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日本一安全で安心な鹿児島づくりをめざして 日本警察の創始者 鹿児島県出身 川路利良 大警視

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更新日:2024年12月27日

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定例会議(10月17日(木曜日))

1催日時

令和6年10月17日午後1時15分から午後5時45分まで

2催場所

警察本部公安委員会室、特別会議室

3席者

(1)安委員会

窪委員長、増田委員、鑪野委員

(2)察本部

野川本部長、西畑警務部長、南生活安全部長、中野刑事部長
岩城交通部長、濵田警備部長、兼高情報通信部長、牛垣首席監察官
(事務局等川﨑警務部参事官、野角公安委員会補佐室長)

4

(1)転免許の取消処分に対する審査請求の受理(警務部)

警察本部から、運転免許の取消処分に対する審査請求の概要について説明があり、受理を決裁した。

(2)通違反に伴う点数付加行為に対する審査請求の裁決(警務部)

警察本部から、交通違反に伴う点数付加行為に対する審査請求の裁決書の概要について説明があり、これを審議の上、裁決した。

(3)罪被害者等給付金(重傷病給付金)の支給裁定(警務部)

警察本部から、犯罪被害者等給付金(重傷病給付金)の支給について説明があり、これを審議の上、裁定した。

(4)転免許の取消処分(交通部)

警察本部から、15人に対する運転免許の取消処分について説明があり、これを審議の上、決裁した。

(5)察法第60条第1項の規定による警察用航空機等の援助要求(警備部)

警察本部から、石破茂内閣総理大臣の来県に伴う警護に万全を期すため、警察庁長官及び熊本県公安委員会に対する警察法第60条第1項の規定に基づく警察用航空機等の援助要求について説明があり、これを審議の上、決裁した。

5

(1)情事案の受理・処理状況(警務部)~資料(PDF:79KB)

警察本部から、令和6年上半期の苦情事案の受理・処理状況について報告があった。
委員から「不当要求に対する対応について、警察組織の性格上、難しいところもあるかもしれないが、もしこれが増大するようであれば、職員保護の観点からも、対応のルールを考えることも、いずれかの時点では必要になるものと考える。その際、先進的に取り組んでいる福岡県警の取組を参考にしていただきたい。」旨の発言があり、警察本部から「今後、苦情については次の3点について取組予定である。1点目は、全職員に、自分の職務執行は全て県警を代表して行っているとの意識付けを行うこと、2点目は、苦情事案は、早く組織に乗せて対応すること、3点目は、これまで苦情事案は、総務課で管理していたが、今後は本部主管課と共有して、警察本部全体で苦情に対応するという体制を整えていくことの3点について取組予定である。」旨の説明があった。
委員から「苦情は組織全体で共有し、同じ過ちを繰り返さないということが重要である。例えば、職員側に非がある苦情のうち誤った認識や不注意とかで発生したものは、組織で共有し、職員に対して教養することで同じ様な苦情は防げるものと考える。それから、苦情の中には、組織改善に繋がるものも含まれており、しっかりと対応をすることで、信頼回復にも繋がるものではないかと考える。また、苦情に対応する方のメンタルが保てないと難しいと考えるので、上司の方は気を付けていただきたい。」旨の発言あった。

(2)33回暴力追放県民大会の開催(刑事部)~資料(PDF:64KB)

警察本部から、第33回暴力追放県民大会の開催について報告があった。

(3)通事故の発生状況(9月20日~10月15日)(交通部)~資料(PDF:72KB)

警察本部から、令和6年9月20日から10月15日までの間の交通事故の発生状況について報告があった。

(4)自転車利用者による交通違反に対する罰則整備に伴う広報啓発活動(交通部)~資料(PDF:168KB)

本年9月25日に公安委員会から「令和6年5月24日、道路交通法の一部を改正する法律が施行され、同年11月1日から、自転車の危険行為「酒気帯び運転」と「携帯電話使用等」に罰則が整備されることに伴い、県民の手軽な移動手段である自転車の利用者に広く周知を図る必要があるが、どのような広報を行っているのか教えていただきたい」との発言を受け、警察本部から、自転車利用者による交通違反に対する罰則整備に伴う広報啓発活動について報告があった。
委員から「広報啓発活動については、みんなで意見を出し合い、時機を逸せず工夫して取り組んでいただきたい。具体的な事例に基づいてクイズ方式にすると、受講者の理解度を把握できるだけでなく、中学・高校での安全教室等に行った際にも使用できるので参考にしていただきたい。」旨の発言があった。

