更新日:2024年4月3日
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平成21年の鹿児島県の鉱工業指数の年平均(原指数)は,生産指数が94.4で前年比▲14.4%と4年ぶりの低下となった。(表1)
また,出荷指数は95.4で前年比▲11.0%,在庫指数は111.6で同▲16.8%と低下した。
年間の動きを四半期別の前期比(季節調整済指数)にみると,生産指数では(表2)1月~3月期は▲25.3%と低下したが,4月~6月期に16.8%と上昇に転じ,7月期~9月期9.1%,10月期~12月期6.2%と3期連続で上昇した。出荷指数では(表4)1月~3月期は▲17.4%と低下したが,4月~6月期に9.1%と上昇に転じ,7月期~9月期5.7%,10月期~12月期3.1%と3期連続で上昇した。在庫指数では(表6)1月~3月期は▲14.3%,4月~6月期▲15.2%,7月期~9月期▲2.8%,10月期~12月期▲2.2%と1年を通して低下した。
生産 |
出荷 |
在庫 |
|||||||
鹿児島 |
九州 |
全国 |
鹿児島 |
九州 |
全国 |
鹿児島 |
九州 |
全国 |
|
平成17年 |
100.0
(-)
|
100.0
(-)
|
100.0
(-)
|
100.0
(-)
|
100.0
(-)
|
100.0
(-)
|
100.0
(-)
|
100.0
(-)
|
100.0
(-)
|
18年 |
106.1
(6.1)
|
107.5
(7.5)
|
104.5
(4.5) |
105.5
(5.5)
|
107.3
(7.3) |
104.6
(4.6)
|
107.0
(7.0)
|
105.5
(5.5)
|
102.1
(2.1)
|
19年
|
110.1
(3.8)
|
110.0
(2.3)
|
107.4
(2.8)
|
107.4
(1.8)
|
110.0
(2.5)
|
107.8
(3.1)
|
115.1
(7.6)
|
99.3
(▲5.9)
|
103.9
(1.8)
|
20年 |
110.3
(0.2)
|
107.5
(▲2.3)
|
103.8
(▲3.4)
|
107.2
(▲0.2)
|
107.0
(▲2.7)
|
104.3
(▲3.2)
|
134.2
(16.6)
|
116.9
(17.7)
|
106.7
(2.7)
|
21年 |
94.4
(▲14.4)
|
85.6
(▲20.4)
|
81.1
(▲21.9)
|
95.4
(▲11.0)
|
86.2
(▲19.4)
|
82.1
(▲21.3)
|
111.6
(▲16.8)
|
224.6
(92.1)
|
97.2
(▲8.9)
|
注:下段()内は前年比(%)
平成21年の生産指数(原指数)は94.4で,前年比▲14.4%と低下した(表3)。
四半期別(季節調整済指数)にみると(表2),第1四半期は78.0で前期比▲25.3%と低下したが,第2四半期に91.1で同16.8%と上昇に転じ,第3四半期99.4で同9.1%,第4四半期105.6で同6.2%と3期連続で上昇した。
業種別の動向を前年比でみると(表3),前年より上昇した業種は,鉱業(12.2%),化学工業(2.6%)など15業種中3業種となっている。
一方,低下した業種は,金属製品工業(▲50.6%),その他工業(▲35.6%)など12業種となっている。
平成21年の出荷指数(原指数)は95.4で,前年比▲11.0%と低下した(表5)。
四半期別(季節調整済指数)にみると(表4),第1四半期は85.7で前期比▲17.4%と低下したが,第2四半期に93.5で同9.1%と上昇に転じ,第3四半期98.8で同5.7%,第4四半期101.9で同3.1%と3期連続で上昇した。
業種別の動向を前年比でみると(表5),前年より上昇した業種は,鉱業(16.7%),化学工業(0.6%)など15業種中3業種となっている。
一方,低下した業種は,金属製品工業(▲41.5%),その他工業(▲30.8%)など12業種となっている。平成21年の在庫指数(原指数)は111.6で,前年比▲16.8%と低下した(表7)。
