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ホーム > 産業・労働 > 食・農業 > 畜産 > よくあるお問い合わせ > 鹿児島の地鶏(さつま若しゃも,さつま地鶏,黒さつま鶏)について

更新日:2023年9月8日

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鹿児島の地鶏(さつま若しゃも,さつま地鶏,黒さつま鶏)について

1.かごしま地鶏とは

県では,県畜産試験場において国の天然記念物である薩摩鶏を改良した「純粋の薩摩鶏」を基礎鶏として,高品質な地鶏の生産に取り組み,現在県内で3種類の地鶏が生産されています。

平成29年度に「かごしま地鶏」として「かごしまブランド」産地に指定されました。

 

(1)さつま若しゃも(昭和46年度作出)

「薩摩鶏」雄と「白色プリマスロック」雌との交配により作出した一代雑種

さつま若しゃも

(2)さつま地鶏(平成12年度作出)
「薩摩鶏」雄と「ロードアイランドレッド」雌との交雑鶏を12世代に亘り交配,育種改良した鶏種

さつま地鶏

(3)黒さつま鶏(平成18年度作出)
「薩摩鶏」雄と「横斑プリマスロック」雌との交配により作出した一代雑種
黒さつま鶏

2.地鶏の生産振興(鹿児島県地鶏振興協議会)について

県が作出した3地鶏の一体的な生産振興,銘柄確立を図る目的で平成22年9月4日に「鹿児島県地鶏振興協議会」を設立しました。
鹿児島の地鶏は,県内の協議会会員だけで生産されています。

 

主な会員要件

  1. 地鶏の生産・出荷による経営を行う方を対象とします。愛玩および自家消費のために飼養を希望する方は除外させていただきます。
  2. 低コストで均質化を図るため,年間1,000羽以上出荷できること。
  3. 家禽類の飼養衛生管理基準を満たす適切な施設を有すること。
  4. 品質と消費者の信用を確保するために,ひなの導入後は原則として他の鶏種を飼育しないこと。やむを得ず飼育する場合は,混合しないこと。
  5. 地鶏の生産から食鳥処理,販売まで具体的な計画があること。
  6. 地鶏を交配に用いないこと。
  7. 販売においては,銘柄を正しく表示し,他の鶏種と偽り,又は混合して販売しないこと。
  8. 鹿児島県地鶏振興協議会に加入すること。
  9. 協議会が定める規約,飼養マニュアル,その他法令等を遵守すること。

詳しい地鶏の紹介等については,「鹿児島県地鶏振興協議会」ホームページをご覧ください。

鹿児島県地鶏振興協議会ホームページ(外部サイトへリンク)

3.登録商標

「さつま地鶏」,「黒さつま鶏」の銘柄確立を図るため,商標を登録しています。
消費者の皆様へ安心・信頼をお届けするために,商品にはロゴマーク(ロゴシール)を表示しています。このロゴマークは「鹿児島県地鶏振興協議会」会員のみが使用できます。

なお,地鶏の画像等の使用をご希望される方は,下記使用許可申請書に必要事項をご記入の上,地鶏振興協議会に申請してください。

写真使用申請書様式(PDF:49KB)

ロゴマーク使用申請書様式(PDF:75KB)

さつま地鶏ロゴ

黒ロゴ

4.地鶏・銘柄鶏食味コンテスト「最優秀賞」

さつま地鶏は,平成17年度に開催された「地鶏・銘柄鶏食味コンテスト」(全国から10銘柄が参加)でおいしさ,風味などの点で高い評価を得て,グランプリである「最優秀賞」を受賞しました。

5.地鶏の出荷羽数

令和3年度地鶏出荷羽数(鹿児島県地鶏振興協議会調べ)
  • さつま若しゃも:74千羽
  • さつま地鶏:3千羽
  • 黒さつま鶏:120千羽
 

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

農政部畜産振興課

電話番号:099-286-3226

(担当:中小家畜係)

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