更新日:2017年2月1日
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2011年1月に霧島・新燃岳が爆発し,周辺の自然の環境やそこで生活する人々は大きな影響を受けました。あれから5年が経過した今,霧島はどのように変化したのでしょうか。噴火前後の自然環境比較をするとともに,霧島の現状や火山と共生する人々の知恵を紹介します。 |
平成28年3月19日(土曜日)~6月12日(日曜日)
3月:22日(火曜日),25日(金曜日),28日(月曜日)
4月:4日(月曜日),5日(火曜日),11日(月曜日),18日(月曜日),25日(月曜日),26日(火曜日)
5月:9日(月曜日),16日(月曜日),23日(月曜日),30日(月曜日)
6月:6日(月曜日),7日(火曜日)
県立博物館本館1階企画展示室
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現在の霧島は,いつどのようにしてできたのでしょうか。その生い立ちや,2011年に起こった新燃岳噴火について解説し,霧島火山の資源活用についても紹介します。
2011年1月26日に起こった新燃岳の噴火(成尾英仁氏撮影) |
2016年3月現在,火山性の地震が頻発している硫黄山 |
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霧島最古の岩風呂 |
大霧地熱発電所 |
霧島では低地から山頂部まで,標高に応じて植物の垂直分布が変化する様子が見られます。新燃岳の噴火によって絶滅が心配された植物もありましたが,多くはその後回復しつつあります。
山頂部に育つミヤマキリシマ |
照葉樹林帯と夏緑樹林帯の移行部に見られるモミ・ツガなどの針葉樹林 |
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火山ガスで枯れた樹木 |
噴石の被害を受けた後に,再び芽生えが出てきたミヤマキリシマ |
2011年に新燃岳が噴火して以来,霧島の昆虫にはどのような影響があったのでしょうか?博物館では環境省の許可を得て,国立公園内で調査を行ってきました。
山中での灯火採集。ガなどが採集されます。 |
高千穂峰山頂には,たくさんの昆虫が吹き上げられます。 |
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ハルゼミやニワハンミョウなど,幼虫の時に地中で過ごしていた昆虫も,厚く積もった火山れきの上で多く見られました。したたかに生き残ったようです。 |
えびの高原では約20年前からシカが増加して,植生が破壊されています。その原因と対策を紹介します。また,霧島で見られる森林性の野鳥についても紹介します。
えびの高原で一時期増加したシカ |
えさやりしないように呼びかける看板 |
水飲み場にやってきたシジュウカラ |
キビタキ(オス) |
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