更新日:2020年1月6日
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日時:令和2年1月6日(月曜日)午前11時00分~午後0時16分
場所:記者会見室(県庁5階)
(幹事社)
本日もよろしくお願いします。
本日は知事から発表事項があるということですので,よろしくお願いします。
(知事)
皆さん,新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
(知事)
まずはですね,燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会炬火リレーの,ルート・実施日ならびに炬火走者のTシャツのデザインを決定いたしました。
本年10月の燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会の開催まで,いよいよ9カ月余りとなっております。
炬火リレーにつきましては,両大会の開催気運の醸成を図り,県民の記憶に残る取り組みとするために,多くの県民,特に子どもたちの参加の下,本年8月の夏休みの期間中に全市町村で炬火をつないでいくこととしております。
このたび,リレーを実施いたします薩摩・大隅・離島3コースの各ルートと市町村の実施日ならびに炬火走者のTシャツのデザインを決定いたしました。
炬火リレーは,パネルにお示ししてありますとおり,東京オリンピック閉幕翌日の8月10日に採火を行い,翌11日に3コースでスタートし,炬火を各市町村一筆書きでつないでまいります。
Tシャツでありますけれども,オール鹿児島の取り組みとして,かごしま国体・かごしま大会の炬火が県下全域を巡るイメージをデザインしたものであります。大会を盛り上げ,参加者の記憶に残るものとなるように製作するものであります。
なお,3コースをリレーいたしました炬火につきましては,9月5日にアミュ広場で集火式を行うこととしております。
リレー走者につきましては,4月以降,市町村において一般公募等により選定することとしております。リレー走者の数は,現時点では未定でありますけれども,全体で数千人を超える参加を見込んでおります。
両大会の開会直前の気運を県内一円で,子どもたちをはじめ多くの県民とともに盛り上げていきたいと考えております。
今後とも両大会の成功に向けて,県民総参加の下,さらなる開催気運の醸成を図り,県民の記憶,特に次の世代を担う子どもたちの記憶に残る大会となるように,各般の取り組みを着実に進めてまいりたいと考えております。
(知事)
次であります。新春癒しの鹿児島とくとくキャンペーンを実施したいと思っております。
新年を迎えて,今年も県外から鹿児島に多くの観光客の方にお越しいただくために,1月15日から3月にかけて新たに観光キャンペーンを実施いたします。
キャンペーンでは,大手オンライン旅行サイトと連携して,県外在住の方がお2人以上で2連泊以上の鹿児島旅行をされた場合に,1予約あたり1万円の宿泊助成を行います。
併せて,期間中に同旅行サイトを通じて鹿児島旅行をされた方の中から,抽選で3名様に鹿児島の特産品をプレゼントいたします。
キャンペーンの名称は,新春癒しの鹿児島とくとくキャンペーンで,来週15日から3月までの期間で行う予定であります。
この機会にぜひ鹿児島にお越しいただきまして,冬ならではの鹿児島の魅力を楽しんでいただきたいと思っております。
また,現在,国際情勢などによる観光への影響をカバーするために,ゴルフ予約サイトと連携し,プレー代割引や特産品等をプレゼントする,冬春(ふゆはる)もあつあつ鹿児島県でゴルフ三昧キャンペーンも実施しております。
さらに,レンタカー割引や航空会社と連携したキャンペーンも含めて,さまざまなことを展開してたくさんの方に鹿児島に来ていただくように努力していきたいと思っております。
さらに,韓国のLCCのエアプサンが,昨日(1月)5日から3月1日にかけてソウル-鹿児島線で,1月23日から3月1日にかけてプサン-鹿児島線のチャーター便を運行することとなっております。
春には,日本最大級の城門となります鶴丸城御楼門の復元も完成予定であります。
また,東京オリンピック・パラリンピック,燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会など,大規模イベントの開催も予定されております。
これらの機会を通じまして,活用いたしまして,観光客誘致や周遊の提案など,引き続き関係機関・団体と一体となって,今年も積極的に観光客誘客促進に努めてまいりたいと考えております。
(知事)
行政庁舎の18階展望ロビーを新たに活用していきたいと考えております。
今月から,行政庁舎18階展望ロビーの活性化を図るために,イベントや展示,ワークショップなどのスペースとして広く県民や民間企業等の皆さんに活用していただくことといたしました。
そのために,活用の際の使用料につきましては,当面は無料としたいと考えております。ぜひ多くの皆さんに幅広く活用していただきたいと考えております。
また,これらの活用と併せまして,県におきましては,当面,県立農業大学校の農畜産物等の販売会などのイベントや,インスタグラマーによる写真展などのパネル展示を予定しているほか,県民の皆さんが気軽に使えるようなスペースも設けてまいります。
県庁18階ロビーにつきましては,県内で一番高い建物からの展望が無料で楽しめる場となっておりまして,夕日の光に山肌が浮かび上がる桜島,錦江湾,そして,夜は鹿児島市内の夜景をご覧いただける絶景のスポットでございます。
また,県庁舎から近い鹿児島港へのクルーズ船観光客も昨年度は30万人を突破するなど,今後も増加が期待されるところであります。そこで,これらの取り組みを通じまして,展望ロビーが県民の憩いの場,情報発信の場,交流の場などとして活用され,また,観光客にとって鹿児島の魅力発信ポイントとなるように努めてまいります。
これらの活用状況を踏まえながら,今後,展望ロビーのあり方についても考えていきたいと思っております。
【配布資料】(PDF:66KB)
私からは以上であります。
(幹事社)
それでは発表事項に関して,質問のある社はお願いします。
(記者)
18階の展望ロビーの活用についてお伺いしたいんですけれども,他県ではもう既にこういうイベント貸出であったりとかさまざまな活用が進んでいると思うんですけれども,県としてなぜ今取り組まれるのかというのを教えてください。
(知事)
これまでもですね,18階の展望ロビーにつきましては,各旅行会社の方に来ていただいてですね,これをツアーの中に組み入れていただけないかとかですね,さまざまな努力をするとともに,今までもですね,展示施設としていろんなものを展示してまいりました。そして今回ですね,さらに,今年は元旦からですね,初日の出を見るための場所としてですね,活用していただきたいということをPRして,今年は5百何十人ですかね,たくさんの方にあそこから素晴らしい初日の出を見ていただきました。
さまざまな面でですね,私も18階ロビーに,会議室も含めてですね,行く時はよくあるわけでありますけれども,その時にここの活用策をもっともっとですね,充実させる必要があるのではないかというふうに思ってですね,県としてもさまざまなイベントとかですね,そういったもので民間の方々に活用をもっとしていただくことが必要だというふうに考えてですね,今回,その活用策についてこういう形の中で発表させていただいております。ぜひ,この記者会見でですね,そしてマスコミの方を通じてですね,18階を活用するのだと,そしてあそこでイベントも開けるのだと,さまざまなことに使えるのだということを知っていただいてですね,そして県民の皆さま方のイベントの活用の場,そして憩いの場,そしてさまざまな集会といいますか,子どもたちが来ていろいろあそこで活動する場とか,そういった場に活用していただければありがたいと,そういうふうに思っております。
(記者)
当面の間無料ということですけれども,どの程度を想定されているでしょうか。
(知事)
私としては,どういうイベントにするのかとかですね,どういうものがあるかによって変わってくるのではないかなというふうには思いますけれども,私としては無料という形の中でできればなというふうには思っております。
(記者)
先ほど,展望ロビーのあり方を考えるというふうにおっしゃったんですけれども,具体的にどういうことでしょうか。
