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更新日:2020年2月21日
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1月17日,県人事委員会事務局の主催で,農業土木技術職への採用公募のための現場見学会が行われた。高校生から大学生の15名の参加者に対し,南薩地域と鹿児島地域の現場を実際に見学しながら,県の農業土木職の仕事内容や魅力,やりがいについて説明した。
南薩地域では,畑地かんがいの概況と金峰ダムの設置目的や施設についての説明などを行い,鹿児島地域ではICTを活用したほ場整備や頭首工の現場で工事の説明を行った。
昼食時間には,南薩地域振興局農村整備課の若手職員と意見交換も行い,参加した学生から多方面にわたる質問や意見が飛び交った。農業土木職の良いPRの機会になったと考える。
防災減災事業南種子地区は,平成26年度に採択され,14路線の用排水路整備及び3箇所のため池整備を計画している。
現在まで,4路線の施工を行っているが,予算及び用地買収の関係で進捗は遅れている状況にある。今回の地元説明会を行った西ノ園排水路は,南種子町の平山地内にありロケット発射場から北へ15分程度の位置にある。関係者は4名で高齢者の多い路線であり,昔から自分たちで水路の補修を行ったりして苦労をしたとのことで,土地は提供するから早く整備をして欲しいと要望があった。
今後は,関係機関と連携を行い早期完成に努めたい。
1月20日,国頭小学校5,6年生16人により,和泊町国頭の県営畑総事業外俣地区にある,減圧弁室に壁面アートを作成した。
「未来の農業」をテーマに,縦2m×横5mの壁に,青空の下,赤いトラクターで畑を耕している様子を生き生きと描き,農業における畑かん施設の役割について,理解を深めた。
制作には,県・町・施工業者など畑かん関係者も参加し,和泊町在住の画家,山田海山先生の指導の下で絵を作成した。制作に携わった小学生からは「みんなで楽しみながら絵を描けた。この絵を他の人にも見て欲しい」などの感想があった。壁面アートは空港近くの海沿いに面して描かれており,飛行機からも見えるため,沖永良部島のちょっとした観光地となりそうだ。
1月7日~13日に鹿児島市立美術館で第28回かごしまフォト農美展を開催した。期間内に1,983名の来場があり,来場者は県内の農村の生産・生活風景や伝統行事などの写真に和んでいる様子であった。
今回の課題部門のテーマは「作物のいのち」で,それぞれの作者が考える命の瞬間が写真として切り取られていた。次回も農の“美力”を伝える作品を期待したい。
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