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更新日:2022年12月23日

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地券


明治初年の地租改正に際して発行された土地所有の権利証。
明治4(1871)年に条例を公布して改正に着手し,明治9(1876)年に大久保利通が事務局総裁となり,作業を推進した。
本県では着手が遅れていたが,明治9(1876)年に大山県令は改正事業に着手した。しかし作業は難航し,西南戦争のため中断したが,戦争後の明治12(1879)年,岩村県令の手で地租改正に再着手。明治14(1881)年に終了した。地券には,所有者・所在・地目・段別・地価・地祖が書かれている。
明治22(1889)年,地券は廃止され,地祖の徴収を土地台帳によって行う制度へ移行した。

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