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更新日:2022年12月23日

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能勢探龍筆「春秋山水図」

能勢探龍筆「春秋山水図」画像

能勢探龍(1702~1755)は,1711年10歳の時に木村探元に入門した。1734年から35年にかけて,探元に従って上京し,近衛家に滞在した。この間,近衛公の前で席画する栄誉に浴する。師探元の画法を良く学んでいると言われ,狩野派風の作品が多い。
この作品はやまと絵風であり,探龍の画域の広さが知られる。左隻(写真上)は春景で吉野山の桜,右隻(写真下)は秋景で竜田川の紅葉を表現していると思われる。

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