白なす
由来
鹿児島では,病気に強く栽培が容易なことや,味の良さから,古く(戦前)から淡緑色の在来白なすが広く栽培されている。
白なすは,アクが少ないので,産後に食べるなすは白なすでないといけないと言われていた。
作物の特徴・特性
果形は,長なすと丸なすがあり,丸なすには縦長の巾着型と米なすに似た系統がある。
長なすは,長さ20cm,直径5cm,重さ150~200g程度で,果皮色は,淡緑で,首太りや尻のとがりは小さい。
丸なすは,大きいタイプは長さ13~16cm,尻部の直径は9~13cm,重さ300~500gになる。
味や料理法
皮はやや硬いが,果肉が軟らかく,種子の充実が遅いので口当たりが良く食べやすい。
焼きなす,煮付け,揚げ物,炒め物,汁の具にあう。また,漬物にも利用される。
栽培カレンダー
その他(問い合わせ先など)
かごしま無農薬野菜の会
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