更新日：2024年3月1日
ここから本文です。
平成19年の鹿児島県の鉱工業指数の年平均（原指数）は，生産指数が110.1で前年比3.8％と2年連続の上昇となった。（表1）
また，出荷指数は107.4で前年比1.8％,在庫指数は115.1で同7.6％と上昇した。
年間の動きを四半期別の前期比（季節調整済指数）にみると，生産指数では（表2）1月～3月期は▲0.5％と低下し，4月～6月期に1.6％と上昇，7月期～9月期▲1.1％と再び低下したが，10月期～12月期で3.4％と上昇した。出荷指数では（表4）1月～3月期は▲1.1％と低下し，4月～6月期に0.6％と上昇，7月期～9月期▲0.8％と再び低下したが，10月期～12月期で2.2％と上昇した。在庫指数では（表6）1月～3月期は0.2％，4月～6月期9.7％と上昇し，7月期～9月期▲1.8％，10月期～12月期▲0.3％と年後半は低下した。
|
生産 |
出荷 |
在庫 |
|||||||
|
鹿児島 |
九州 |
全国 |
鹿児島 |
九州 |
全国 |
鹿児島 |
九州 |
全国 |
|
|
平成15年 |
93.1
(-)
|
94.8
(-)
|
94.1
(-)
|
94.9
(-)
|
93.5
(-)
|
94.1
(-)
|
93.8
(-)
|
97.9
(-)
|
98.2
(-)
|
|
16年 |
104.7
(12.5)
|
100.1
(5.6)
|
98.7
(4.9)
|
105.1
(10.7)
|
99.8
(6.7)
|
98.6
(4.8)
|
95.5
(1.8)
|
97.3
(▲0.6)
|
97.0
(▲1.2)
|
|
17年
|
100.0
(▲4.5)
|
100.0
(▲0.1)
|
100.0
(1.3)
|
100.0
(▲4.9)
|
100.0
(0.2)
|
100.0
(1.4)
|
100.0
(4.7)
|
100.0
(2.8)
|
100.0
(3.1)
|
|
18年 |
106.1
(6.1)
|
107.5
(7.5)
|
104.5
(4.5)
|
105.5
(5.5)
|
107.3
(7.3)
|
104.6
(4.6)
|
107.0
(7.0)
|
105.5
(5.5)
|
102.1
(2.1)
|
|
19年 |
110.1
(3.8)
|
110.0
(2.3)
|
107.4
(2.8)
|
107.4
(1.8)
|
110.0
(2.5)
|
107.8
(3.1)
|
115.1
(7.6)
|
99.3
(▲5.9)
|
103.9
(1.8)
|
注：下段（）内は前年比（％）
平成19年の生産指数（原指数）は110.1で，前年比3.8％と上昇した（表3）。
四半期別（季節調整済指数）にみると（表2），第1四半期は108.4で前期比▲0.5％と低下し，第2四半期に110.1で同1.6％と上昇，第3四半期108.9で同▲1.1％と再び低下したが，第4四半期で112.6で同3.4％と上昇した。
業種別の動向を前年比でみると（表3），前年より上昇した業種は，輸送機械工業（14.7％），金属製品工業(14.3％）など15業種中7業種となっている。
一方，低下した業種は，プラスチック製品工業（▲31.5％），一般機械工業（▲15.7％）など8業種となっている。
平成19年の出荷指数（原指数）は107.4で，前年比1.8％と上昇した（表5）。
四半期別（季節調整済指数）にみると（表4），第1四半期は106.8で前期比▲1.1％と低下し，第2四半期に107.4で同0.6％と上昇，第3四半期106.5で同▲0.8％と再び低下したが，第4四半期で108.8で同2.2％と上昇した。
業種別の動向を前年比でみると（表5），前年より上昇した業種は，輸送機械工業（17.0％），金属製品工業(9.6％）など15業種中6業種となっている。
一方，低下した業種は，プラスチック製品工業（▲25.1％），一般機械工業（▲14.9％）など9業種となっている。平成19年の在庫指数（原指数）は115.1で，前年比7.6％と上昇した（表7）。
四半期別（季節調整済指数）にみると（表6），第1四半期は108.5で前期比0.2％，第2四半期119で同9.7％と上昇し，第3四半期116.8で同▲1.8％，第4四半期116.4で同▲0.3％と年後半は低下した。
