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更新日:2021年6月8日

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植物(その2)

ガジュマル

常緑の大木で、気根を垂れ、根はよく分岐し無毛。小枝や葉柄を折ると白色の乳液が出る。熱帯アジア、オーストラリアに分布しており、鹿児島では屋久島以南に見られ、街路樹や防風、防潮、また用材などに用いられる。

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クスノキ

高さ20~30m、直径2m以上に達する常緑の高木。鹿児島市の城山には大きなクスノキの自然林がある。クスノキは全国的に巨木が多く、日本各地で30本もの樹木が天然記念物に指定されているが、蒲生町の八幡神社の境内にある大クスは、根回り33mで日本一の巨樹である。クスノキは本県の県木である。
クスノキの写真です

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ヤクシマシャクナゲ

シャクナゲはツツジ科の植物で、屋久島の高所に生える常緑の低木。高さは1~3m、葉は細長い楕円形で、ふちは内側に湾曲している。花は釣鐘形で、つぼみの時はピンク、全開すると白色になる。初夏の開花期には、シャクナゲ登山で賑う。

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ソテツ

常緑の小高木で、茎は太い円筒形で無分岐または多少分岐している。長さ3cmくらいの実を付ける。大隅半島の火之岬・佐多岬、薩摩半島の山川・秋目、種子島、奄美諸島に見られる。
ソテツの幹に鉄くぎなどを打ち込むと元気になる。鉄で蘇(よみがえ)るので、「蘇鉄」というのだという。ソテツの果実や幹には大量のデンプンが含まれており、奄美諸島では昔、飢饉の時の食料として利用していた。
 
ソテツの写真です

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ノカイドウ

霧島山系のえびの高原で見られる、落葉の小高木。枝を多く分け、枝は丈夫で折れにくい。花は、直径2.5cmくらいで、一見すると梅の花に似ている。蕾の頃は、ピンク色であるが、満開になると真っ白になる。5月頃が満開。1923(大正12)年に国の天然記念物に指定されている。

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ビロウ

枝分かれしない太い幹を直立させ、そのてっぺんに群がった葉をつけるヤシ科特有の形をしており、南方的な色彩の強い植物である。ビロウの葉ほど大きく丈夫な葉は他に例がなく、古くから、みの、かさなどに利用されてきた。新芽は食べることもできる。志布志市枇榔島は全島にビロウが生い茂り、島全体が国の特別天然記念物に指定されている。

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