更新日:2020年12月24日
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「あなたは,今後どんな生き方をしたいですか?」
誰でも,いつでも,命に関わる大きな病気やケガをする可能性があります。
命の危険が迫った状態になると,約70%の方が,医療やケアなどを自分で決めたり望みを人に伝えたりすることが,できなくなると言われています。
自らが希望する医療やケアを受けるために大切にしていることや望んでいること,どこでどのような医療やケアを望むかを自分自身で前もって考え,周囲の信頼する人たちと話し合い,共有することが大事です。
もしものときのために,あなたが望む医療やケアについて,前もって考え,家族や医療・ケアチーム等と繰り返し話し合い,共有する取組を「人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)」と呼びます。
このような取組は,個人が主体的に考え,進めていくものです。
自分のこれからについて考えたくない,知りたくない方への十分な配慮が必要です。
11月30日(いい看取り・看取られ)は,もしものときの医療・ケアについて考える「人生会議の日」となっています。
厚生労働省HP:「人生会議」してみませんか(外部サイトへリンク)
県では,ACPの取組を推進するため,以下の取組を実施しています。
(1)医療・介護関係者を対象とした,「人生の最終段階における医療・ケアの意思決定プロセスに関するガイドライン」を踏まえた意思決定支援に必要な知識・技術等について普及する研修
人生の最終段階における医療・ケアの意思決定プロセスに関するガイドライン(PDF:102KB)
人生の最終段階における医療・ケアの意思決定プロセスに関するガイドライン(解説編)(PDF:211KB)
(2)県内の市町村が行う研修・普及啓発活動等に対する支援
関連リンク
鹿児島県医師会では,ACPを普及啓発するパンフレットや,マイライフ・ノート(エンディングノート)を作成しています。
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