調所広郷の木像
調所広郷は重豪に登用されて重豪・斉興の命により財政改革をおこなった。藩の借金500万両を無利子250年賦とし,琉球貿易や奄美の砂糖の専売制を強化して藩財政を再建した。しかし,琉球を通じての密貿易が発覚し,その責任を負い江戸藩邸で服毒自殺したといわれる。この像は,家来であった海江田綱吉が調所を供養するために,嘉永2(1849)年につくらせたものである。
作者は,薩摩の彫刻家出目満徳(山下出右衛門)である。
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