更新日:2017年1月5日
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秋は紅葉の季節。落葉樹の葉が紅色や黄色,褐色になって落ち,樹木は冬の寒さに耐えます。鹿児島の落葉樹は高い山に生えるブナやカエデだけでなく,平地にはハゼノキやネムノキなどの成長が速いものもあります。本企画展では亜熱帯から冷温帯に見られるかごしまの落葉樹の種類やその特徴,人との関わりなどについて紹介します。
平成26年10月4日(土曜日)~平成26年11月30日(日曜日)9時~17時
10月6日(月曜日),7日(火曜日),14日(火曜日),20日(月曜日),27日(月曜日)
11月4日(火曜日),10日(月曜日),17日(月曜日),25日(火曜日),26日(水曜日)
本館1階企画展示室
無料
鹿児島県内には紫尾山、霧島山,高隅山にブナ林があり,日本の南限地になっています。
紫尾山のブナ林 |
紅葉した高隅山のブナ林 |
谷や川の周辺には,特徴的な落葉樹たちが森をつくっています。
ミチノクフクジュソウはクヌギなどの二次林中に生えています。 |
ヤマシャクヤクは谷の崩壊地に群落をつくっています。 |
地球の長い歴史の中で,屋久島や奄美大島で生き延びたり,独自の進化をして固有種になったものもあります。
ヤマボウシは屋久島が南限です。 |
谷筋では固有種のヤクシマオナガカエデが見られます。 |
自然に芽生えてきたものや,人が植えて増やしたものがあります。
アブラギリは,油を採るために中国から取り入れたものです。 |
ニシキウツギなどのウツギの仲間は人里に多いです。 |
落葉樹の葉を食べる,鹿児島のチョウを紹介します。
オオムラサキ(撮影:田中章氏) |
ウスイロオナガシジミ |
落葉樹を使ったいろいろな文化が発達してきました。
イカ餌木は,クサギなどが使われています。 |
かしわ餅はカシワの葉が使われています。 |
博物館の学芸員が今回の展示にかける想いについて解説し,質問にお答えします。
会場:県立博物館本館1階企画展示室 |
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鹿児島市城山町1-1
FAX:099-223-6080
e-mail:kahaku1@pref.kagoshima.lg.jp
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