更新日:2022年11月4日
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9月16,21日に霧島市春山地区のいちご生産者の花芽検鏡を実施しました。16日の検鏡では,昨年と同様の花芽分化状況で,さがほのか等は定植できる状態でした。21日の検鏡では,とよのかの分化がかなり進み,定植できる状況であることがわかりました。しかし,台風14号の影響により定植準備が20日以降となり,定植は23日頃からになりました。
9月12,13日,姶良中央家畜市場で開催された子牛セリ市に出荷された子牛全頭(241頭)の体測調査を実施しました。県肉用牛振興協議会姶良支部では,購買者に好まれる子牛生産を目的に,平成27年から年2回(9月,2月)取り組んでおり,発育,栄養のチェックを行いました。今後,測定結果を基に姶良地域の現状把握や,出荷時の問題点を洗い出して,より商品性の高い子牛作りに努めていきます。
8月下旬から,管内のさつまいもの収穫が開始されました。これに併せ,9月上旬に姶良・伊佐地区サツマイモ基腐病対策プロジェクトチームでは,健全種苗確保に向けたチラシを作成し,配布しました。チラシには次年産に向け,種いも専用ほ場からの収穫,貯蔵前の選別・調整と貯蔵前の種いも消毒を中心とした内容を記載しました。今後も,PTの活動を通して管内のさつまいも生産者を支援します。
9月16日,姶良地域生活研究グループ学ぼう伝えよう講座が開催され,会員及び消費者34名が参加しました。前年度作成した地産地消免疫力アップレシピの調理実習を行い,食で免疫力アップを図るポイントを学びました。実習後,食育シニアアドバイザーの外山澄子先生から食育の基本を学び,グループで行ってきた食育活動の意義を確認することができました。
姶良地区で複式簿記に取り組む方を対象に,8月30〜31日に複式簿記入門講座,9月1〜2日にパソコン簿記入門講座をオンラインで開催し,延べ8名が参加しました。オンラインのため,講義内容を細かく区切り,理解を確認をしながら演習を進め,最後はデモ決算書を作成しました。各受講者からは,仕訳の理論や簿記の流れは理解できたとの反応がありました。11月から実施予定の実践講座に繋がるよう支援していきます。
9月21日,溝辺お茶加工研修館で溝辺町茶業青年の会研修会が開催され,会員9名が参加しました。会ではそれぞれが製造した茶を審査し,外観や香気,滋味等を確認,今年度の気象などを踏まえた上で,茶を評価しました。会員は,製造時の状況を確認しながら情報交換を行いました。農政普及課からは,秋整枝や土壌管理に関する情報提供を行い,今後も,高品質な茶を生産できる農家の育成への支援を行って行きます。
伊佐地区指導農業士会は,9月2日に耕種部門3名,9月8日に畜産部門3名の新規就農者巡回訪問研修を行いました。耕種部門では根深ねぎの新規参入者1名と,水稲の複合経営を行う親元後継者2名で,それぞれ担当する作物の病害虫対策などの相談対応を行いました。畜産部門では1名が親元後継者,2名が新規参入で,指導農業士や伊佐市職員が牛舎建設に係るスケジュールなどのアドバイスしました。今後の就農定着に向けて,関係機関と情報共有し,一丸となって支援していきます。
伊佐市の集落営農14組織(3法人含む)に対し,水田転作で大豆栽培を行う場合の湿害対策について情報提供を行いました。伊佐市の大豆栽培面積は,171haで県内有数の産地であるが,水田転作での作付が多く,湿害の影響で単収が低い状況にあります。そのため,心土破砕や弾丸暗渠によりほ場の排水対策を講じていますが,水稲に復田した際の漏水の問題に対応するため,今回はアップカットロータリーによる畝立栽培を紹介しました。大豆単収向上の一助になることを期待します。
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