更新日:2024年12月24日
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毎年八月十六日、西之地区の人々は本国寺に参詣し、境内で精霊様(先祖の魂)を供養する盆踊りを踊ります。
踊りは、大きく分けて「つんたん拍子」、「たけなが」、「きのぎの」がありますが、各集落で内容は異なります。ほとんどの踊りは、まず、大太鼓、小太鼓、鉦、笛など六拍子(楽拍子)とよばれる楽器の演者を先頭にして入場し、踊り手がつづきます。踊り手は一重の円を組み踊りますが、六拍子は主に円の中央で踊ります。また、踊り手はカンモクとよばれる仮面をつけ祖先の霊となり踊るのです。日本本土の盆踊りが大変賑やかなものが多いのに対し、本国寺の盆踊りは先祖供養という盆踊り本来の意義がそのまま残っていて、しずかでゆかしい古風な踊りとして、日本の古い盆踊りの姿を今に伝える貴重な文化遺産であると高く評価されています。平成28年11月26日(土曜日)には、西之の野尻・木原集落の「たけなが」が、第65全国民俗芸能大会に出場しています。
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