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聲無キニ聴キ 形無キニ見ル 日本警察の創始者 鹿児島県出身 川路利良 大警視

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更新日:2024年12月20日

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定例会議(9月12日(木曜日))

1催日時

令和6年9月12日午後1時15分から午後5時10分まで

2催場所

警察本部特別会議室、公安委員会室

3席者

(1)安委員会

窪委員長、増田委員、鑪野委員

(2)察本部

野川本部長、西畑警務部長、南生活安全部長、中野刑事部長
城交通部長、濵田警備部長、兼高情報通信部長、森満監察官
(事務局等﨑警務部参事官(総務担当)、野角公安委員会補佐室長)

4

(1)転免許取消処分に関する審査請求の審理手続の終結及び裁決(警務部)

警察本部から、運転免許取消処分に関する審査請求の審理手続の終結及び裁決書案について説明があり、これを審議の上、裁決した。

(2)有個人情報不開示決定処分に関する審査請求の審理手続の終結及び裁決(警務部)

警察本部から、保有個人情報不開示決定処分に関する審査請求の審理手続の終結及び裁決書案について説明があり、これを審議の上、裁決した。

(3)鹿児島県地方警察職員の特殊勤務手当支給規則の一部改正(警務部)~資料(PDF:55KB)

警察本部から、鹿児島県地方警察職員の特殊勤務手当支給規則の一部改正について説明があり、これを審議の上、決裁した。

(4)情事案の受理(警務部)

警察本部から、苦情事案の概要について説明があり、受理を決裁した。

(5)望・意見の受理及び処理(警務部)

察本部から、沿線住民の署名が添付された交通規制見直しを求める要望・意見の概要及び処理案について説明があり、これを審議の上、受理及び要望・意見処理結果通知書を決裁した。
員から「以前から同様の申出がなされていたが、今回多くの住民から連名での申出があったことに照らし、改めて対応を検討すべきだと考える。今後、警察が行う予定の住民説明会では、参加した住民に対し丁寧な説明を行い理解を得るようにお願いする。」旨の発言があり、警察本部から「委員からのご指摘は、関係所属に伝達し、丁寧な住民説明を行うように伝える。」旨の説明があった。

(6)運転免許の取消処分(交通部)

警察本部から、18人に対する運転免許の取消処分について説明があり、これを審議の上、決裁した。
委員から「酒気帯び運転で取消処分を受ける方が多いようなので、あらゆる機会を活用して飲酒運転防止の啓発活動に努めるようにお願いする。」旨の発言があった。

5

(1)変化する犯罪への迅速かつ的確な対応(令和6年鹿児島県警察運営重点)(刑事部)~資料(PDF:38KB)

警察本部から、性犯罪捜査を取り巻く現状変化の対応について報告があった。
委員から「報告を受け、これまで潜在化していたものが、顕在化してきて件数的にも増加していることが理解できた。また、検挙事例についても、これまでにない事例が出てきており、時代の変化を意識付けられた。やはり、被害者が声を上げやすい環境を整えることや、被害者の二次的被害につながることがないように担当者への教養をお願いする。」旨の発言があった。
委員から「どの犯罪類型もそうだが、特に性犯罪に関しては、被害届の即時受理、被害者に寄り添った被害相談が大切だと考える。そこが十分でないと被害者の二次的被害につながるので、適切な対応をよろしくお願いする。」旨の発言があり、警察本部から「被害届の即時受理については、各署への巡回指導を通じて所属長や刑事課長に対し指示し、組織内での徹底を図っている。」旨の説明があった。

(2)通事故の発生状況(9月4日~9月9日)(交通部)~資料(PDF:59KB)

警察本部から、本年9月4日から9月9日までの間の交通事故の発生状況について報告があった。

(3)の全国交通安全運動における各種施策の推進(交通部)~資料(PDF:338KB)

警察本部から、秋の全国交通安全運動における各種施策の推進について報告があった。
また、警察本部から、「これまで公安委員会からご指摘のあった、歩行者に対する交通指導の実施、歩行者の反射材の着用促進、飲酒運転取締りの促進、自転車利用時の交通ルールの遵守やヘルメット着用の促進についても併せて取り組み、悲惨な交通事故を1件でも減らすように取り組んでいく。」旨の説明があった。
委員から「毎年10月から12月中の歩行者関連事故が多く、中でも17時から19時までの間の下校時間等に事故が多いことから、改めて、県民に対し、広く周知を図り、事故防止に繋げていただきたい。また、改正道路交通法については、あらゆる機会を利用して周知を図るようにお願いする。」旨の発言があった。
委員から「外国人技能実習生へのヘルメット寄贈と法令講習の開催はどこで行われるのか。」旨の質問があり、警察本部から「枕崎署において行う予定だが、その他、技能実習生の多い地域でも、今後、法令講習等の交通安全教室を開催していく予定である。」旨の説明があった。

(4)身近な犯罪を防ぐ地域社会づくり(生活安全部)

本年8月8日に警察本部から「身近な犯罪を防ぐ地域社会づくり」について報告がなされた際、公安委員から指導等された事項の進捗状況について、警察本部から
学生アルバイトへの防犯講話の実施について

  • 深夜スーパー等防犯対策協議会の中で、資料を配付し、大学生アルバイトへの教養について依頼したこと
  • 大学等の協力を得て、学生に対する警察官による教養を予定していること

ラジオによる防犯講話の視聴率

  • 視聴率の把握は困難な状況であるが、今後、県警としてもあらゆる機会を活用して県民の反響や、放送内容の要望把握に努めること

SNSによる被害情報の発信促進

  • 現時点では、X(旧ツイッター)やインスタグラムを活用して、被害の認知状況や注意喚起等を実施しているが、今後も継続して取り組んでいくこと
  • 引き続き発信手段については、検討を重ねていくこと

旨の報告があった。

(5)人事案件(警務部)

警察本部から、人事案件について報告があった。

(6)政事件訴訟の判決結果(警務部)

警察本部から、保有個人情報一部開示決定処分に対する審査請求を棄却する旨の裁決の取消しを求める行政事件訴訟の判決結果について報告があった。

6の他

  1. 本年9月18日、公安委員長が県議会における答弁を求められていることから、協議の上、答弁案を決定した。
  2. 委員から「台風災害への備えと、救助等に当たる警察官が二次被害に遭わないように最大限の注意を払うように指示をお願いする」旨の発言があった。
  3. 委員から「警察学校において、短期・長期の初任科学生に対し講義を行い、一連の非違事案に対する再発防止対策、職務倫理、社会変化への取組、アンコンシャスバイアス(無意識のバイアス)等について講義を行った。初任科生には、世のため、人のために尽くすという初心の気持ちを忘れることなく職務に当たることをお願いした。」旨の発言があった。また、委員から「アンコンシャスバイアスは、誰もが潜在的に持っているもので、他人に対してのみならず、自分に対しての感情も含まれる偏見だと言われている。アンコンシャスバイアスは、離職率の上昇やイノベーションの枯渇にもつながると言われ、組織に様々な弊害をもたらすと言われている。時代変化への対応として、より自分事として深く学び、お互いに語り合って考えたりする学習を県警内でも行って欲しいと考えている。」旨の発言があり、本部長から「アンコンシャスバイアスを自覚し、広い視野を持って意識的に打破していくことが大切だと考えている。今後、組織内で教養を行い、意識付けを行っていく。」旨の発言があった。

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