芦検稲すり踊り
芦検稲すり踊りは、昭和十三年皇室の新嘗祭において、神々に供える米の栽培地として芦検が指定をうけ、その御田植え祭りに奉納したのがこの踊りの始まりです。
唄は汗水節を全段とし、稲すり節が本番となっています。衣裳は粗末な農作業衣、うんじょうぎん等を着用し、古い生活用具や農具を駆使するのが特徴です。踊りは、するす、つち、さんばら等を操作する三者三様の動作が一体となり、農村生活の一端を三味線・太鼓・指笛の伴奏でリズミカルに表現しています。
NHK総合テレビに出演し、全国に紹介されること2回、昭和六十二年には沖縄県石垣市に於けるアジア民族芸能祭にも参加出演しました。
現在、この踊りは芦検民謡保存会によって保存され、青少年への継承にも取り組んでいます。
この芦検稲すり踊りは、昭和57年6月16日に宇検村の無形民俗文化財に指定されています。
公開日時
不定期
公開場所
開催風景
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください