城川内種子島踊り
この踊りは「種子島楽」ともいい,出水地方に昔から伝えられた郷土芸能の一つです。由来は,約450年前島津氏が種子島を攻めたとき,土地に伝わる踊りを見て,それを薩摩に伝えたといわれています。旧薩摩藩の各地で踊られていた念仏系の踊りで,現在種子島に残っているものと類似しており,相互関連があるものとみられています。
領主島津忠兼が謀殺され,慰霊のために命日の旧暦7月8日に,島民が各神社に踊りを奉納したのに始まると伝えられる御八日踊り(現在は8月8日)では,城川内の子ども会(小1~中3)がこの踊りを若宮神社等に奉納します。城川内の郷土芸能保存会を中心に地域が一体となり、保存継承に取り組んでいます。
踊りの構成は,先頭に妙鉢(チャッパー)を持つもの,次に大太鼓・小太鼓,鉦最後に柴を持つもの等総勢30~40人です。
公開日時
8月8日
公開場所
開催風景
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