桜島の大噴火
1914(大正3)年1月12日,午前10時ごろ,まず桜島引の平付近で,ついで鍋山付近で爆発が起こり,高さ7千メートルに及ぶ大噴煙を上げ,噴煙は遠くカムチャツカ半島まで届いたといわれています。
また,流れ出た溶岩は烏島を埋没させ,瀬戸海峡が埋められ,桜島はこの時初めて大隅半島と陸続きになりました。流れ出た溶岩の量は,30億トンともいわれています。
焼けたり,埋まったりした家は1万2千戸に及びました。積もった灰は深い所で3メートル近くもありました。このため,1万6千名ほどが桜島からの移住を余儀なくさせられました。
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