更新日:2025年12月23日
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11月11日,ニューファーマー営農塾(露地野菜部門)を開催し,新規就農者,青年農業者,関係機関12人が参加しました。まず室内検討において,若手農業者が経営概要や課題,悩みなどを発表し,指導農業士や関係機関が助言等を行いました。その後,現地ほ場を巡回し,より具体的な指導等を行いました。指導農業士からは助言等に加えて,若手農業者の努力を称えるコメントや技術を確認する一幕もあり,相互に活発な意見交換ができました。今後もこの繋がりを大切に,経営安定や地域農業の発展に繋がることを期待します。
県肉用牛振興協議会川薩支部の設置した飼料作物実証ほで,暖地型牧草「テフグラス」と「青葉ミレット」の収量性や飼料成分を8月から10月にかけて調査しました。耐湿性に優れた両草種を水田転換畑等で実証栽培した結果,降雨の続く期間も順調に生育し,特に「青葉ミレット」は10a当たり推定生草重量が4.0tあり,十分な収量性を確認できました。
今後,研修会等により栽培技術や優良品種を普及していく計画です。
県内の生産者で組織する鉢花経営者クラブ(会員6戸)では,全員がシクラメンを栽培しています。薩摩川内市の2戸,さつま町の2戸でもシクラメンの出荷販売が11月になって本格的に始まりました。鹿児島,九州を中心に遠くは関西市場へ出荷されます。一方,生産者ごとでの直接販売も多くなっています。生産者によっては50~60品種栽培しており,色とりどりのシクラメンを買い求めるお客で賑わっています。販売は12月下旬まで続きます。


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