業種別の動向を前年比でみると（表7），前年より上昇した業種は，鉱業（35.4％），一般機械工業(28.8％）など14業種中9業種となっている。
一方，低下した業種は，プラスチック製品工業（▲9.8％），パルプ・紙・紙加工品工業（▲8.0％）など5業種となっている。
|
寄与度
順位
|
業種名 |
寄与度
(％)
|
前年比
(％)
|
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
|
鉱工業総合
電子部品・デバイス工業
窯業・土石製品工業
金属製品工業
輸送機械工業
電気機械工業
パルプ・紙・紙加工品工業
その他工業
鉱業
鉄鋼・非鉄金属工業
繊維工業
化学工業
木材・木製品工業
プラスチック製品工業
食料品工業
一般機械工業
|
4.36
0.62
0.33
0.15
0.10
0.02
0.01
-0.00
-0.03
-0.08
-0.10
-0.14
-0.29
-0.52
-0.67
|
3.8
12.32
3.82
14.33
14.67
2.39
0.99
3.53
-0.28
-3.41
-5.59
-13.20
-10.28
-31.53
-1.88
-15.72
|
|
寄与度
順位
|
業種名
|
寄与度
(％)
|
前年比
(％)
|
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
|
鉱工業総合
電子部品・デバイス工業
窯業・土石製品工業
金属製品工業
輸送機械工業
電気機械工業
その他工業
パルプ・紙・紙加工品工業
鉱業
鉄鋼・非鉄金属工業
繊維工業
化学工業
木材・木製品工業
食料品工業
プラスチック製品工業
一般機械工業
|
2.35
0.25
0.25
0.12
0.08
0.00
-0.00
-0.02
-0.03
-0.07
-0.12
-0.14
-0.15
-0.21
-0.53
|
1.8
7.65
2.13
9.65
16.99
2.61
1.12
-0.10
-3.24
-3.14
-5.40
-11.14
-10.76
-0.40
-25.08
-14.94
|
|
寄与度
順位
|
業種名
|
寄与度
(％)
|
前年比
(％)
|
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
|
鉱工業総合
窯業・土石製品工業
食料品工業
電子部品・デバイス工業
化学工業
鉱業
鉄鋼・非鉄金属工業
一般機械工業
繊維工業
その他工業
電気機械工業
金属製品工業 木材・木製品工業 プラスチック製品工業
パルプ・紙・紙加工品鉱業
|
5.64
1.73
0.59
0.57
0.26
0.16
0.13
0.09
0.04
-0.05
-0.11
-0.25
-0.26
-0.97
|
7.6
15.93
6.05
28.17
14.01
35.35
27.30
28.78
2.49
26.33
-3.07
-5.02
-4.52
-9.78
-8.03
|
生産指数（原指数）は99.0で前年比▲3.4％と2年ぶりの低下となった。
四半期別の前期比（季節調整済指数）をみると，1～3月期は6.3％と上昇し，4～6月期▲7.9％，7～9月期▲4.9％と低下したが，10～12月期に10.0％と上昇した。
品目別にみると，鉄鋼切断品，高純度アルミなど3品目が上昇し，金再生地金，金地金など3品目が低下した。
生産指数（原指数）は122.1で前年比14.3％と4年連続の上昇となった。
四半期別の前期比（季節調整済指数）をみると，1～3月期は7.4％，4～6月期6.0％，7～9月期1.2％と上昇し，10～12月期に▲5.6％と低下した。
品目別にみると，超硬サーメットチップ，軽量鉄骨など4品目が上昇し，スチール・ステンレス製建具，18リットル缶など3品目が低下した。
生産指数（原指数）は74.5で前年比▲15.7％と2年連続で低下した。
四半期別の前期比をみると，1～3月期は▲12.6％と低下し，4～6月期に53.2％と上昇したものの，7～9月期▲34.8％，10～12月期▲13.6％と年後半は低下した。
品目別にみると，給排水栓類，個装・内装機械は上昇し，半導体製造装置，特殊鋼切削工具など5品目が低下した。
生産指数（原指数）は111.3で前年比2.4％と4年連続で上昇した。
