更新日:2024年8月23日
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消防団は,常勤の消防職員が勤務する消防署とは異なり,火災や大規模災害発生時に自宅や職場から現場へ駆けつけ,その地域での経験を活かした消火活動・救助活動を行う非常勤特別職の地方公務員です。
県内の消防団の状況(令和5年4月1日現在)
消防団数 |
43消防団 |
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分団数 |
633分団 |
消防団員数(女性含む) |
14,510人 |
女性消防団員数 |
594人 |
地域における消防防災のリーダーとして,平常時・非常時を問わずその地域に密着し,住民の安心と安全を守るという重要な役割を担います。また,近年は,女性の消防団への参加も増加しており,一人暮らしの高齢者宅への防火訪問,応急手当の普及指導などにおいて活躍しています。詳しい活動内容についてはこちら
消防団員に対し,市町村が条例に基づき,報酬及び出動手当を支給しています。また,消防活動は危険な状況のもと遂行される場合があることから,消防団員が公務上の災害によって被った損害を補償するため公務災害補償等の精度が設けられています。
さらに,消防団員のうち,永年勤続し成績優良で他の模範となる消防団員に対し,県知事,市町村長,消防協会等より各種表彰が実施されます。退職した場合には,慰労金として団員の階級及び勤続年数に応じて退職報償金が支給されます。
詳しくは,各消防本部・市町村へお問い合わせください。
市町村ごとに条例で定められていますが,一般的に18歳以上で,その市町村に居住しているか,または勤務している人なら男性でも女性でも入団できます。
消防組織法において,消防団にかかる事務は市町村の事務とされています。居住地(あるいは勤務地)最寄りの消防本部・消防署・市町村役場までお問い合わせください。
消防団に興味を持たれた方,消防団に入団してみたいと思われた方は,ぜひ御連絡ください。
消防団員の約7割は事業所等に勤務しています。勤務中に災害出動したり,仕事を休んで訓練等に参加することはなかなか大変なことです。消防団員の皆さんは,地域の安心安全のために昼夜を問わず尽力しています。消防団の活動には,地域の方々をはじめ,事業所の皆様のお力が不可欠ですので,今後とも御理解・御協力をお願いします。
令和4年6月1日時点において,常勤の役職員の中に消防団員がいる場合に,令和5・6年度鹿児島県建設工事入札参加資格における各付基準の「技術事項等評価点数」において,次のとおり加点されます。
また,総合評価方式による入札においては,地域に根ざした技術と経営に優れた建設業者の育成を図る観点から,ボランティア活動,災害支援活動,消防団員の雇用などの地域貢献活動を総合的に評価しています。
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