四半期別(季節調整済指数)にみると(表6),第1四半期は128で前期比▲14.3%,第2四半期108.6で同▲15.2%,第3四半期105.6で同▲2.8%,第4四半期103.3で同▲2.2%と1年を通して低下した。
業種別の動向を前年比でみると(表7),前年より上昇した業種は,その他工業(29.9%),プラスチック製品工業(21.1%)など14業種中6業種となっている。
一方,低下した業種は,電子部品・デバイス工業(▲45.7%),窯業・土石製品工業(▲36.4%)など8業種となっている。
寄与度
順位
|
業種名 |
寄与度
(%)
|
前年比
(%)
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
|
鉱工業総合
食料品工業
鉱業
化学工業
その他工業
プラスチック製品工業
一般機械工業
木材・木製品工業
繊維工業
鉄鋼・非鉄金属工業
輸送機械工業
パルプ・紙・紙加工品工業
電気機械工業
金属製品工業
窯業・土石製品工業
電子部品・デバイス工業
|
0.19
0.14
0.02
-0.08
-0.08
-0.13
-0.14
-0.15
-0.22
-0.31
-0.38
-0.94
-1.11
-2.29
-8.88
|
-14.4
0.74
12.24
2.63
-35.56
-11.20
-5.78
-11.98
-12.30
-27.53
-31.15
-20.56
-22.92
-50.56
-13.76
-22.21
|
寄与度
順位
|
業種名
|
寄与度
(%)
|
前年比
(%)
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
|
鉱工業総合
食料品工業
鉱業
化学工業
プラスチック製品工業
その他工業
輸送機械工業
繊維工業
一般機械工業
木材・木製品工業
鉄鋼・非鉄金属工業
パルプ・紙・紙加工品工業
電気機械工業
窯業・土石製品工業
金属製品工業
電子部品・デバイス工業
|
0.15
0.08
0.01
-0.06
-0.10
-0.11
-0.11
-0.14
-0.17
-0.27
-0.37
-0.66
-0.89
-1.04
-7.37
|
-11.0
0.38
16.67
0.58
-8.07
-30.76
-16.07
-10.72
-6.86
-15.79
-27.28
-15.46
-23.08
-7.43
-41.46
-22.51
|
寄与度
順位
|
業種名
|
寄与度
(%)
|
前年比
(%)
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
|
鉱工業総合
パルプ・紙・紙加工品工業
木材・木製品工業
プラスチック製品工業
鉱業
食料品工業
その他工業
繊維工業
一般機械工業
電気機械工業
鉄鋼・非鉄金属工業
金属製品工業 化学工業 電子部品・デバイス工業
窯業・土石製品工業
|
1.38
0.57
0.42
0.15
0.08
0.02
-0.07
-0.07
-0.15
-0.19
-0.30
-0.74
-0.88
-17.06
|
-16.8
14.32
13.55
21.13
14.09
0.32
29.89
-2.20
-35.57
-12.66
-27.21
-18.01
-22.88
-45.66
-36.36
|
生産指数(原指数)は69.5で前年比▲27.5%と3年連続の低下となった。
四半期別の前期比(季節調整済指数)をみると,1~3月期は▲13.4%,4~6月期▲10.1%と低下し,7~9月期は1.0%と上昇,10~12月期に▲3.9%と再び低下した。
品目別にみると,金再生地金,金地金など6品目すべてが低下した。
四半期別の前期比(季節調整済指数)をみると,1~3月期は▲41.5%,4~6月期▲6.6%と低下し,7~9月期は1.3%と上昇,10~12月期に▲8.6%と再び低下した。
品目別にみると,18リットル缶など上昇し,超硬サーメットチップ,軽量鉄骨など6品目が低下した。
四半期別の前期比をみると,1~3月期は36.4%と上昇し,4~6月期に▲13.5%と低下したものの,7~9月期32.0%,10~12月期18.6%と年後半は上昇した。
品目別にみると,半導体製造装置,個装・内装機械は上昇し,特殊鋼切削工具,給排水栓類など5品目が低下した。