四半期別の前期比をみると，1～3月期は▲0.5％と低下し，4～6月期に1.9％と上昇したものの，7～9月期▲0.9％，10～12月期▲1.3％と年後半は低下した。
品目別にみると点火栓，ワイヤーハーネスなど4品目が上昇し，一般用白熱灯器具は低下した。
生産指数（原指数）は136.8で前年比12.3％と2年連続で上昇した。
四半期別の前期比をみると，1～3月期は8.5％と上昇し，4～6月期に▲8.8％と低下したものの，7～9月期5.3％，10～12月期6.1％と年後半は上昇した。
品目別にみると，固定コンデンサ，モス型IC（ロジック）など8品目が上昇し，アクティブ型液晶素子（7.7型未満），光電変換素子など8品目が低下した。
生産指数（原指数）は110.2で前年比14.7％と上昇した。
四半期別の前期比をみると，1～3月期は4.7％，4～6月期15.6％と上昇し，7～9月期▲5.7％，10～12月期▲12.9％と年後半は低下した。
品目別にみると，自動車部品（エンジン部分）が上昇し，自動車車体，船舶が低下した。
生産指数（原指数）は108.8で前年比3.8％と2年連続で上昇した。
四半期別の前期比をみると，1～3月期は5.5％，4～6月期16.0％と上昇したが，7～9月期は▲15.4％と低下，10～12月期に7.4％と再び上昇した。
品目別にみると，ファインセラミックス（パッケージ），ファインセラミックス（その他の機能材）など6品目が上昇し，生コンクリート，道路用コンクリート製品など5品目が低下した。
生産指数（原指数）は78.9で前年比▲13.2％と2年連続で低下した。
四半期別の前期比をみると，1～3月期は4.7％と上昇し，4～6月期に▲18.8％と低下したものの，7～9月期12.0％，10～12月期0.8％と年後半は上昇した。
品目別にみると，窒素は上昇し，発酵エチルアルコール，くえん酸など4品目が低下した。
生産指数（原指数）は86.0で前年比▲31.5％と3年ぶりに低下した。
四半期別の前期比をみると，1～3月期は▲15.3％，4～6月期▲30.5％と低下し，7～9月期は5.2％，10～12月期7.9％と年後半は上昇した。
品目別にみるとプラスチック製容器が上昇し，プラスチック製電気通信用部品，プラスチック製フィルムが低下した。
生産指数（原指数）は102.4で前年比1.0％と4年連続で上昇した。
四半期別の前期比をみると，1～3月期は3.6％，4～6月期0.1％，7～9月期0.6％と上昇し，10～12月期に▲6.0％と低下した。
品目別にみると，印刷用紙（微塗工類），印刷用紙（非塗工類）など3品目が上昇し，包装用紙，段ボールシートなど3品目が低下した。
生産指数（原指数）は89.5で前年比▲5.6％と4年連続で低下した。
四半期別の前期比をみると，1～3月期は2.8％と上昇し，4～6月期▲5.3％，7～9月期▲1.6％と低下したが，10～12月期に0.2％と上昇した。
品目別にみると，下着，ニット製外衣は上昇し，絹織物，補正着など4品目が低下した。
生産指数（原指数）は86.4で前年比▲10.3％と2年連続で低下した。
四半期別の前期比をみると，1～3月期は▲3.0％，4～6月期▲3.6％，7～9月期▲0.3％，10～12月期▲1.7％と1年を通して低下した。
品目別にみると，木材チップは上昇し，製材品，プレハブ建築用木質系パネルなど3品目が低下した。生産指数（原指数）は94.1で前年比▲1.9％と2年連続で低下した。
四半期別の前期比をみると，1～3月期は▲3.5％，4～6月期▲0.5％と低下し，7～9月期は1.9％，10～12月期0.2％と年後半は上昇した。
生産指数（原指数）は58.6で前年比3.5％と上昇した。
四半期別の前期比をみると，1～3月期は31.0％と上昇し，4～6月期▲0.7％，7～9月期▲47.7％と低下したが，10～12月期に34.9％と上昇した。
品目別にみるとキャビネット，水性ボールペンが上昇し，マーキングペンが低下した。
生産指数（原指数）は107.5で前年比▲0.3％と3年ぶりに低下した。
四半期別の前期比をみると，1～3月期は▲51.0％と低下し，4～6月期に59.9％，7～9月期61.1％と上昇し，10～12月期に▲53.3％と再び低下した。
品目別にみると,銀鉱は上昇し,金鉱は低下した。
よくあるご質問
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください