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ホーム > くらし・環境 > 消費生活 > 鹿児島県消費生活センターに寄せられた相談事例 > 入居する前から気をつけよう!~賃貸住宅の退去トラブル

更新日:2022年1月28日

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入居する前から気をつけよう!~賃貸住宅の退去トラブル

相談事例

賃貸住宅を退去した際,汚したり傷付けたりしていないのに高額な原状回復費用を請求された。納得がいかない。(40代女性)

アドバイス

進学や転勤で新生活が始まる春に多く寄せられるのが「退去時に敷金が戻らない」「たばこも吸わないのにクロスの張替料金を高額請求された」など,退去費用に関する相談です。
賃貸住宅の退去時には,原状回復を行う義務があります。原状回復とは「借主の不注意などでつけた傷や汚れを復旧」することをいいますが,その費用は一般的に,敷金(貸主が,家賃未払いに備えて借主から最初に預かるお金)から差し引かれ,残金が発生したら借主に返還されます。
「普通に生活しただけで発生する畳の摩耗やクロスの日焼けなど」は,原状回復の義務を負わないとされていますので,きれいに使っていたのに退去時,高額な原状回復費用を請求された場合は,貸主に内容明細を提示してもらい説明を求めましょう。その際,国土交通省のガイドラインを参考にしてください。
また,住む部屋はこまめに掃除して傷つけない工夫も大切です。気持ちよく新生活を迎えましょう。
令和4年4月から「成年年齢引き下げ」により18歳で成年になります。親の同意なしで契約が結べるようになりトラブルも予想されるため,周囲も注意して見守ってあげてください。

トラブルを回避するために

  • 契約時には契約書をよく読んで特約の内容等を確認する。
  • 入居前に貸主立ち会いのもと,部屋の写真を撮影し損耗状態を記録しておく。
  • 退去時は修繕箇所確認に立ち会って原状回復対象か否かを明確にし,内容明細を必ず受け取って確認する。

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

総務部男女共同参画局消費生活センター

電話番号:099-224-0999

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