(知事)
今日お伝えしたとおりでありまして,イベントとかですね,県民の憩いの場とかですね,子どもたちがそこで遊ぶ場とかですね,さまざまなものに活用していただければありがたいと思っております。そういうのを,いろんなことを活用していただいた後にですね,一番どういうふうにすればいいのかということもまた考えていく必要もあるのかなと,そういうふうに思っております。まずはいろんなことに使っていただいて,と思っております。
(記者)
細かいことなのですけれども,年末に18階のレストランが閉まったと思うんですけれども,そのあとは何か話があるのでしょうか。
(知事)
そこも今,さまざまなことについて考えております。会議室ということにも使えるでしょうし,またあそこでさまざまな,集まっていただいて何か利用していただくことも考えられるし,またあそこで簡単な食事ができるような,そういった施設にすることも考えられると思います。その辺りを踏まえながら,今後さまざまな活用方策を考えていきたいと考えております。
(幹事社)
ほかにありませんでしょうか。
(記者)
新春癒しの鹿児島とくとくキャンペーンについてお伺いしたいです。まず,今回のは,国内に向けてのキャンペーンという理解でよろしいでしょうか。
(知事)
大手オンライン旅行サイトと連携しておりますので,大手オンライン旅行サイトを使っていただければこういうのが適用されるということになります。
(記者)
それは海外の方でも。
(知事)
だから,この大手オンライン旅行サイトを使っていただければ,それの対象になるということです。申し込んでいただければということです。
(記者)
海外の人が申し込めば。
(知事)
大手オンライン旅行サイトを使って申し込んでいただければ対象になるということです。
(記者)
じゃあ,国内外を問わずこのサイトを使えばということですね。
(知事)
そこを使っていただければ,ということになるということです。
(記者)
じゃあ,それでインバウンドの強化にこれがつながっているということですか。
(知事)
いずれにしましてもですね,今,国際情勢,おっしゃるとおりでありまして,その面で今度エアプサンが飛んで来てくれることにもなっておりますので,そういったものも活用しながらですね,この国際情勢の中でたくさんの方が来ていただく,また,国内の方々にもですね,この鹿児島の魅力をですね,もっともっと知っていただくための機会ということにもなっていくんじゃないかと思いますので,国内外を問わずですね,今年はたくさんの方に鹿児島に来ていただくようなですね,そういったキャンペーンみたいなものもこちらからどんどん仕掛けていきたいなと,そういうふうに思っております。で,たくさんの方に来ていただくような,また今年は国体もありますので,そういったものも,80万人くらいの方が来ていただくことにもなると思いますので,そういったものも生かしながら鹿児島の良さをどんどんPRしていければなと,そういうふうに思っております。
(記者)
インバウンドの観点でいくと,これはどういうふうな知事の中で位置付けといいますか,どれくらいの方が海外から来られるとか,そういう見通しか何か,見込みはあるんでしょうか。
(知事)
おっしゃるとおりですね,インバウンドを含めてですね,鹿児島には国際線が飛んでいるわけでありますので,ソウル線もありますし,また,台湾線もありますし,上海線もありますし,香港線もありますので,そういった方々が鹿児島に来ていただけるような,そういった取り組みをですね,これからまたさらに,これだけではなくて,強化していきたいなと,そういうふうに思っております。
台湾であれば,台湾の旅行者へのアピールとかですね,そこ辺りも行っていきますし,また,さまざまな所へのですね,こちらからアプローチをどんどんやっていきたいなと,そういうふうに思っております。
そうした中で,今回この旅行サイトをしていただいて,2人以上で2連泊以上旅行された方々には,1予約あたり1万円の宿泊助成という形も行っているわけでありますので,こういったものを使っていただいてですね,国内外からたくさん来ていただきたいなと,そういうふうに思っております。
(記者)
大手オンライン予約サイトというのはどちらになるのでしょうか。
(知事)
名前言っていいのかな。どうなんだろう。この場で言っていいの。
(観光課長)
はい,大丈夫です。じゃらんです。
(知事)
じゃらんだって。じゃらん。
(記者)
そのじゃらんさんが,海外からの予約というのはどれくらいあって,それが鹿児島にどれくらい来るのかというのは。
(知事)
ごめんなさい,それは後で事務方に聞いてもらっていいですか。
(記者)
わかりました。ありがとうございます。
(記者)
炬火リレーについて伺います。
48年ぶりの国体,一生に1回あるか2回あるかという,県民にとってはチャンスでもありますし,あと東京オリンピック(閉幕)の翌日から始まるということで,当然盛り上げというのが一番の狙いであると思いますが,その意義と,どのように盛り上げていきたいかという抱負をお願いします。
(知事)
鹿児島の国体の前に東京でオリンピック・パラリンピックが開催されることになります。そのオリンピックの興奮と感動をですね,引き継ぐ大会にしたいと,そういうふうに思っております。具体的には,オリンピックでメダルを取った選手にもですね,たくさん鹿児島に来ていただいて,そのオリンピック(でメダル)を取った選手のプレーを鹿児島で間近で見ることができるような,そういったこともできればなと考えておりますし,また,メダルを取ったときのユニフォームとかですね,そういったものを展示するとかですね,そういった方々との,ある意味では対話ができるとかですね,そういったこともできればなと,そういうものを非常に思っておりまして,そういったことを通じてですね,興奮と感動を引き継ぐような,そういった大会にしたいと思っております。
そして,鹿児島で48年ぶりにですね,今回国内最大のスポーツの祭典が鹿児島で開かれることになるわけでありますので,これがですね,子どもたちの記憶に残るような,そういったですね,大会にできないかということで,今,いろんなことを考えております。できればでありますけれども,この炬火リレーもそうでありますし,さまざまなイベントもそうでありますけれども,できるだけ子どもたちにですね,参加していただければ,というふうな思いも私自身は思っております。そしてですね,次何年後に開かれるかわかりませんけれども,順番からいえばまた48年後か半世紀後に開かれる可能性もあるかもしれませんけれども,そういった時にですね,太陽国体,およそ48年前の記憶というものも私も少しは残っておりますけれども,そういったですね,興奮・感動を記憶に残していただけるような,そういったものにしていければなと,そういうふうに思っております。
また,80万人を超える方々がこの鹿児島に来るわけでありますので,その時に,鹿児島は良い所だなと思ってもらえるようなですね,道路の整備もそうでありますし,また,花いっぱい運動もそうでありますし,ボランティアも含めてのおもてなしもそうでありますけれども,総合的にですね,鹿児島が良かったと思っていただけるような,そういった鹿児島にしてですね,鹿児島の魅力をですね,全国に発信できるような,発信するような,発信しなければならない,そういうふうに思っておりまして,この鹿児島国体を県民みんなでですね,オール鹿児島で盛り上げて,気運醸成してですね,成功へと導いていきたいと,そういうふうに思っております。
また,天皇杯,皇后杯をですね,取るべくですね,選手強化にも努めていかなければいけないと,そういうふうに思っております。
よろしくお願いいたします。
(幹事社)
ほかはよろしいでしょうか。
では,ないようなので,続いて県政一般の質問に移ります。
まずは幹事社の方から質問させていただきます。
(幹事社)
まず1点目が,去年1年間の振り返りというところを1点お願いしたいのとですね,加えて今年の抱負を伺えればと思います。よろしくお願いします。
(知事)
昨年はですね,私自身としては子育て支援とですね,そして高齢者生き生き支援,これが私の二本柱でありますので,その二本柱についてですね,全力で取り組もう,そう思って取り組んできた1年だったと,そういうふうに思っております。また,観光と農業が,これが鹿児島の基幹産業でありますので,この2つについてもですね,全力で,もっともっとよりよくしたい,そういう思いで取り組んできた1年だったと,そういうふうに思っております。
