ホーム > 教育・文化・交流 > 文化・芸術 > 鶴丸城御楼門 > これまでのイベント・プロモーション > 明治維新150周年記念「鹿児島(鶴丸)城跡現地説明会」を開催しました
更新日:2021年1月12日
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県歴史資料センター黎明館敷地の一部となっている県指定史跡「鶴丸城跡」(昭和28年指定)においては,これまで,県が石垣保全のための修復やこれに伴う埋蔵文化財発掘調査を実施しているほか,鶴丸城御楼門建設協議会が御楼門建設に向けた取組を進めているところです。
石垣等の修復や発掘調査により明らかになった石垣や地下遺構の状況や,発掘調査の出土品等は,鹿児島の歴史や先人の高い技術等を窺い知ることのできる貴重な資料であり,また,今年は明治維新150周年の節目の年として,明治維新と深い関わりを持つ鹿児島の歴史・文化への関心を高める絶好の機会であることから,ぜひ多くの方々にご覧いただきたく,このたび現地説明会を開催しました。
上記説明会の案内チラシはコチラ(PDF:932KB)からダウンロードしてください。
県指定史跡「鶴丸城跡」において,県による石垣の修復やこれに伴う埋蔵文化財発掘調査の成果,並びに御楼門建設協議会による御楼門建設の取組など,県民に公開・説明する機会を設けることにより,石垣保全や御楼門建設などの取組について周知を図るとともに,鶴丸城跡に対する理解を深め,さらには,城跡を身近な文化財として,より広く親しまれ・誇れる存在とすることを目指す。
平成30年2月24日(土曜日)14時00分から16時30分まで
13時30分から15時30分まで県歴史資料センター黎明館正面玄関前
県歴史資料センター黎明館敷地内及び館内
どなたでも参加できます。
鶴丸城跡内の御楼門部の石垣や周囲の排水溝跡,埋蔵文化財発掘調査箇所などに設定した説明ポイント(計5箇所)を参加者に巡っていただき,県立埋蔵文化財センターの文化財担当職員等が遺構等について説明しました。
【説明ポイント】
(1)御楼門部枡形内(礎石,石垣(銃弾痕等))
(2)御楼門部天端部(石塁,排水溝跡)
(3)御角櫓跡周辺(庭園状遺構と御角櫓跡)
(4)御兵具所跡周辺(御兵具所と張番所跡)
(5)発掘調査遺物展示黎明館内(1階ロビー)
【当日の配付資料】
当日の配付資料は,コチラ(PDF:2,434KB)からダウンロードしてください。
当日は,天候にも恵まれ,県内外各地から452名の参加がありました。参加者の皆さんは,今年度の調査で発掘された庭園状の遺構や,島津家とキリスト教の関係を紐解く上で貴重なキリシタン瓦などのほか,石垣に残る西南戦争の銃弾痕や御楼門建設の取組などについて,県の文化財担当職員等から説明を受けるとともに,遺構の様子や遺物を熱心に見学していました。
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