四半期別の前期比をみると,1~3月期は▲34.4%と低下したが,4~6月期に18.8%と上昇に転じ,7~9月期7.0%,10~12月期10.8%と3期連続で上昇した。
生産指数(原指数)は111.4で前年比▲22.2%と4年ぶりに低下した。
四半期別の前期比をみると,1~3月期は▲37.3%と低下したが,4~6月期に28.8%と上昇に転じ,7~9月期15.2%,10~12月期6.8%と3期連続で上昇した。
品目別にみると,コネクター,フィルタは上昇し,固定コンデンサ,モス型IC(ロジック)など14品目が低下した。生産指数(原指数)は67.4で前年比▲31.2%と2年連続で低下した。
四半期別の前期比をみると,1~3月期は▲32.6%,4~6月期▲17.4%と低下し,7~9月期は26.0%,10~12月期16.9%と年後半は上昇した。
品目別にみると自動車部品(エンジン部分),船舶など3品目すべてが低下した。
生産指数(原指数)は95.9で前年比▲13.8%と4年ぶりに低下した。
四半期別の前期比をみると,1~3月期は▲42.6%と低下したが,4~6月期に39.0%と上昇に転じ,7~9月期28.4%,10~12月期14.3%と3期連続で上昇した。
品目別にみると,ファインセラミックス(パッケージ),ファインセラミックス(構造材)など11品目すべてが低下した。
生産指数(原指数)は81.8で前年比2.6%と2年連続で上昇した。
四半期別の前期比をみると,1~3月期は▲6.9%と低下し,4~6月期に2.6%,7~9月期19.0%と上昇し,10~12月期に▲9.9%と再び低下した。
品目別にみると,発酵エチルアルコールは上昇し,くえん酸,窒素など4品目が低下した。
生産指数(原指数)は92.8で前年比▲11.2%と低下した。
四半期別の前期比をみると,1~3月期は▲32.6%と低下したが,4~6月期に34.4%と上昇に転じ,7~9月期29.1%,10~12月期22.5%と3期連続で上昇した。
品目別にみるとプラスチック製フィルムが上昇し,プラスチック製容器,プラスチック製電気通信用部品が低下した。生産指数(原指数)は80.0で前年比▲20.6%と2年連続で低下した。
四半期別の前期比をみると,1~3月期は▲23.1%と低下し,4~6月期に14.3%と上昇,7~9月期▲5.2%と再び低下したが,10~12月期で6.1%と上昇した。
品目別にみると,印刷用紙(非塗工類),印刷用紙(塗工類)など6品目すべてが低下した。
生産指数(原指数)は72.7で前年比▲12.3%と6年連続で低下した。
四半期別の前期比をみると,1~3月期は▲2.5%,4~6月期▲2.2%,7~9月期▲8.7%,10~12月期▲8.8%と1年を通して低下した。
品目別にみると,靴下,補正着は上昇し,ニット製外衣,織物製外衣など4品目が低下した。
生産指数(原指数)は73.5で前年比▲12.0%と4年連続で低下した。
四半期別の前期比をみると,1~3月期は▲0.5%,4~6月期▲10.4%と低下し,7~9月期は1.8%と上昇,10~12月期に▲10.9%と再び低下した。
品目別にみると,製材品,プレハブ建築用木質系パネルなど4品目すべてが低下した。
生産指数(原指数)は95.2で前年比0.7%と2年連続で上昇した。
四半期別の前期比をみると,1~3月期は▲2.5%と低下し,4~6月期に3.1%,7~9月期1.4%と上昇し,10~12月期に▲1.0%と再び低下した。
品目別にみると,豚枝肉,和牛枝肉など11品目が上昇し,焼酎,異性化糖など19品目が低下した。
生産指数(原指数)は30.8で前年比▲35.6%と2年連続で低下した。
四半期別の前期比をみると,1~3月期は10.9%と上昇し,4~6月期▲33.7%,7~9月期▲6.3%と低下したが,10~12月期に28.3%と上昇した。
品目別にみるとキャビネット,マーキングペンなど3品目すべてが低下した。
生産指数(原指数)は93.5で前年比12.2%と3年ぶりに上昇した。
四半期別の前期比をみると,1~3月期は67.1%と上昇したが,4~6月期に▲35.2%と低下すると,7~9月期▲39.4%,10~12月期▲2.9%と3期連続で低下した。
品目別にみると,金鉱,銀鉱ともに上昇した。
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