(5)衛結果(警備部)

警察本部から、「快護生活フェス」特別講演会に御臨席されるためにお成りされた三笠宮瑶子女王殿下の警衛結果について報告があった。
委員から「佐賀県の国民スポーツ大会と重なって行われ、人数的にも大変厳しい中ではあったと思うが、この経験を、次に活かすようにお願いする。」旨の発言があった。

(6)SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺被害防止対策について(生活安全部、刑事部)

本年8月22日に警察本部から「SNS型投資・ロマンス詐欺被害等」について報告がなされた際、公安委員会から「うそ電話詐欺、SNS型投資・ロマンス詐欺被害の公表について検討していただきたい。」旨の発言を受け、警察本部から

  • 今後、生活安全部と刑事部で協力して、うそ電話詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺等の発生状況を10日間毎に報道発表し、県民に対して広く周知を図り、被害の未然防止に努めていく

旨の報告がなされた。
委員から「この取組が、被害抑止効果に繋がることを期待している。また、今後、非違事案の再発防止対策を進めていくわけだが、やはり県民の安全・安心を守るという警察本来の役割をきちんと行うことこそが、一番の信頼回復に繋がると考える。この様な取組は、どんどん進めていただきたい。また、報道機関を通じての公表だけでなく、県警察のホームページで直ぐに確認できるように検討をお願いしたい。」旨の発言があった。
委員から「県警のホームページ等で被害を公表する際は、くれぐれも被害に遭われた方への配慮を忘れないようにお願いする。」旨の発言があった。

(7)人事案件(警務部)

警察本部から、人事案件について報告があった。

(8)犯罪被害者等給付金(重傷病給付金)の不支給裁定に対する審査請求の裁決結果(警務部)

警察本部から、請求人が国家公安委員会に対して行った犯罪被害者等給付金(重傷病給付金)の不支給裁定に関する審査請求の裁決結果について報告があった。

(9)監察事案(2件)(警務部)

警察本部から、監察事案2件について報告があった。

(10)政事件訴訟の発生(警務部)

警察本部から、行政事件訴訟の発生について報告があった。

6その

  1. 委員から「衆議院選挙が公示されたことから、公正な取締りと警護対象者の警護には万全を期すようにお願いする。」旨の発言があった。
  2. 委員から「鹿児島犯罪被害者支援センターが、県内でも歴史のあるMBC賞を受賞された。この賞は、地域に根付いて活動し、今後の活躍が期待される団体や個人が表彰されるものである。その中で、犯罪被害者支援センターが選ばれたことは、社会において、犯罪被害者等の権利利益の保護が強く求められおり、その活動が評価されたものと考えられるので、引き続き被害者支援への取組をお願いする。」旨の発言があった。
  3. 委員から「ここ数週間にわたって首都圏で発生した闇バイトによる強盗事件は、現在のところ、首都圏だけでの発生だが、今後、本県でも発生するのではないかと危惧している。首都圏のことと思わず、闇バイト対策を行い犯罪の未然防止活動に努めるようにお願いする。」旨の発言があった。
  4. 委員から「10月6日に開催された警察音楽隊のふれあいコンサートに出席した。同コンサートでは、加治木高校吹奏楽部との共同演奏や警察車両の展示等もあり、和やかな雰囲気の中で、警察をアピール出来た大変良い機会だったのではないかと思う。今、県警は厳しい状況にあるが、このように一般の方々とのふれあいの場というのは非常に重要であるので、引き続き一般の方々とのふれあい活動に尽力するようにお願いする。」旨の発言があった。
  5. 委員から「10月11日に開催された伊佐湧水署の落成式に出席した。伊佐湧水署が、今後、地域の方から署員とともに愛される庁舎となることを期待している。また、建物には、県産の材木が使用され、中はバリアフリー化や、ジェンダーを意識した施設もあり、もろもろ工夫をされている施設であることを実感した。」旨の発言あった。

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