今年もですね,産み育てやすい環境をつくりたい,そして子育て支援には今年も全力で取り組んでまいりたいと考えております。また,年を取ることが辛い,そんな鹿児島であってはいけないわけでありますので,健康寿命を延ばしていく,そういった施策を取り組んでいきたいと,そういうふうに思っております。年を取ることは素晴らしいことでありますので,笑いをもって,そして生きがいをもって暮らせるような,そういった社会にしていく必要があるというふうに思っております。
また,農業の面からいいますと,TPP11,そしてEPA,そして日米貿易協定もそうでありますけれども,さまざまな面で国際情勢の大変革期を迎える年になるというふうに思っております。
私自身としては,守りを固めながら,そしてこの大変革期を逆に大きなチャンスと捉えて,飛躍的に鹿児島の農業が伸びる,稼げる農業への転換のチャンスではないかなと,そういうふうに思って,この農業の輸出に関して全力で取り組んでいきたいと,そういうふうに思っております。生産農家の皆さん,そしてさまざまな県民の皆さんのご努力によりまして,輸出額が過去最大規模を毎年更新してきております。おかげさまで香港への和牛輸出の8割が鹿児島産になりましたし,台湾も4割になっておりますし,アメリカも今回輸出額が増えるわけでありますので,これを大きなチャンスと捉えてですね,そしてオーストラリアへ輸出した初めての県が鹿児島県であります。これも非常に今のところ好調でありますので,こういった日本一を掲げながら,この素晴らしい,安心・安全でおいしい和牛を中心として,農畜水産物,アメリカへの水産物の輸出,ブリの輸出も好調でありますけれども,お茶も今年は全力で取り組んでいきたいと思っておりますし,さまざまなですね,農畜水産物の輸出促進に今年は全力で取り組んでいきたいなと,そういうふうに思っております。
また,観光もですね,国際情勢がいろんなことである中でですね,鹿児島としてはさまざまな努力をしながら,そして仕掛けをしながら,汗をかきながら,われわれとしてはたくさんの方が,インバウンド,そして国内から来ていただくようにですね,いろんな形の中で努力していきたいなというふうに思っております。
私自身は,今年の一文字につきましては,飛躍の「躍」という字を当てさせていただきました。鹿児島が躍進する,そして子どもたちが飛躍するような,そういう年になるように全力で,け死んかぎり走り続けたいと,そういうふうに思っております。
また,今年は,先ほど言いましたけれども,農業でも大変革期を迎えます。そして,観光の面でもですね,非常に,ある意味では今年は努力しなければならない1年になるのではないかなと思っておりますので,そういった意味からもですね,第2の荒波,維新が訪れてきているような,そして鹿児島からもう1回維新を起こすような,そういった気持ちでですね,鹿児島を元気にしていきたいと,そういうふうに思っております。
(幹事社)
ありがとうございます。
今年の抱負を今いただいたと思うんですけれども,どうでしょう,昨年で印象に残った出来事というか,県内的にも全国的でもかまわないんですけれども,印象に残った出来事というと,いかがでしょう。
(知事)
昨年もですね,さまざまなことがたくさんあった年ではなかったかなと,そういうふうに思っております。やはり,農業の分野でも,先ほど言いましたけれども,輸出額が過去最高を記録してきておりますし,また,国内ではですね,全国でも災害がたくさんあった年だったなと,そういうふうに思っておりますので,今年はですね,われわれとしては,減災・防災対策にですね,もっともっと力を入れていく必要があるなと,そういうふうに思っております。
また観光の面でもですね,先ほど言いましたけれども,国際情勢さまざまなことが起こる中でですね,われわれとしてはですね,そういったことを捉えながら,こちらからですね,どんどん仕掛けていく,努力していく,そうしなければならない年だったなというふうに思っておりますし,そのことを今年も引継ぎながらですね,ただ何もしなければ衰退するだけでありますので,こちらからいろんなことを考えてどんどんどんどん展開していく,仕掛けていく,そういった年になるようにしなければならないということを,昨年を踏まえて改めてそういうふうに感じております。
また,子育て支援,そして高齢者生き生き支援についても,全力で過去最大規模の予算を付けさせていただいて,今,取り組んできております。今年もですね,もっといろんなことができないかなと,さまざまなことを昨年を踏まえながら考えております。引き続きですね,生まれながらにして格差があってはいけない,だからこそ医療,教育,食,これについても力を入れていきたいと,そういうふうに思っておりますし,また,障害のある方々にとって過ごしやすいような,そういったものをもっとできないかなと,今年はもっと力を入れていきたいなと,そういうふうに思っております。
また,もうひとつはですね,やはり中小企業の活性化,元気なくして鹿児島の未来,元気はないと思っておりますので,その中小企業の皆さま方の対策,対応,支援策をもっと充実させていきたいなと,そういうふうに思っております。昨年もいろいろとありましたけれども,その延長線上に立ってですね,今年が昨年以上によくなるように,今年も全力で取り組んでいきたいなと,そういうふうに思っています。
(幹事社)
障害のある方への支援と中小企業の対策というところ,おっしゃったところですけれども,来年度予算の編成も,今,進んでいるところだと思うんですけれども,これは重点的にこれまで以上になっていくという理解でよろしいですか。
(知事)
今,来年度予算について編成,まさしく作業中でありますけれども,ひとつは子育て支援,これは3年連続ですね,過去最大規模の予算を付けさせていただきましたけれども,子育て支援,これは私の柱でありますので力を入れていきます。また,高齢者生き生き支援,これも私の柱でありますので引き続き力を入れて取り組ませていただきたいと思います。
そういった中でですね,障害者の方々にとってもっと暮らしやすいような,そういった社会をつくる必要がありますし,また先ほど言いましたけれども,中小企業対策というもの,これまでも進めてきておりますけれども,それをもっと集約させる中でですね,充実させていけないかなと,そういったものも踏まえながら,いろんな形の中で予算編成にもあたっていきたいなと,そういうふうに思っております。
(幹事社)
そういうものが事業として含まれる見込み,という理解でいいんですかね。
(知事)
だから,これまでも中小企業対策というものもやってきているわけでありますので,具体的に,今,編成作業中ですからあれですけれども,何というんですかね,総合的にということでお考えいただければと思います。
(幹事社)
予算の話なので重ねてもう1点あるんですけれども,財源不足も指摘されているところであります。どういうような解決策というのを考えられていますでしょうか。
(知事)
これも毎年,ある意味では必死で,今,取り組んでいるわけでありますけれども,やはり,まずは行財政改革を徹底させていくということが1つありますよね。徹底した行財政改革。そして,長くやっている事業の中でもう時代に合わなくなっているのがあるのではないかと。時代の変化,必要性,そういうことを捉えながらスクラップしていくことはスクラップしていくと。と同時に,スクラップするだけでは衰退するだけでありますので,時代の変化,ニーズに合ったものに関してはビルドしていくという,スクラップアンドビルドの精神の中で税源不足を解消すべく,今,必死に努力しているところであります。そういったことも踏まえながらですね,さまざまなことを努力しながら,財源不足解消へ向けて,今,全力で取り組んでいるということであります。
(幹事社)
来年度予算ですと87億円ですか,不足が指摘されているんですけれども,ここの点,どういうふうに補てんされるのかなというところが気になるところではあるんですが,いかがでしょうか。
(知事)
それも,今,全力で取り組ませていただいております。
(幹事社)
あと,本港区の関係でお聞きしたいんですけれども,(公募要項の)素案の方が先の議会で示されたと思うんですけれども,ドルフィンポートとウオーターフロントというのが,今,先行して募集する形になっていると思うんですけれども,ここを先行した理由と,足並みが全体として揃うのかというところの指摘が議会でもあったと思うんですけれども,その点の認識というのを伺いたいのですが,いかがでしょうか。
