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更新日:2020年1月24日
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11月26日さつま町JAにおいて,さつま町主催の中山間地農業ルネッサンス推進事業による「湛水栽培サトイモシンポジウム」が開催され,生産農家,飲食店,JA,行政関係者等の約100人程が集まった。
サトイモは水利施設等保全高度化事業(高収益作物導入促進型)・農地中間管理機構関連農地整備事業柊野地区の新規導入作物になっており,湛水栽培の効果,サトイモ料理の試食等紹介があり,サトイモの魅力が発信された。
意見交換会では,生産農家が「生産はするが,あまり食べたことが無かった。このサトイモ料理はおいしい!レシピを教えて!」,「サトイモの加工品ペーストを生産しているが,あまり売れない」,「皮むきサトイモがあれば,売れると思う」等の意見が出された。
12月6日から令和2年1月7日にかけて(計6日間),FOEAS(フォアス:地下水位制御システム)を実施したほ場(肝付町前田)において,ブロッコリーの収穫が行われた。事業実施主体は肝付町ほ場整備推進協議会であり,土改連,高山土地改良区,肝付町役場,農家から計62名が参加した。
今後,収量等について,FOEAS未実施のほ場と比較し,事務局(肝付町)で取りまとめを行う予定とのことである。
10月6日と12月16日の2回にかけて,龍郷町戸口地域の3集落を対象にふるさと探検隊を実施した。
1回目の「集落点検」では,約30名の住民が参加し「神の道コース」と「畑コース」に分かれて,良いところ,悪いところをチェックした。地域内にある神社や泥染め跡,水はけが悪いところなど現地で確認した後,公民館で意見を集約して「点検マップ」を作成。2回目では,「点検マップ」をもとに,課題解決のための話し合いを行い,自分たちの集落の「夢マップ」を作成した。
2回とも活発な話し合いが行われた。この結果が,地域活性化の起爆剤となることを期待したい。
12月25日に喜界町役場において,喜界島地区かんがい排水事業推進協議会環境配慮検討会が行われた。
本会の目的は,現在全体実施設計を実施中の,国営喜界島土地改良事業における環境との調和への配慮を検討することであり,今回で4回目の開催となった。メンバーは生物,植物,景観,地下水のそれぞれの専門家,その他地元からの代表及び土地改良区,町,県,国の行政関係者が出席した。検討会で取りまとめられた環境配慮計画は,全体実施設計及び事業実施に反映されることとなる。
今後も国営事業の実施に向け,早期の着工ができるよう,事務所としても協力を行いたい。
沖縄で行われている国営事業の地区調査に関連して,多良間村,与那国町及び沖縄総合事務局の関係者が,12月5日に徳之島を訪問し,島内の現地視察や関係機関との意見交換等を行った。
意見交換では各島の営農推進の状況や課題等が話し合われ,徳之島と沖縄離島では耕地や畑かん水量の規模が異なるものの,互いの良いところを吸収しようと熱心な質疑・応答が行われた。
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