ける東シナ海の怒涛(どとう)は壮観である。

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千座の岩屋(ちくらのいわや)(南種子町)

太平洋に面した浜田海岸にある、千人を一度に収容できるほどの広さを持つ洞窟。波などの浸食によってできた。いくつもの出入口があるが、満潮時には海水が入り込み出入りができなくなる。周辺では海水浴も楽しめる。

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長目の浜(ながめのはま)(薩摩川内市上甑町)

甑島北部の大蔵岳東方の岬から東南へ広がる、長さ約4km、平均幅50mの砂洲。浜の内側になまこ池と貝池を抱く。また、周辺には遊歩道や展望台もあり、ここからの眺めは格別。

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フーチャ(和泊町)

沖永良部島・和泊町の国頭岬には、荒波に浸食されたサンゴ礁の奇岩が太古さながらの姿で続いている。フーチャは、この岩の間にある天然の洞穴で、潮の満ち引きの加減により海水を10m近くも空高く吹き上げる。

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吹上砂丘(ふきあげさきゅう)

日本三大砂丘のひとつに数えられる吹上浜の大砂丘。薩摩半島の西岸、東シナ海に面して南北約45kmにわたって、長大な弧を描いている。クロマツの防砂林で覆われ、自然遊歩道、キャンプ場、国民宿舎などのレクリエーション施設も整っており、海水浴、地引き網など雄大な海の自然を満喫できる。ウミガメの産卵地としても知られている。

 

吹上浜_1

吹上浜_2

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ムシロ瀬(むしろせ)(天城町)

徳之島の北端・天城町の海岸にあって、対岸にくっきりと浮かぶ奄美大島を遠望できる景観の地。その美しさは奄美十景のひとつに数えられている。海岸一面にムシロを敷き詰めたような岩石が広がっているところからムシロ瀬の名前がついたといわれている。

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百合ヶ浜(ゆりがはま)(与論町)

与論島の東、大金久(おおがねく)海岸の沖合2km、干潮になると自然に発生する白砂の浜。海水浴に格好の場所で、エメラルドグリーンの海中にはサンゴや熱帯魚の群泳が見られる。この百合ケ浜を抱く大金久(おおがねく)海岸一帯は、モクマオウ・アダンなどの亜熱帯植物が茂る絶好のキャンプ地で、南国情緒を存分に楽しむことができる。

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