(知事)
まずはですね,見て来て感動する観光スポットですよね。それが必要だというふうに思います。インバウンドの方々,国内の方々もそうですけれども,鹿児島に来てですね,ああ,もう一回来たいと,そう思えるようなスポットというのが必要だと思っております。海外へ行っても必ずそういったスポットがあるわけですよね。だからそういった,錦江湾があって桜島が目の前にある,こんな素晴らしい所は,世界へ行っても鹿児島ぐらいしかないんではないかなと,そういうふうに思っております。
そのためにもですね,一番良いスポットとしてはウオーターフロントですよね。ウオーターフロントの所を歩くと,目の前に桜島がある。そしてその前には錦江湾があるという,そういった中で散歩をしたりとか,県民の憩いの場になったりとか,そしてそこでお茶を飲めたりとか,そして食事もできたりとか,そういった場ですよね。夜も,なかなかあそこは暗いので歩きづらいわけですよね,実際問題として。観光客,インバウンドの方々から,あまり夜歩く所がありませんねということも聞いたことがありましてですね,そういったことも踏まえながらですね,きれいなライトアップをして夜歩けるような場にもするとかですね,国際観光都市にふさわしいような観光スポットにするためには,まずはウオーターフロントとですね,その辺りとドルフィンポートの所も一体でありますけれども,ウオーターフロントを中心にですね,いろんな形の中で国際観光スポットとしてふさわしいような所にしていきたいなと,そう思って,先行的に,今やっているということであります。
(幹事社)
全体の中でもあそこは重要だというふうに。
(知事)
あそこがもう柱ですからね。
(幹事社)
あと,今後,課題になってくるところで,鹿児島市と周辺の業者の皆さんにどういう理解を求めていくというか,どういった形で理解を求めていくかというところなんですけれども。
(知事)
周辺の皆さま方とか経済界の方々ともですね,担当監を中心に意見交換を重ねてきております。また,鹿児島市ともですね,相互理解を深めていければなと思っております。やっぱり路面電車のこともありますし,そこ辺りは,日々,意見交換していかなければいけないと思っております。
(幹事社)
もう1点,ホテルと集客施設というところを条件として,前提として素案の中に入っていると思うんですけれども,この点を重視されるところの理由というのを改めて伺えますか。
(知事)
いわゆる国際観光都市にふさわしいような,そういったまちづくりをするためにもですね,できれば長期間滞在していただけるような,そして富裕層が泊まっていただけるような,そういったスポットになり得る所ではないかなと,そういうふうに思っておりまして,そのためには一体的にたくさんの方が来ていただくためにはそういった施設も必要であるというふうに思っております。総合的な観光スポットにしていきたいなと,そういうふうに思っております。
(幹事社)
ありがとうございます。幹事社からは以上です。
県政一般について,ほかに質問ございますでしょうか。
(記者)
本港区再開発に関して追加でお聞きしたいんですけれども,今,ホテルと集客施設を必須とした理由について,長期間の滞在と富裕層というのをターゲットに挙げられたんですけれども,例示するだけで必須とする理由にはちょっと弱いかなと思うんですけれども,公募要項に,こういう例もありますよと挙げるだけでなくて,何で必須にしたかというところを,強い理由というのは何だろうと思ったんですけれども。
(知事)
今,いろんな形の中で公募要項,素案があって,それで外部有識者等で構成する評価委員会を開催し,そのご意見を踏まえながら公募要項案を作成したいと考えておりますし,次回の定例会において公募要項案についてご論議いただき公募を開始するという形の中で,手順を今踏んでいるわけでありますので,こちらとしてはこういったものが必要だというふうに思っているということは,いろんな場でお伝えしているわけでありますので,そういったことを踏まえながら,今後,公募要項案,そして公募要項案についてご論議いただいた上で開始するとか,そういった今手順を踏んでいる段階でありますので。
(記者)
ということは,今後の議論次第では,必須ではなくて,例示という形になる可能性もあるということですか。
(知事)
私どもとしては,そういったものを念頭に置きながら,いろんな意味で事業者公募を開始したいと,そういうふうに思っています。
(記者)
念頭に置きながらというのは,必須の上でという意味ですか。
(知事)
そこ辺りは,応募していただく皆さん方もおわかりになった上で応募していただけるのではないかなと思っております。
(記者)
必須という条件を理解した上で応募してくるはずということですか。
(知事)
今,私が言ったとおりでありまして,まだ,今,公募要項の素案の段階でありますので,今後,そういったものを,評価委員会も踏まえながら,今後,詰めていく必要がありますから。それを踏まえながら,ということになっていくと思います。
(記者)
つまり,必須ではなくなる可能性もあるという。
(知事)
だから,今,言ったとおりであります。今は,まだ素案の段階でありまして,今後,評価委員会を開催しながらですね,そして議会の皆さま方のご議論も今後あるわけでありますので,そういったものを踏まえながら公募要項案というものもできていくわけでありますから。今,その前の段階でありますので。
(記者)
まだ素案の段階の話なので,やっぱり,つまり今の段階では必須になっているけれども,必須じゃなくなる可能性もある。
(知事)
何度も言って申し訳ないですけれども,ご理解いただければと思います。今,そういった議論の最中でありますけれども,私どもとしては,今,言ったことが事業のコンセプトといいますかですね,そういったものという形の中でご提案させていただくわけでありますので,そういったこともご理解いただいた上で応募していただけるものと,そういうふうに思っております。
(記者)
今の段階では,まだコンセプトの提案という状態であって,まだ公募要項にはなっていないので,やっぱり必須じゃなくなる可能性もあるというふうに捉えていいですか。
(知事)
いえいえ,だからそこはご理解ください。だって,今,手順を踏んでやっているわけですから。そこはだから,何度も言いますけれども,われわれとしてはそういったものが必要だと,そういったスポットにしたいということでご提案させていただいているわけでありますので。その辺りを踏まえながら応募していただけるものというふうに理解しております。
(記者)
県の考えとしては必須だと考えている,今考えていることを示している状態という。
(知事)
何度も言いますけれども,われわれとしてはそういったこと,スポットにしたいということでご提案させていただいているわけでありますから,それを踏まえて応募していただけるものと思っております。
(記者)
わかりました。あんまりわかってないんですけど。
同じ話題で,先月から素案を公開して事業者から意見募集を受け付けていますけれども,今,現状はどうですか。いくら,どのくらい意見がきているかとか,対話の状況とかはどうでしょうか。
(知事)
複数の民間事業者から意見を伺っていると聞いております。
(記者)
複数から。実際に会われた対話の数というのは,公表できますか。
(知事)
詳細については担当部局に聞いてください。
(記者)
わかりました。
住吉町15番街区についてなんですけれども,市長も,引き続き検討中というようなのを何回か回答されていますけれど,まだ一応お聞きしますけど,今までのところで鹿児島市からサッカースタジアムの活用について,協議の申し入れはありますでしょうか。
(知事)
今のところまだありません。
(記者)
わかりました。ありがとうございます。
(記者)
関連です。
知事は,あの場所にですね,ハイクラスのホテルが必要だというふうなことを述べられていると思うんですが,知事のイメージするハイクラスのホテルとはどんなホテルなんでしょうか。
(知事)
先ほど答弁いたしたとおりでありまして,できればですけれども,長期間泊まっていただけるような,そして富裕層の方も泊まっていただけるような,そういったホテルというふうにイメージしております。
(記者)
県が発表しているグランドデザインの中には,参考例としてインターコンチネンタルが出てくるんですが。
(知事)
そこはまだ決まっておりません。
