ホーム > くらし・環境 > 廃棄物・リサイクル > ポリ塩化ビフェニル(PCB) > 8.昭和52年3月以前の建築物所有者の方へ(PCB使用安定器の確認・調査)
更新日:2020年6月30日
ここから本文です。
製造から40年以上が経過するPCBを使用した照明器具(安定器)が,劣化して(破裂し),PCBが漏えいする事故が発生しています。このような事故は一度調査してPCB使用安定器が存在しないとされた建物でも起きています。
漏えいしたPCBが人体にかかる危険性がありますので,昭和52年(1977年)3月までに建築・改修された建物で古い安定器が使用されていないか速やかに確認し,見つかった場合は取り外して交換してください。
PCB飛散・漏えい等事故の事例(環境省)(外部サイトへリンク)
昭和32年(1957年)1月から昭和47年(1972年)8月までに国内で製造された「業務用・施設用照明器具の安定器」には,PCBが使用されたものがあります。
なお,「電球」「丸型蛍光灯器具」「一般家庭用の照明器具」には,PCBが使用されたものはありません。
昭和52年(1977年)3月までに建築・改修された建物(事業所)にはPCB使用安定器が設置されている可能性があります。
鹿児島県では,県内のPCB使用安定器の保有状況を把握するため,古い建物を所有する事業者の皆さんに対して調査を実施しています。
PCB使用安定器を保有していないかどうか,事業所内を確認するとともに,本県が実施する掘り起こし調査に御協力ください。
PCB使用安定器の掘り起こし調査
同封した調査票を以下の報告先に回答してください。以下のファイルをダウンロードして回答することも可能です。
【報告先】
鹿児島県環境林務部廃棄物・リサイクル対策課(PCB担当)
郵送:〒890-8577鹿児島市鴨池新町10番1号
FAX:099-286-5545
メール:emsangyo@pref.kagoshima.lg.jp
照明器具内の安定器のラベル(銘板)に記載されているメーカー,型式・種別,性能(力率),製造年月等の情報から判別することができますので,詳細は各メーカーに問い合わせるか,(一社)日本照明工業会のホームページを参照してください。
一度調査してPCB使用安定器が存在しないとされた建物から,PCB使用安定器が新たに発見される場合があります。サンプル調査(抽出調査)を行ったことが原因と考えられますので,全数調査を行うようにしてください。
具体的な調査の方法は,「PCB使用安定器調査要領」に従ってください。
よくあるご質問
現在よくある質問は作成されていません。
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください