更新日:2024年3月1日
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平成22年の鹿児島県の鉱工業指数の年平均(原指数)は,生産指数が112.1で前年比18.8%と2年ぶりの上昇となった。(表1)
また,出荷指数は105.1で前年比10.2%,在庫指数は125.7で同12.6%と上昇した。
生産 |
出荷 |
在庫 |
||||||||
鹿児島県 |
九州 |
全国 |
鹿児島県 |
九州 |
全国 |
鹿児島県 |
九州 |
全国 |
||
平成18年 |
106.1 |
107.5 |
104.5 |
105.5 |
107.3 |
104.6 |
107.0 |
105.5 |
102.1 |
|
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
||
平成19年 |
110.1 |
110.0 |
107.4 |
107.4 |
110.0 |
107.8 |
115.1 |
99.3 |
103.9 |
|
(3.8) |
(2.3) |
(2.8) |
(1.8) |
(2.5) |
(3.1) |
(7.6) |
(▲5.9) |
(1.8) |
||
平成20年 |
110.3 |
107.5 |
103.8 |
107.2 |
107.0 |
104.3 |
134.2 |
116.9 |
106.7 |
|
(0.2) |
(▲2.3) |
(▲3.4) |
(▲0.2) |
(▲2.7) |
(▲3.2) |
(16.6) |
(17.7) |
(2.7) |
||
平成21年 |
94.4 |
85.6 |
81.1 |
95.4 |
86.2 |
82.1 |
111.6 |
224.6 |
97.2 |
|
(▲14.4) |
(▲20.4) |
(▲21.9) |
(▲11.0) |
(▲19.4) |
(▲21.3) |
(▲16.8) |
(92.1) |
(▲8.9) |
||
平成22年 |
112.1 |
102.5 |
94.4 |
105.1 |
102.7 |
95.8 |
125.7 |
111.2 |
96.0 |
|
(18.8) |
(19.7) |
(16.4) |
(10.2) |
(19.1) |
(16.7) |
(12.6) |
(▲50.5) |
(▲1.2) |
平成22年の生産指数(原指数)は112.1で,前年比18.8%と上昇した(表3)。
四半期別(季節調整済指数)にみると(表2),第1四半期は113.0で前期比7.0%と上昇し,第2四半期に112.1で同▲0.8%と低下,第3四半期は116.9で同4.3%と再び上昇したが,第4四半期で106.4で同▲9.0%と低下した。
業種別の動向を前年比でみると(表3),前年より上昇した業種は,プラスチック製品工業(79.2%),窯業・土石製品工業(73.0%)など15業種中9業種となっている。
一方,低下した業種は,その他工業(▲36.7%),一般機械工業(▲35.9%)など6業種となっている。
平成22年の出荷指数(原指数)は105.1で,前年比10.2%と上昇した(表5)。
四半期別(季節調整済指数)にみると(表4),第1四半期は107.3で前期比5.3%と上昇し,第2四半期に104.5で同▲2.6%と低下,第3四半期は107.8で同3.1%と再び上昇したが,第4四半期で100.9で同▲6.4%と低下した。
業種別の動向を前年比でみると(表5),前年より上昇した業種は,プラスチック製品工業(68.4%),窯業・土石製品工業(58.0%)など15業種中10業種となっている。
一方,低下した業種は,一般機械工業(▲36.0%),その他工業(▲23.6%)など5業種となっている。
平成22年の在庫指数(原指数)は125.7で,前年比12.6%と上昇した(表7)。
四半期別(季節調整済指数)にみると(表6),第1四半期は115.4で前期比11.7%,第2四半期122.1で同5.8%,第3四半期は136.4で同11.8%と上昇し,第4四半期に128.8で同▲5.6%と低下した。
業種別の動向を前年比でみると(表7),前年より上昇した業種は,電気機械工業(76.4%),窯業・土石製品工業(24.5%)など14業種中10業種となっている。
一方,低下した業種は,その他工業(▲60.5%),一般機械工業(▲60.0%)など4業種となっている。
寄与度順位 |
業種名
|
寄与度(%) |
前年比(%) |
1 | 窯業・土石製品工業 | 12.22 | 72.99 |
2 | 電子部品・デバイス工業 | 7.11 | 19.57 |
3 | プラスチック製品工業 | 0.60 | 79.20 |
4 | 金属製品工業 | 0.54 | 43.07 |
5 | 電気機械工業 | 0.49 | 13.39 |
6 | 輸送機械工業 | 0.31 | 38.72 |
7 | パルプ・紙・紙加工品工業 | 0.20 | 11.63 |
8 | 鉱業 | 0.10 | 6.74 |
9 | 鉄鋼・非鉄金属工業 | 0.01 | 1.29 |
10 | 化学工業 | -0.02 | -1.96 |
11 | 木材・木製品工業 | -0.03 | -2.45 |
12 | その他工業 | -0.06 | -36.69 |
13 | 繊維工業 | -0.29 | -23.80 |
14 | 一般機械工業 | -0.92 | -35.94 |
15 | 食料品工業 | -1.58 | -5.15 |
寄与度順位 |
業種名 |
寄与度(%) |
前年比(%) |
1 | 窯業・土石製品工業 | 7.21 | 57.98 |
2 | 電子部品・デバイス工業 | 3.96 | 13.87 |
3 | プラスチック製品工業 | 0.50 | 68.42 |
4 | 金属製品工業 | 0.35 | 21.06 |
5 | 電気機械工業 | 0.28 | 11.33 |
6 | パルプ・紙・紙加工品工業 | 0.25 | 10.90 |
7 | 輸送機械工業 | 0.08 | 12.48 |
8 | 木材・木製品工業 | 0.04 | 3.69 |
9 | 鉱業 | 0.03 | 4.76 |
10 | 鉄鋼・非鉄金属工業 | 0.01 | 1.73 |
11 | その他工業 | -0.06 | -23.64 |
12 | 化学工業 | -0.09 | -7.66 |
13 | 繊維工業 | -0.24 | -22.63 |
14 | 一般機械工業 | -0.76 | -36.00 |
15 | 食料品工業 | -1.44 | -3.26 |
寄与度順位 | 業種名 |
寄与度(%)
|
前年比(%) |
1 | 窯業・土石製品工業 | 8.79 | 24.47 |
2 |
パルプ・紙・紙加工品工業
|
1.89 | 14.26 |
3 | 電気機械工業 | 0.95 | 76.42 |
4 | 食料品工業 | 0.73 | 2.48 |
5 | 木材・木製品工業 | 0.57 | 10.03 |
6 | 化学工業 | 0.21 | 7.14 |
7 | 鉄鋼・非鉄金属工業 | 0.12 | 19.58 |
8 | プラスチック製品工業 | 0.11 | 3.81 |
9 | 電子部品・デバイス工業 | 0.08 | 6.27 |
10 | その他工業 | -0.06 | -60.51 |
11 | 一般機械工業 | -0.09 | -60.00 |
12 | 金属製品工業 | -0.12 | -7.53 |
13 | 繊維工業 | -0.26 | -7.46 |
14 | 鉱業 | -0.30 | -20.88 |
生産指数(原指数)は70.4で前年比1.3%と4年ぶりの上昇となった。
四半期別の前期比(季節調整済指数)をみると,1~3月期は11.5%と上昇し,4~6月期に▲9.1%と低下したものの,7~9月期2.6%,10~12月期4.4%と年後半は上昇した。
品目別にみると,高純度アルミ,鉄鋼切断品など3品目が上昇し,銀地金,金再生地金など3品目が低下した。
生産指数(原指数)は75.4で前年比43.1%と3年ぶりの上昇となった。
四半期別の前期比(季節調整済指数)をみると,1~3月期は33.7%,4~6月期20.0%と上昇したが,7~9月期は▲2.0%と低下,10~12月期に7.5%と再び上昇した。
品目別にみると,超硬サーメットチップ,鉄骨など5品目が上昇し,軽量鉄骨,非鉄金属製管継手は低下した。
生産指数(原指数)は30.3で前年比▲35.9%と5年連続で低下した。
四半期別の前期比をみると,1~3月期は▲35.0%,4~6月期▲15.7%と低下し,7~9月期は20.7%と上昇,10~12月期に▲10.5%と再び低下した。
品目別にみると,特殊鋼切削工具,超硬工具など4品目が上昇し,半導体製造装置,個装・内装機械など3品目が低下した。
生産指数(原指数)は95.7で前年比13.4%と3年ぶりに上昇した。
四半期別の前期比をみると,1~3月期は0.1%,4~6月期0.2%と上昇し,7~9月期▲1.1%,10~12月期▲1.9%と年後半は低下した。
品目別にみると,ワイヤーハーネス,点火栓など3品目が上昇し,放電灯器具,一般用白熱灯器具は低下した。
生産指数(原指数)は133.2で前年比19.6%と上昇した。
四半期別の前期比をみると,1~3月期は9.0%と上昇したが,4~6月期に▲0.1%と低下すると,7~9月期▲6.6%,10~12月期▲11.4%と3期連続で低下した。
品目別にみると,固定コンデンサ,コネクターなど12品目が上昇し,アクティブ型液晶素子(7.7型以上),モジュール基板など4品目が低下した。
生産指数(原指数)は93.5で前年比38.7%と3年ぶりに上昇した。
四半期別の前期比をみると,1~3月期は21.0%,4~6月期2.3%と上昇し,7~9月期▲2.1%,10~12月期▲9.5%と年後半は低下した。
品目別にみると,自動車部品(エンジン部分),自動車車体などが上昇し,船舶が低下した。
生産指数(原指数)は165.9で前年比73.0%と上昇した。
四半期別の前期比をみると,1~3月期は25.2%と上昇し,4~6月期に▲0.3%と低下,7~9月期21.7%と再び上昇したが,10~12月期で▲13.6%と低下した。
品目別にみると,ファインセラミックス(パッケージ),ファインセラミックス(構造材)など7品目が上昇し,ファインセラミックス(その他の機能材),砕石など4品目が低下した。
生産指数(原指数)は80.2で前年比▲2.0%と3年ぶりに低下した。
四半期別の前期比をみると,1~3月期は5.1%と上昇し,4~6月期▲9.2%,7~9月期▲5.4%と低下したが,10~12月期に6.9%と上昇した。
品目別にみると,くえん酸,窒素など3品目が上昇し,発酵エチルアルコール,殺虫剤は低下した。
生産指数(原指数)は166.3で前年比79.2%と上昇した。
四半期別の前期比をみると,1~3月期は21.1%,4~6月期7.8%,7~9月期5.0%,10~12月期3.4%と1年を通して上昇した。
品目別にみるとプラスチック製電気通信用部品,プラスチック製容器が上昇し,プラスチック製フィルムが低下した。
生産指数(原指数)は89.3で前年比11.6%と3年ぶりに上昇した。
四半期別の前期比をみると,1~3月期は25.6%と上昇し,4~6月期に▲26.9%と低下,7~9月期16.9%と再び上昇したが,10~12月期で▲3.3%と低下した。
品目別にみると,印刷用紙(非塗工類),印刷用紙(塗工類)など5品目が上昇し,印刷用紙(微塗工類)は低下した。
生産指数(原指数)は55.4で前年比▲23.8%と基準年の平成17年より6年連続で低下した。
四半期別の前期比をみると,1~3月期は▲9.9%,4~6月期▲6.7%,7~9月期▲0.1%と低下し,10~12月期に4.3%と上昇した。
品目別にみると,織物製外衣,絹織物など6品目が低下した。
生産指数(原指数)は71.7で前年比▲2.4%と5年連続で低下した。
四半期別の前期比をみると,1~3月期は13.2%と上昇し,4~6月期▲5.2%,7~9月期▲1.4%と低下したが,10~12月期に2.3%と上昇した。
品目別にみると,構造用集成材,木材チップは上昇し,製材品,プレハブ建築用木質系パネルは低下した。
生産指数(原指数)は90.3で前年比▲5.1%と3年ぶりに低下した。
四半期別の前期比をみると,1~3月期は▲5.1%,4~6月期▲1.2%と低下し,7~9月期は1.1%と上昇,10~12月期に▲1.6%と再び低下した。
品目別にみると,和牛枝肉,水あめなど11品目が上昇し,焼酎,ブロイラーなど19品目が低下した。
生産指数(原指数)は19.5で前年比▲36.7%と3年連続で低下した。
四半期別の前期比をみると,1~3月期は▲19.0%,4~6月期▲11.4%,7~9月期▲21.6%,10~12月期▲9.4%と1年を通して低下した。
品目別にみるとマーキングペンが上昇し,キャビネット,水性ボールペンが低下した。
生産指数(原指数)は99.8で前年比6.7%と2年連続で上昇した。
四半期別の前期比をみると,1~3月期は79.4%,4~6月期3.6%と上昇し,7~9月期▲11.6%,10~12月期▲10.0%と年後半は低下した。
品目別にみると,金鉱,銀鉱ともに上昇した。
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