(記者)
ということは,ある程度のキャパも必要ですし,ある程度の高さも必要だと思うんですが。
(知事)
そこは,そういうことを念頭に置いてやっているわけではありません。
(記者)
また,ハイクラスのホテルとなると,ある程度の集客をしないと。
(知事)
そうとは限らないんじゃないでしょうか。さまざまな所でありますよね。例えば,今,インターコンチネンタルがありますけど,インターコンチネンタルはいろんな所でそんな大きくなくてもやっているし,ほかのハイクラスの所も,そういったところもやってますよね。そういうことではないと思います。
(記者)
ということは,鹿児島市の景観条例,景観計画の中の範囲でホテルは建てられるという理解でよろしいでしょうか。
(知事)
今,事業者公募へ向けて要項案とかそういうことを作成しようというふうに思っているというか,そういう状況でありますので,いろいろさまざまなことを鹿児島市とも意見交換しながら対応させていただきたいと思っております。
(記者)
あそこを再開発することによって,読者からちょっと質問がきたんですが。
サマーナイト大花火大会は開催できるんでしょうかという質問がきたんですが,そこら辺どうでしょう。
(知事)
少なくともですね,数年,2年か3年かわかりませんけれども,更地のままになっていきますので,少なくとも2年,3年はサマーナイト大花火大会というのはできると,そういうふうに思っております。
(記者)
ということは,2,3年後はできなくなるかもしれないと。
(知事)
そこ辺りは,私としては今,どういう形の要項案になってまとめていくか,どういうものを造るかによって変わってくるのではないかなと思います。
(記者)
新総合体育館についてお伺いいたします。
昨年,知事は新たな候補地として県庁東側県有地を新総合体育館の新たな候補地と決められたわけですけれども,その件について,県議会の方でさまざまな議論があり,慎重な意見や,また選定に対する公平性についていろいろな意見がありましたけれども,議会の議論を知事としてはどのように受け止めていらっしゃいますか。
(知事)
議会の中でですね,本当にさまざまなご議論をいただいたというふうに思っております。それを踏まえてですね,委員長のほうからですね,次回,もう少し判断ができるように,精度,熟度を高めるための努力をしなさいということでありましたから,われわれとしてもですね,必要な努力をしていきたいと,そういうふうに思っております。
(記者)
その必要な努力というのは,どんなことでしょうか。
(知事)
議論を踏まえてですね,さまざまなご指摘もあったわけですよね。そういったご指摘を踏まえての努力ということになるのではないかなと思っております。
(記者)
例えば,指摘としては,早い段階で県民の声を広く聞く必要があるんじゃないかというような声もあったわけですけれども,そのようなことを今後されるつもりはあられるとか,そういうことはありますか。
(知事)
今,総合的にですね,どのようなことを,精度,熟度を高めるためにする必要があるということにつきましても検討している段階であります。
(記者)
検討している段階というと,必要な努力の中身は決まっていないということですか。
(知事)
今,さまざまなご指摘をたくさんいただいたわけでありますので,そういったものを一つ一つ踏まえながらですね,さまざまな努力をしていきたいと思っております。
(記者)
努力を,何かちょっと具体的な言葉にしていただけるとありがたいのですが。ちょっとわからないので。
(知事)
本当に,先ほどご質問があったとおりでありましてですね,さまざまな,たくさんのご議論があったわけでありますので,そういったものを踏まえながらですね,われわれとしてできることについては努力していきたいと,今のところはそう思っております。
(記者)
重なりますけれども,県民の声を広く聞く必要があるんじゃないかとか,中身とか機能とかの部分をもう少ししっかり議論したほうがいいんじゃないかという声がたくさんあったと思うんですけれども,それは知事もわかってらっしゃると思いますけれども,そこら辺について何か,そういう部分をしないと判断ができないというような声もあったと思いますが。
(知事)
それはもう,逆にさまざまなね,それだけではなくて,さまざまな議論があったわけでありますね。だから1つではないわけであります。ご議論がたくさんあったわけですから,どれについてわれわれとして努力していけるのか,ご理解いただけるのかと,そういうことを踏まえながら努力していきたいと,そう思っています。
(記者)
ちょっと努力の中身がちょっとよくわからないんですけれども。
来年度予算が来月にも発表されると思いますけれども,今年度,総合体育館については予算は付けなかったわけですけれども,来年度の予算には基本構想策定についての予算など盛り込むおつもりですか。
(知事)
予算に関しましてはですね,本当に今,予算(編成作業)のまっただ中でありますので,私の方から今コメントすることは差し控えさせていただきます。
(記者)
まだ決まっていないということでしょうか。
(知事)
今,本当に予算の作業中でありますので,ご理解いただければと思います。
(記者)
知事は,体育館をお造りになりたいと思っていらっしゃるんだったら,その思いをおっしゃっていただきたいんですけど。
(知事)
体育館につきましてはですね,長年の,ずっと懸案なわけですよ。ですよね。長年の懸案としてずっとやってきたわけですね。体育館を造ると決めた時から,体育館を造るためには5年か6年,設計も含めてかかっていくわけでありますよね。だからこそ,私としては,屋内競技団体の皆さま,そして今の県体育館の老朽化とか,さまざまなことを考えた時に,できるだけ早期に体育館を造る必要があると,そういうふうに思っております。そのためにも,今回,県庁東側という形の中でご提案をさせていただいて,そしてさまざまなご議論があったということでありますので,そういったさまざまなご議論を踏まえながら,われわれとして次の定例会に臨むべく,さまざまな努力を,今,企画部を中心に検討しているということであります。
(記者)
次の定例会へはどういう持って行き方をされるんですか。
(知事)
それを聞くんですか。
(記者)
はい,ちょっとよくわからないので。
(知事)
今,次の定例会へ向けて,熟度,精度を高めてほしいという委員長のお言葉でありましたから,それへ向けてわれわれとしては努力していきたいと思っております。
(記者)
議会も慎重意見がいろいろある中,隣接する民有地の取得を目指していらっしゃるわけですけれども,その南日本放送さんとの土地の譲渡協議については,どのように考えていらっしゃるんでしょうか。
(知事)
現在はですね,先の定例会でのさまざまなご議論があったわけでありますので,そういったご議論を踏まえてですね,われわれとしては熟度,精度を高めるための努力をしていきたいと。そのための,どういう熟度・検討を進めていくかということについて,今検討しているという状況であります。
(記者)
現段階で,公式に土地譲渡の申し入れをされたということはないんですね。
(知事)
公式に譲渡を申し入れたということは,まだありません。
(記者)
じゃ,今段階では何もアクションを起こされていない状況ということでしょうか。
(知事)
今のところは,公式に譲渡を申し入れたことはありません。今後につきましてもですね,さまざまなご議論が本当にたくさん県議会で出たわけでありますよね。だから次の定例会で判断ができるような精度・熟度を高めるための努力をしてほしいということでありますので,そういった判断ができるような努力というものを今後は進めていきたいなということで,今,どういう努力をするかということを検討しているという状況であります。
(記者)
関連で。
次の議会で判断するために努力してほしいという委員長からのお話,知事としては次の県議会定例会で判断してほしいという思いはおありでしょうか。
(知事)
私というよりもですね,鹿児島県といたしまして,県庁東側の土地というものを,さまざまな比較をして,そしてもう1つは,運動施設がたくさんある,その運動施設がある所に新たな運動施設を造りますよと。そうすると一体化もできますねと。だからご理解いただけないでしょうかということを,先の定例会でお示ししたわけであります,県としてですよ。そういうことを踏まえながら,もう少し熟度,精度を高めてくださいということでありましたので,次の定例会へ向けてわれわれとしては,そのために判断できるような,そういった熟度,精度を高めるような,そういった努力をしたいと,今,そういうふうに思っています。
