更新日：2022年12月23日
ここから本文です。
異国船宝島来泊一件
文政7（1824）年7月，イギリスの捕鯨船が宝島（現・鹿児島郡十島村）に来着した。在番官らが出て応対したが，言葉が通じなかった。異国人は牛を欲しがったが在番官は拒否した。しかし，異国人は銃を乱射して，牛を奪取した。このとき，別の用途で宝島にいた横目・吉村九助が鹿児島へ報告したものである。この事件を契機に幕府は，翌年異国船打払令を公布して，鎖国体制を強化した。
よくあるご質問
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください