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日本一安全で安心な鹿児島づくりをめざして 日本警察の創始者 鹿児島県出身 川路利良 大警視

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更新日:2024年12月27日

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定例会議(10月24日(木曜日))

1催日時

令和6年10月24日午後零時45分から午後6時20分まで

2開催場所

警察本特別会議室、公安委員会室

3席者

(1)安委員会

石窪委員長、増田委員、鑪野委員

(2)察本部

野川本部長、西畑警務部長、南生活安全部長、中野刑事部長
岩城交通部長、濵田警備部長、兼高情報通信部長、牛垣首席監察官、鋪根学校長
(事務局等川﨑警務部参事官、野角公安委員会補佐室長)

4

(1)転免許の取消処分に対する審査請求の受理(警務部)

警察本部から、運転免許の取消処分に対する審査請求の概要について説明があり、受理を決裁した。

(2)鹿児島県公安委員会あて公文書開示請求の受理及び開示決定等期限の特例の適用(警務部)

警察本部から、鹿児島県公安委員会あて公文書開示請求の受理及び開示決定等期限の特例の適用について説明があり、これを審議の上、決裁した。

(3)鹿児島県公安委員会公印規程の一部改正(警務部)~資料(PDF:53KB)

警察本部から、鹿児島県公安委員会公印規程の一部改正について説明があり、これを審議の上、決裁した。

(4)鹿児島県公安委員会事務決裁規程の一部改正(警務部)~資料(PDF:110KB)

警察本部から、鹿児島県公安委員会事務決裁規程の一部改正について説明があり、これを審議の上、決裁した。

(5)砲所持許可者に対する行政処分(生活安全部)

警察本部から、銃砲所持許可者に対する行政処分について説明があり、これを審議の上、決裁した。

(6)転免許の取消処分等(交通部)

警察本部から、9人に対する運転免許の取消処分及び1人に対する処分量定の軽減について説明があり、これを審議の上、決裁した。

(7)警察法第60条第1項の規定に基づく警察職員の援助要求の受諾(警備部)

警察本部から、「第43回全国豊かな海づくり大会」に伴う警衛警備に関して大分県公安委員会からの警察法第60条第1項の規定に基づく警察職員の援助要求について説明があり、これを審議の上、援助要求の受諾を決裁した。

5

(1)令和6年第3回県議会定例会結果(警務部)~資料(PDF:44KB)

警察本部から、令和6年第3回県議会定例会結果について報告があった。
委員から「県議会での県警察による説明内容について報告を受けたが、これで終わりではない。今後、再発防止策を推進していく中でも改善点を見つけて、改善していただきたい。」旨の発言があった。
委員から「県民から失った信頼は、策定した再発防止策を確実に行うことで、取り戻していただきたい。」旨の発言があった。
委員から「マスコミや議会対応をする際は、答弁について、今まで以上に内部での協議・検討をお願いする。皆さんが意見を出し合って、答弁内容についてディスカッションをすることで組織を高めることにもなるし、認識の統一を図るということにもつながるものと考える。」旨の発言があり、警察本部から「今後、外部への発信は県警内部で吟味した上で対応をとっていかなければならないと感じている。」旨の説明があった。
委員から「臨時の警察署協議会代表者会議の時にも、出席した協議会員の方からは、「報道を見てもよく分からない。信頼はしているけど、本当に大丈夫なのか。」との発言があった。言えないところはあると思うが、不安払拭に繋げるためにも,言えるところはできる限り説明することが重要ではないかなと思う。」旨の発言があった。

(2)域警察運営規則の一部改正(生活安全部)~資料(PDF:51KB)

警察本部から、地域警察運営規則の一部改正について報告があった。
委員から「時代的な背景や、また人員の問題もある中で、柔軟にスリム化できるところはスリム化して、今後、効果的な活動が行われるように改正されるものだと考える。規則が緩和されることで、いろいろと取り組み易くなると思うが、「地域の実情に即した」という言葉どおり、実情をどう把握して、運営を見直すかというところが、本当に求められていると思う。実情の分析等をしながら、不備のないように進めていただきたいということと、やはり地域の方々には、警察活動がおろそかになるというイメージを持たれる可能性があるので、地域の方には、今までと特に変わらずしっかりと安全安心が守られるような体制が維持されるのだということの説明を行った上で、取り組んでいただきたい。より柔軟にということなので、しっかり検証しながら進めていただきたい。また、それぞれの地域にあった取組や、効率的に取り組んでおられているところを、モデルケースとして取り上げ、他の地域でも参考にして取り組むことの検討もお願いしたい。」旨の発言があった。
委員から「交番駐在所の運用基準の見直しについては、勤務員の意見も伺いながら検討するようにお願いする。」旨の発言があり、警察本部から「事件事故の発生状況やいろいろな地域の実情、それから住民の要望等を把握することが大事だと考える。そのことは地域警察官が一番把握できる存在である。今後、より一層今まで以上にそういう情報収集が必要であり、それに応える為の活動が非常に大事になってくるものと考えている。」旨の発言があった。
委員から「巡回連絡を効率的に行うための改正点は、これは有益な改正だとは思う。ただ、今回の一連の非違事案の中で、巡回連絡情報を悪用した事案があった。今後、巡回連絡の情報を扱う人が増えるとなれば、今まで以上に情報管理や個人情報がしっかり管理されているのかが問われるので、更に徹底した教養を職員に対して実施するようにお願いする。」旨の発言があった。

(3)資機材の導入・活用(刑事部)~資料(PDF:27KB)

警察本部から、鑑識における新資機材の導入・活用について報告があった。
各委員から「新資機材によって、経験の差を埋めることができることがよく理解できたので、今後、どのような資機材が有益なのかということにもアンテナを張って、よりよい資機材の導入に努めていただきたい。」旨の発言があった。

(4)通事故の発生状況(10月16日~10月22日)(交通部)~資料(PDF:76KB)

警察本部から、本年10月16日から10月22日までの間の交通事故の発生状況について報告があった。

(5)警護結果(7月~9月)(警備部)

警察本部から、令和6年7月から9月までの期間中の警護結果について報告があった。
委員から「本県は離島もあり、警護も広範囲に渡って大変かと思うが、今後とも万全の体制で臨むようにお願いする。」旨の発言があった。

(6)SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺被害防止対策について(生活安全部)

本年10月10日に警察本部から「令和6年全国地域安全運動の実施」について報告した際、公安委員から「あらゆる活動を通じて、県民にSNS型投資詐欺・ロマンス詐欺被害が増加し深刻な状況であることを周知して、未然防止に取り組むようにお願いしたい。」旨の発言を受け、警察本部から

  • 本年10月8日、フレンズFMで、SNSを利用した詐欺が現在多発し被害額が多額に及んでいることや、家族、知人間で語り合い被害防止に努めるように呼びかけたこと
  • 各署では全国地域安全運動の期間中、詐欺被害防止に取り組む各種活動を行ったこと
  • SNS型投資・ロマンス詐欺被害をより県民に知っていただくために県警察のホームページの変更を検討していること

旨の説明を行い、引き続きSNS型投資詐欺・ロマンス詐欺被害の未然防止に努めていく旨の説明があった。

(7)バイト対策について(生活安全部)

本年10月17日の定例会において、公安委員から「闇バイト対策を行い犯罪の未然防止活動に努めるようお願いする。」旨の発言を受け、警察本部から

  • 闇バイトに加担させないための取組として、3つのタイミングでアクションやアプローチがあると考える。まずは、求人情報を見て、それに応募させない対策と、求人に応募したが犯罪にまだ加担していないタイミングでの対策、それから、家族等が脅迫されたタイミングでの対策と、それぞれのタイミングにマッチした広報に取り組むこと
  • 闇バイトが関連する強盗の犯罪抑止に向けた取組として、警戒活動を強化すること、深夜のパトロールを重点的に行い職務質問を徹底していくこと、サイバーパトロールによるオンライン監視の強化に取り組むこと
  • 学校関係機関等と連携した広報啓発活動として、学校や教育委員会、少年鑑別所、ハローワーク等に対し、積極的に広報啓発への協力を求めて取り組むこと
  • 警視庁とコラボした「♯BAN」というの警告動画を県警のホームページに掲載して、予防に努めることも継続して取り組んでいく予定であること
  • 指示役から犯行を指示された時、それから脅迫された時に相談しやすい環境の醸成に努めるとともに、被害者保護も含めて、そういった脅迫がなされた場合には、警察が全面的に家族を含めて守ることを伝える広報に取り組むこと

を行い、闇バイトに関連する犯罪の未然防止に努めていく旨の説明があった。
委員から「今の説明にあった取組を継続若しくは早急に実行するようにお願いする。また、報道と協力した抑止活動にも努めていただきたい。」旨の発言があった。

(8)鹿児島県情報公開・個人情報保護審査会からの答申(警務部)

警察本部から、鹿児島県情報公開・個人情報保護審査会からの答申について、報告があった。

6その他

  1. 委員から「首相が来県される当日の朝に、自民党本部と首相官邸が襲撃されるという事件が発生し、警護に従事される方は、大変な緊張感を持って臨まれたのではないかと思う。今回の首相警護のように、街頭で行われる警護の場合は、非常に大変な部分があると思うが、今後もまだ選挙に伴う警護が続くと思うので引き続き緊張感を持って臨むようにお願いする。」旨の発言があった。
  2. 委員から「首都圏等で連続発生している強盗事件については、報道等によるとSNSを通じて実行犯を闇バイトで雇い実行させているようである。報道を聞いて驚くのは、中学生や高校生が犯行に加わっているということと、被害も首都圏だけでなく、山口県内でも発生していると聞き、今後、被害が本県にも及ぶのではないかと危惧している。県警察には、今できる対策、例えば、各家庭に対する防犯指導、被害にあった際の対応、若者が安易に闇バイトに応募しないようにするための啓発活動などに取り組んでいただきたい。」旨の発言があった。
  3. 委員から「県内では、インフルエンザの患者が増えていると聞いており、実際に学級閉鎖をしている学校もある。警察署内で、インフルエンザが蔓延すれば、警察活動にも影響するので、職員に対しては、基本的感染防止のうがい、手洗いをしっかりするように指導願いたい。」旨の発言があった。

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