(記者)
知事としては次の議会でどちらか,しっかり,東側で進めていいのかどうなのかというのを,議会で答えをほしいという思いですか。
(知事)
これはもう,先ほども申しましたけれども,県としては比較をして,そして何度も言いまして申し訳ないですけれども,運動施設の中に運動施設を造るわけですから,理解していただけますでしょうかということで,先の定例会でお示ししたわけでありますので,そういったことについて,議会の方が主体的になるわけですから,私というよりもですね。議会の方として判断できるような,熟度,精度を高める努力をしてほしいということを言われているわけですから,まずはわれわれとしては,その判断するような熟度,精度を高めるような努力をするということに尽きるのではないかと思っております。そこをまず一生懸命やりたいと思います。
(記者)
結果として努力して,次,決まらなければまた次の委員会ということになるのか。早く,やっぱり鹿児島県民のために造っていきたいということをずっとおっしゃっているので。
(知事)
だから,その理解が得られるような努力をわれわれとしても一生懸命やるということです。
(記者)
知事の中で,やっぱりもうこれだけ,断念してから2カ月余りで次の骨子を示されたわけなので,やはりこれはスピーディーにしていきたいというお考えがあるわけですよね。なのでその中で。
(知事)
それは先ほども申し上げたとおりでありまして,屋内競技団体の方からもですね,早期に整備してほしいという要望をいただいておりますし,また,今の体育館が老朽化しているわけでありますから,県民の思いとしてもそういう思いもあると思います。だからこそ,われわれとしては一生懸命努力していきたいと,そういうふうに思っております。
(記者)
じゃあ,次の議会で判断してもらうために努力するということで,そこで判断してほしいということですよね,次の議会で判断してもらうために。何かその,やっぱり急いで造られたいという思いを少しでもわれわれに伝えてもらえると,われわれも県民にそれを伝えられるのですけれども。
(知事)
われわれとしても早期整備へ向けてですね,今,必死に努力しているところでありまして,また引き続き,そういった判断をしていただけるような,そういった努力をしていきたいと,本当そう思っております。
(記者)
このまま議会がなかなか判断しなければ,ずっとまた続いていく。
(知事)
だから何度も言いますけど,われわれとしては次の定例会で判断できるような熟度,精度を高めるような努力をしてほしいということを言われているわけですから,そのためにわれわれとしては必死に努力していくというところだと思います。
(記者)
わかりました。
(記者)
知事の今の任期があとおよそ半年ということで,その半年の間にはどうしても体育館は決めたいという思いがおありでしょうか。
(知事)
もうこれも先ほど答弁したとおりでありまして,先の定例会でですね,次の定例会で判断ができるような,精度,熟度を高めるために努力するようにしてほしいということを言われているわけでありますので,それでまずはそれを受けて,われわれとしては必死にそのための,判断できるための努力を一生懸命やっていくと。そこに尽きるということだと私は思っております。
(記者)
関連します。先ほどから何度も判断できるように努力を。
(知事)
それは委員長が言っているわけです。
(記者)
知事が考える判断材料というのは,具体的にはどういうものを考えていらっしゃるのですか。
(知事)
それも先ほどの質問と全く同じだと思うんですよね。だからこそ,先の定例会ではさまざまな議論がたくさんあったわけでありますので,そういったものを踏まえながらですね,今,企画部を中心にしながらですね,検討しているということであります。
(記者)
これまで,前回の議会でも農業試験場跡地と比較して,いろんな利便性だとか交通渋滞の状況とかを判断できるような材料の1つとして提示したと思うんですけれども,さらに議会のほうに判断できるものを示すというのは,具体的に知事は何を判断してもらうための材料を提示しようというふうにお考えですか。
(知事)
それも先ほどのご質問と全く同じ質問だというふうに思います。今ですね,さまざまなご議論が先の定例会でたくさんあったわけでありますので,一つ一つ精査しながらですね,熟度,精度を高めてほしいという委員長からのご指摘でございますので,そのご指摘を踏まえてですね,一つ一つ丁寧に検討していきたいと,そういうふうに思っています。
(記者)
具体的な努力の中身というのを知りたいんですけれども。
(知事)
だから,これも先ほど言ったとおりでありまして,たくさんのご議論,ご指摘というのをたくさんいただいているわけでありますので,そういうことを踏まえながら,検討,努力していきたいと,そういうふうに思っています。
(記者)
よくわかりませんけれども,大丈夫です,もう。
(記者)
ゼロベースで見直すべきなんじゃないかというような意見もあったんですけど,そこら辺についてはいかがですか。
(知事)
それは全体の中でどれぐらいのご意見なんですか。
(記者)
意見としては重みはそれぞれ同じ,重みのある意見だと思います。
(知事)
そういうことじゃなくてですね,全体の議論を見た時に,比較検討の状況とかですね,距離がどうだとか,いろんなものが,詳細なものがたくさん来てますよね,議論としては,実際にありましたよね。そういった詳細なご議論とかたくさんあったわけですよ。交通渋滞もそうでありますし,さまざまなことがありましたよね。だからそこら辺りも一つ一つ丁寧に分析しながら,われわれとしてできることは努力していきたいなと,そういうふうに思っていますし,またいろんなご意見がたくさんあったわけですよ,実際にですね。だから,そういうことを踏まえながら,現状ではですよ,熟度,精度を高めてほしいということを先の定例会でご指摘があったわけでありますから,現状では次の定例会へ向けて,必死に努力していくということであります。ご理解ください。
(記者)
進め方をもう一度根本的に見直すということはされずに,まずは東側でいくと。
(知事)
進め方というよりも,熟度,精度を高めてほしいというのが委員長からのご指摘でありますから。そのご指摘を踏まえてわれわれとしても努力していきたいと思っています。
(記者)
次期知事選への立候補を表明されましたけれども,改めて,なぜ2期目を目指そうと思われたのかお聞かせください。
(知事)
それも先ほど,今年の抱負の中で述べたとおりでございますけれども,私自身としては,県民生活を少しでもよくしたいと,そのために努力しようと,走り続けようと,そう思ってこれまで取り組んでまいりました。そして,車座対話も重ねてまいりましたし,子育て支援,そして高齢者生き生き支援,これを私の二本柱にしてどんどん進めてまいりました。おかげさまで,県民意識調査では,子育てがしやすくなったという人たちが3倍に増えております。ただ,3倍に増えた。それを私としてはこれを5倍,10倍にもっともっと増やしていく努力をしていきたいと,引き続き思っております。
また,高齢者生き生き支援に関しましても,ポイント制度もそうでありますけれども,背中を押す施策という形で私は進めさせていただきました。家に1人でいるのではなくて,出かけていただいてですね,さまざまな方と会話をする。そして黎明館とかさまざまな所に行って,いろんなことを逆にいえば記憶して,それをまたさまざまな近所に行ってお話ししていただくとか,そういったことも踏まえながら,笑いのある,生きがいのあるような,そういった高齢者生き生き支援にしていきたいと思っておりますので,ポイント制度もそうですけれども,もっと活用するためには,もっと健康寿命を延ばすためには,もっともっと逆にいえば努力する必要があるなというふうにも思っております。
また,農業もそうでありますよね。TPP11,EPA,日米貿易協定もそうですけれども,今年は本当にさまざまな大変革期を迎えることになっております。これまでは,生産農家の方々,JAの皆さま,そして県庁の皆さん,そしてみんなの努力によってですね,おかげさまで輸出額も過去最高をどんどん記録してきております。この流れをですね,もっと加速させなきゃいけない。そのためのすごく重要な時期であります。これまでの経験を生かしながら,これを世界戦略の中でですよ,どこの国に,どういう物を,どれだけ,どういうふうに輸出していくかと,この戦略の下に輸出しなきゃダメなんですね。この戦略の下にもっと輸出するための非常に重要な時期なので,これをもっと伸ばしていきたい。
