漁場の整備について
「恵み豊かな海づくり」の基盤となる魚礁の設置や藻場・増養殖場の造成などを行っています。
人工魚礁漁場の整備
魚類等が天然の瀬や沈没船に集まる性質を利用して、漁獲の増大、操業の効率化及び保護育成を図るために、コンクリートブロックや鋼材等により作られた構造物(人工魚礁)を設置しています。
魚礁には大きく分けて海底に沈めた沈設型のものと、海中または海面に浮かべた浮魚礁の2つのタイプがあります。
コンクリートブロック魚礁に集まったイサキの群れ(上写真)、イシダイ等(下写真)
増殖場の整備
アワビやイセエビ等の保護・育成のため、自然石やコンクリートブロックを設置しています。
人工湧昇流漁場の整備
人工的な構造物を海底に造成することにより、栄養塩の豊富な海底近くの海水を表層近くまで押し上げ、魚介類の増殖を図ります。
養殖場の整備
魚類等の養殖場の造成や改良を行っています。
甑島・里地区養殖場(下写真)
藻場の造成
魚類の稚魚などの生息場所となる藻場を作るため、海藻(ホンダワラなど)の生える基盤となる自然石、コンクリートブロック等を設置しています。
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