更新日:2024年11月14日
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鹿児島港本港区エリアは,錦江湾や雄大な桜島の良好な景観をはじめ,歴史的建造物である鹿児島旧港施設を有するとともに,背後には,県都鹿児島市の市街地が隣接する,自然景観,歴史,文化に恵まれたエリアです。
同エリアについては,利活用の全体像を示すため,「鹿児島港本港区エリアの利活用に係る検討委員会」において検討がなされ,同委員会において,景観を形成する建物を含めた同エリア全体のデザインコントロールが必要であるなどの御意見がありました。
本県としても,同エリアにおいて良好な景観形成を図るうえで,同エリア一帯の景観デザインについて,基本的な方向性を示す必要があると考え,景観等の所管行政関係者や,建築・デザインの有識者で構成する「鹿児島港本港区エリア景観・デザイン調整会議」を設置し,『鹿児島港本港区景観ガイドライン~たたずみの場・のぞみの場をつむぐ人,めぐりの路が織りなす風景~』を策定することとしました。
策定にあたっては,同会議委員からの御意見,更に,本県の個性豊かで魅力ある景観づくりと活力あるまちづくりを進めることを目的とした「まちづくり・建築政策アドバイザー」からの御助言や,パブリック・コメントで頂いた県民の皆様の御意見等を踏まえ,ガイドラインには,配慮の方針として3つのポイントを示し,錦江湾・桜島への眺望,歴史やまちなみ,港の活動等の魅力を感じられる14カ所の「視点場(たたずみの場,のぞみの場)」や「回遊動線(めぐりの路)」を設定し,方針等を踏まえた14項目の「配慮する事項」を定め,景観形成に配慮することとしています。
今後,同ガイドラインを活用し,同エリアの良好な景観形成と更なる魅力向上を図っていきたいと考えております。
桜島の眺望やまちなみ景観など,同エリアにふさわしい景観・デザインについて,基本的な方向性を示すことにより,建築物等の建築及び公共土木施設等の整備に反映し,同エリアの良好な景観形成と魅力向上を図るものです。
なお,ガイドラインについては,鹿児島市の景観計画や屋外広告物条例を遵守することとしています。
調整会議を設置,配慮の検討項目(案)について意見交換
現地視察を実施,ガイドライン(たたき台)について意見交換
ガイドライン(素案)について意見交換
ガイドライン(案)について意見交換,おおむね了承
(フロー)本港区エリア景観・デザイン協議会について(PDF:292KB)
(会則)本港区エリア景観・デザイン協議会会則(PDF:77KB)
(資料1)鹿児島港本港区景観ガイドライン策定経緯等について(PDF:3,269KB)
(資料2)景観法に基づく届出のしおり(鹿児島市都市景観課)(外部サイトへリンク)
(資料3)屋外広告物のしおり(鹿児島市都市景観課)(外部サイトへリンク)
(資料4)鹿児島港本港区エリアまちづくり懇談会について(1)※容量の関係で二つに分けています。(PDF:4,894KB)
(資料4)鹿児島港本港区エリアまちづくり懇談会について(2)※容量の関係で二つに分けています。(PDF:4,357KB)
(資料5)景観ガイドラインの協議対象範囲の概要について(PDF:1,484KB)
同エリアで建築物等の建築及び公共土木施設等の整備を実施する際に,事業者等は港湾管理者との協議の場を設け,設計・施工段階における景観・デザインに関して,本ガイドラインの反映状況について,確認・調整を行うこととします。
ガイドライン(素案)について,広く県民の皆様の御意見を伺いました。
令和5年10月6日(金曜日)から令和5年11月6日(月曜日)まで
パブリックコメントに寄せられた意見の概要及び意見に対する県の考え方(PDF:205KB)
有識者や県民の意見を踏まえて,本港区エリアにおける景観・デザインに係る基本的な方向性を示す「景観形成ガイドライン(仮称)」を策定し,同ガイドラインの考え方に基づき景観・デザイン形成の取組が図られることを目的とする。
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