観光の面からもそうでありますけれども,トップセールスもいろんなことをやってきましたけれども,ただ待って,来てよではダメなわけですから,来ていただくための努力を,いろんな形の中でアイデアを出しながら,どんどん引っ張って行かなきゃいけないと。さまざまにやることがたくさんあるなということであります。
鹿児島に生まれてよかったなと,鹿児島に住んでよかったなと,そうみんなが思えるような,そういった鹿児島をつくるために引き続き全力で努力していきたい,そういう思いでもう1回出馬を決意したということでもあります。やはり,本当に素晴らしい鹿児島です。私,帰って来て,本当,つくづく思います。こんなに素晴らしいポテンシャルがある所はないなと。歴史があって,文化があって,自然が豊かで,そして食が本当に美味しい物があって,温泉がある,こんな良い所はないんです。このポテンシャルを,本当,もっともっと生かしながら,力強い鹿児島,元気な鹿児島,そういう鹿児島をつくっていきたいと,そういう思いでいっぱいでございます。
(記者)
今のところ新人お2人が立候補を表明されていますけれども,その現状についてはどう思われていらっしゃいますか。
(知事)
私からは特にございません。
(記者)
お2人の印象とかは。何かありますか。
(知事)
今,私からは特にございません。
(記者)
関連です。知事は前回出馬される時に,真県民党,真実の真の県民党ということを標榜されて,共産党を除く各鹿児島県の政党に推薦願を出されました。今回は,自民,公明だけに推薦願を出されています。真県民党という旗は降ろされたという理解でよろしいでしょうか。
(知事)
私もちょっと意味がわからないんですけれど,私から答えると,今,最大会派の自民党の皆さま方のご支援を得ながら,また公明党の皆さんのご支援を得ながら県政運営に当たってきているわけでございます。自民党と公明党の皆さま方に,今,推薦願,ご支援を依頼しているというところであります。
(記者)
だから,真県民党ということを掲げたというのは,オール鹿児島で支えてほしいという意味で各政党に出されたというふうに私は思ったのですが,もう今後は,他の政党,自民,公明以外の政党の協力は要らないというふうに言ったに等しいのかなと思うんですが。
(知事)
今,私が言ったとおりであります。今,現状で自民党,公明党の皆さま方にご推薦願をお願いしているということであります。
(記者)
なぜ,ほかの政党には出さないのですか。
(知事)
だから,何度も言いますけれども,今,現状で自民党の皆さま方,公明党の皆さま方にご推薦願をお願いしているということであります。
(記者)
意味がわかりませんが,もう時間がないので次いきます。
(記者)
予算編成大詰めで,徹底的な行財政改革が必要だ,とおっしゃっていましたが,知事ご自身が率先して行っている経費節減などございますでしょうか。
(知事)
今,総合的に財政課,総務部を中心に行財政改革を徹底して行っているというふうに思っております。
(記者)
そうであれば,知事の東京出張の際のハイヤー利用なんですけれども,先日,ラグビー観戦で行われた時のハイヤー利用は約4万2千円。10月とか普段使われているんでしょうけれども,ご自宅から羽田空港の利用が約2万3600円となっています。これをですね,ちょっとでも節減しようということで,電車で行くとかいうお考えにはならないでしょうか。
(知事)
そこら辺りは,総務部を中心にですね,いろんなことを手配していただいているわけでありますので。
(記者)
隗より始めよで,タクシーに代えるとか,電車で行くとかできませんでしょうか。
(知事)
今,そこ辺りは総務部のほうで検討していただいておりますから。
(記者)
そうですか。
(記者)
あとですね,何度も聞いていますが,知事の公務出張ですが,この年末年始もいろんな所に行かれていたと思うんですが,30日にイオンに行かれてると思うんですが,30日といいますと,もう年末も押し迫っているところで,相手方もですね,かなり忙しいところになぜ知事さんが来られるんだという,非常識じゃないかと,働き方改革に逆行するんじゃないかという声が出てたんですが。
(知事)
それはどこから出たんですか。
(記者)
鹿児島県の職員の方もそう思っていると思うんですが。
(知事)
そう思っているんですか。そう言ってるわけ。
(記者)
何人か私は聞いてます。
(知事)
それはどこの方ですか。
(記者)
知事はご自身の職員へのメッセージとして,年末年始にはゆっくりとこの1年を振り返るとともに,来年への英気を養い,ご家族ともどもご健勝でよい新年を迎えられますことを心からお祈り申し上げますとおっしゃってるんです。ということは,休んでもらうということだと思うんですが,そういう日程を入れたら休めなくなるんじゃないでしょうか。
(知事)
だから年末のイオンさんに関しては,各部,そして秘書課を中心にですね,いろんな形の中で,年末の今の状況についてですね,視察するようにということの中で足を運んだということであります。先方もですね,さまざまなことについて,今年の状況,来年は何が必要なのか,どういうふうにあればもっと鹿児島が元気になるのかと。インバウンドはどれだけ来てくれるのかと。クルーズ船がどれだけ来て,そのクルーズ船のお客さんがどれぐらい今イオンに来てるのかと。イオンが今後目指すべきものについてはこういうものを目指していきたいと。そういう形の中で世界から来る人たちをいかにして,逆にいえば鹿児島のために,活性化するためにどうすればいいかとか,さまざまな意見交換をさせていただいているわけでございます。そういった意味から,行くようにということで視察したということであります。
(記者)
それは30日にしなきゃいけない話でしょうか。
(知事)
だからそこ辺りは,担当部,そして秘書課も含めてですね,年末の状況についてどうなのかと,そして来年はどういうことになっていくのかということの中で,視察するようにということで視察したということであります。
(記者)
それから,年明けには2つの展覧会に行かれていますが,
(知事)
どこですか。
(記者)
2つの展覧会に行かれていると思うんですが,これは県政推進に寄与するんでしょうか。
(知事)
どことどこですか。
(記者)
黎明館とあと1つ行かれている所が。
(知事)
黎明館ですか。
(記者)
行かれてないですか。
(知事)
黎明館行った。黎明館。
(記者)
4日,5日,どこも行かれてないですか。
(知事)
4日,5日,視察してますよ,はい。
(記者)
展覧会ですよね。
(知事)
黎明館は行ってないんじゃないですか。わかりませんけど,ちょっと。
(記者)
そういう展覧会は,公務ではなくて知事自身の素養を高めるための話であって,公務として行くのはいかがなものでしょうか。
(知事)
そこら辺りはちゃんと総務部を中心に視察先を考えていただいているわけですから。
(記者)
それは知事が判断できる話じゃないでしょうか。
(知事)
そこ辺りを含めてさまざまなことで意見交換させていただいているわけでありますので。だから観光振興とかですね,その辺りについて現場の声を聞くというのは非常に大事です。私は,県民とともに歩む政治ということをずっとやって来ましたので,県民の方々から意見を聞くことは,本当,大事であります。そこに行って,そこの方から,現状と,観光と,今後,どうするかということを,いろんな意見を聞くということは,私にとってすごく重要であります。そのために視察しているわけであります。
(記者)
最後ですが,県の特別顧問の増田寛也さんが日本郵政の社長に就任されました。特別顧問は続けられるのでしょうか。
(知事)
そこについてはまだ結論は出していません。
(記者)
この特別顧問ですが,前回の会見で溝畑さんがどんな働きをされているのか教えてほしいというところで,担当課から教えていただいたんですが,月2回,電話で担当課が話をしているというふうに説明を受けました。ただこれも,担当課がこの日とこの日に電話をしましたという資料を出しただけです。どういう話があったか,どういう内容があったかというメモ,公文書はございませんでした。これでどんな働きをしているか理解してくれ,と言われてもちょっと厳しいんじゃないかと思うんですが,いかがでしょうか。
(知事)
