更新日:2023年1月4日
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パソコン簿記指導の初回に行う実践研修全体会を11月16~17日に地域振興局で開催し,8名が参加しました。研修では,パソコン簿記の流れや入力にあたっての留意点,決算仕訳等について再確認を行いました。また令和5年10月から始まるインボイス制度の情報提供では,関心を持つ農家が多く,品目や販売先による対応事例や最新情報などを,今後も伝える必要があると感じました。パソコン簿記支援は12月~2月まで地域振興局,溝辺,福山の3会場で,月2回のペースで実施する予定です。
11月5,6日に開催された第20回全国地紅茶サミットin南九州市において「きりしま紅茶研究会」でブースを設け,来場者に対して地紅茶のPRを実施しました。当日は,来場者に各生産者が製造した紅茶の飲み比べや,販売を行いました。ブースで対応した研究会員は,消費者の感想を直接聞けたことや,全国各地で生産されている紅茶の試飲ができ,絶好の機会だったとの意見が上がりました。また,次回の大会へも参加したいとの意見もでました。
11月15日に姶良・伊佐地区茶業青年の会において現地研修会を開催しました。姶良・伊佐地区では,茶園の新・改植が進んでいることから,新品種の情報や,品種毎の幼木園仕立て,種苗法の概要について,農政普及課より説明しました。その後「せいめい」の幼木2,3年生の生育状況を確認し,指導農業士も加わり相互検討を実施しました。約2年ぶりの集合研修ということもあり,茶業青年もお互いの植付状況など積極的に意見交換をしました。引き続き,茶業青年を支援していきます。
姶良・伊佐地区サツマイモ基腐病対策プロジェクトチームで設置した展示ほの実績について,11月に農政普及課で内部検討を行いました。総合的な防除対策の実施により,展示ほでの基腐病の発生はありませんでした。生産者は,萎凋株を早期に抜き取ったこと,複数人による見回りを定期的に実施したこと,プラウ耕・枕畦除去による表面排水の対策など,今年度の新たな対策に手応えを感じていました。今後は次年産に向け,「残さない対策」の推進を支援していきます。
10月28日に溝辺町観光農園果樹部会総会,11月1日に国分観光農業振興会販売反省会が開催され,生産者,関係機関・団体計29名が参加しました。農政普及課から,今年度の実証ほの結果として,ナシ凜夏のジベレリン処理による肥大促進や,皮ごと食べられる黒系ブドウの品種特性調査等について紹介しました。また,今年度の生産状況を踏まえた課題について,情報交換を行いました。今後,さらに生産者と検討を行い,次年度のブドウ・ナシの生産安定につながるよう支援します。
11月5日,霧島市花卉振興会の「花を飾ろうプロジェクト」として第2回親子フラワーアレンジメント教室を開催しました。講師を霧島市の花店に依頼し,参加者は振興会員のスプレーギク,オリエンタルユリ,バラをふんだんに使ってアレンジメントを作りました。振興会会長が「霧島市で作られている花」と題して情報提供を行い,消費者との積極的な交流や,霧島市における切り花のPRに繋がりました。参加者からも好評で,今後も定期的に開催する予定です。
11月16日に,姶良市で若手有機栽培農家組織である霧島有機社中が現地研修会を開催し,会員とアドバイザー(指導農業士)の12名が参加しました。研修では,施設ほうれんそう・葉ねぎの肥培管理技術や根切り機活用による省力化を学びました。室内研修では,霧島市のふるさとプロデューサー今吉氏から,Webを活用した流通システム(フードリンク)の活用について提案があり,運営コスト等の課題を検討しました。今後も経営発展に向けて支援を継続していきます。
農研機構・農機メーカー・県総合開発センターで,共同開発中の除草ロボットの現地適応性を姶良市の有機栽培ほうれんそうで実証しています。実証は,令和3年12月,令和4年4月,及び10月の3回実施され,除草の時期・精度・機械利用の効果等について検討しています。農家からは,対応する作式や追加機能について改善要望はあるものの,除草効果は実感していて,完成を期待しています。にんじんでも現在実証中であり,引き続き有機栽培の省力化・経営安定につながるように支援します。
11月14日,霧島市の肉用牛農家において,子牛の疾病・事故低減に向けて子牛育成舎,カーフケージの石灰乳塗布を行いました。肉用牛振興協議会姶良支部での実証調査としての取組で,霧島市役所畜産担当者の協力ももらい,牛床,ケージの水洗い後,石灰乳を塗布しました。今後,子牛の疾病発生状況等を確認していきます。
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