加納知事の就任
加納久宜(かのうひさよし)1894(明治27)年1月,本県知事として着任して以来,1900(明治33)年9月までの6年8か月の長期にわたり県政につくしました。
当時は党争が激しく,県庁と議会も対立していました。彼は不偏不党をかかげ人事の公平を図り,本県をして全国の模範県にしようと,産業のあらゆる部門の改良・増産に,また教育の振興にも力をつくしました。
今日の県経済,教育の基盤を作り上げた功績は大で,「勧業知事」とたたえられています。「鹿児島県のことは冥土に電報せよ」と遺言したほど,鹿児島をこよなく愛した知事でもありました。
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