特別顧問,参与もそうでありますけれども,さまざまな分野でですね,経験を生かしながら,この鹿児島の発展のためにさまざまなご助言をいただいていると私は認識しております。
(記者)
10月に至っては1回の電話です。それで10万円。県民の理解を得られると思いますか。
(知事)
その点だけを捉えてご指摘しているわけでございますけれども,さまざまな面で,総合的にですよ,今後のことを考えて,今後ともさまざまな面で鹿児島の発展のためにいろんなことを,重要な施策も含めて,ご指導,ご指摘,ご支援いただけるものと思っております。
(記者)
そのご指導,ご指摘した内容が課内で共有されていないんです。その担当の方が,ただ自分で聞いただけですと。そういうので県政の発展に反映できるんでしょうか。
(知事)
私自身はそのことは聞いておりません。
(記者)
ということは,知事はそういう意見を伝えてもらってないということになるんじゃないですか。
(知事)
違うんですよ。課内で,課内でですよ,一方的にどんどん言いますけど,課内で共有,その人だけが知っていてほかには課内で共有してないということを,私は聞いてないということです。
(記者)
そういう状況になっているのをどう思われますか。
(知事)
だから,それは要するに,聞いてみます。直接私の方で確認させていただきます。
(記者)
じゃあ,次の会見でどう思うか確認させてください。
(知事)
どうぞ。
(記者)
知事選の話に戻るんですけど,先ほど知事の方から,自民党と公明党さんに対して支援をもらいながら県政運営に当たっているということで,自民,公明党の方に推薦願を出したというふうにおっしゃいましたけども,ほかの会派からは支援を得られていないというようなお考えなんでしょうか。
(知事)
いわゆる,予算もそうでありますし,さまざまな案件もそうでありますけども,議会は多数決で決まるわけでありますよね。そういった意味からも含めてですね,最大会派の自民党の皆さま方のご支援をいただきながら県政運営に当たってきているということを申し上げたということであります。
(記者)
ほかの会派の方からそういう話を聞くとですね,例えば,ほかの会派が執行部の提案に対してそれを否決したとか,そういうケースはないわけですよ。そういう点では,ほかの会派も県政運営には協力しているというふうに,というのが実際,まあ事実だと思うんですけども,それに対してはどうですか。
(知事)
ほかの会派の皆さま方も,県政運営にご支援していただいていると私も思っております。
(記者)
その中で,自民,公明党の方に推薦願を出したのは,理由としては,県政運営に協力してもらっているからということでしたけれども,そういう点ではほかの会派も協力しているのであれば,形的には推薦願をしても筋としては通るんじゃないかなと思うんですが。
(知事)
だから,今は,現状は,自民,公明の皆さんに推薦をしていただいているというふうに先ほどから申しております。
(記者)
あと,その自民,公明党,去年出馬を正式に議会の方で表明されて,その後,推薦願を出されたわけですけれども,その最大会派の自民党はまだ結論を出していない状況です。いろんな意見があると。賛成,反対,中間,いろんな意見があるということですけど,それに関しては知事はどういうふうにお考えでしょうか。
(知事)
それは,本当に私の方からご推薦を今お願いしている立場でございますので。
(記者)
改めて,推薦願を出した後に県連のほうも訪ねて行ってますけれども,今後,何かお考え,何か考えてらっしゃることってありますでしょうか。
(知事)
今,私としては推薦をお願いしている立場でございますので。
(記者)
12月議会でのご発言のちょっと確認をさせていただきたいんですけれども。まず,平良県議との政策合意について,達成していると。
(知事)
趣旨,目的はね。
(記者)
趣旨,目的は達成されているというご発言がありましたけれども,これ,現時点で,政策は今,現時点ではまだ結ばれているとお考えなんでしょうかね。
(知事)
結ばれる,結ばれてないということよりも,あそこに政策合意がありましたよね,あれについては,その一つ一つ,私としては,趣旨,目的を達成するために,一生懸命,今,努力しているわけですね。現状でですね。もうそれに尽きるのではないでしょうか。
(記者)
それは現状努力されているので,まだ政策合意した内容は引き続き継続していくというお考えということですね。
(知事)
何度も言いますけども,継続するとか継続しないということではなくて,趣旨,目的は達成してきているわけでありますので,そういうことが,もうそれが全てじゃないでしょうか。
(記者)
今,努力しているということでしたので,努力している現状で今後も努力していくということで,この政策合意は継続してやらないといけない政策だと。
(知事)
だから,あれ自身は必要なことだと私は思ってますから。だから,それへ向けて,私,一生懸命,趣旨,目的は達成してきていると,そういうふうに思ってます。もう趣旨,目的は達成してるんじゃないでしょうか。そう私は思ってます。
(記者)
今後も内容に向けて努力されていくという,今,ご発言でしたよね。
(知事)
あれ自体は,趣旨,目的はもう達成してきていると私は思っておりますので,はい。
(記者)
その,達成しているというのは,お2人でご確認はされたんでしょうかね。
(知事)
私の意見です。私はそう思っているということです。
(記者)
ですので,お2人でご確認はされているんでしょうか。
(知事)
いや,それは私自身がこの間議会でも言いましたので。
(記者)
当事者同士で確認はされているんでしょうかね。
(知事)
だから,私は議会でも説明していますし,議会,もう議員になってるわけですから,本人も。
(記者)
じゃあ,あの場がそれを確認した場ということですか。
(知事)
そうですね。議会でもうお伝えしているわけですから。そこが一番じゃないですか。議会でお伝えしているわけですから。
(記者)
そこを確認したかっただけですので。
(知事)
また次,議会で,たぶんご質問するでしょうか。その場でやることじゃないですかね。
(幹事社)
知事の次の公務が迫っているということなので,次,最後の,川内原発のことまで入れてないんですけれども,最後,1つあればどなたか。
(記者)
総合体育館でちょっと確認させてください。知事のおっしゃる,さまざまな意見をいただいているというものの中に交通渋滞のこと,それから広く県民の意見を聞くべきということは含まれていたかと思います。例えば交通渋滞で,詳細な調査をすべきという意見もありましたが,そういったものをされるお考えはありますか。
(知事)
今,具体的なことについてはですね,企画部を中心に検討しておりますので。
(記者)
それと,これまでも,さまざまなイベントがあればどうしても渋滞が発生するということはお話になっていました。であれば,渋滞対策と,大きなイベントがあった際にはこうすべきだという,何かお考えはおありですか。
(知事)
その点から言えばですよ,そのご指摘の1点から言えばですよ,MBCグランドとか県庁東側の土地というのは,いわゆる運動施設の中にあるわけですよ,だいたい。一体化してますよね。そうすると,野球場では2万数千人の人たちが来て,もう既に経験してるわけです。1万人ぐらいの方が陸上競技場に来て経験してるわけですよね。その経験の中で県民の皆さんは対応していただいているわけでありますから,そういった経験を生かす渋滞対策ということも,逆に言えばできるのではないかなというふうには思いますね。
(記者)
それから,広く県民の意見を聞くべき,例えば,考え得るのが,関係団体の方を集めた会を開くとか,あるいは県民にアンケートを取るとかいうことも考えられると思いますが,何か具体的なことはお考えですか。
(知事)
今,企画部を中心に今後検討すること,今,検討しておるわけでありますけれども,いわゆる屋内競技団体の皆さま方からはご意見をいただいているわけでありますけれども,また,さらにご意見を聞くことも必要かなというふうに思っております。いずれにしろですね,次の定例会までの間にですね,努力することが必要だということでありますので,そういった努力についてですね,われわれとしても速やかに検討していきたいと,そう思っています。
(幹事社)
ありがとうございました。
質問ないようですので,これで終わります。
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